2020/03/31

Get Down With The Lockdown 自宅隔離中のエクササイズルーティーン

SNSで東京の人がまだレストランで普通に食事をしているのを見てすごくびっくりしちゃった。バンクーバーでは職場に出勤しているのはessential services(病院関係や警察、スーパーマーケット等)に従事する人のみで、その他の市民は全員自宅から仕事かレイオフです。レストランやカフェは一部テイクアウトのみ営業。学校は閉鎖でオンライン授業に切り替え。生活必需品の買い出しと犬の散歩以外の外出は厳しく制限されていて、同居しているわけではない友人と無駄にたむろしたりしていると最大$1000(10万円)の罰金が課せられる可能性があるそうです。大人しく家にいよう!

わたくしはといいますと11月からほとんど仕事をせずにだいたいこんなような生活をしていたので、特に焦らずいつもの定位置でボーッとしています。唯一の用事であり日課であったジムとヨガは3月16日からクローズしたままで今は家でワークアウトをしている。日本の友達とか、わたしがどれだけ運動を嫌いか知ってる人は冗談かと思うかもしれないけど本当よ!もともとガテン系の仕事で舐められないようにと筋トレ始めたんだけど、運動というのは麻薬のようなもので一度始めたらやめられないのですよ…。おそろしいこっちゃ。

コーチのChromebook先生です
耳が遠いのでBluetoothイヤホンを使います

いや実際は腹筋バキバキに割れてるから!
写真撮るのが下手なだけだから!

狭い自室でドッタンスッタン。リビングやルームメイトの部屋でやればいいんだけど見られると恥ずかしいし途中で話しかけられたりしたら気が散るので今はとりあえずこんなセッティング。ちゃんとヨガウェアに着替えると気分が切り替わる(あとパジャマのままだと多分股が裂ける)。

朝起きたらまずはヨガ。掃除機並にパワフルな呼吸を意識することで全身に酸素を送ります。激しい運動ではないのに身体がすごく温まってじんわり汗が出てくる。YouTubeで無料で見られる動画ではlululemonアンバサダーのAlly Mazさんのクラスがお気に入り。わたしが慣れているヨガのスタイルに一番近いし、本人の声の感じやvibeが良い。ヨガやフィットネスの先生は相性が大事なので直感的に好きだと感じる人に付いていけばいいと思う。

これは基本のVinyasaがきちんとできる人向けの上級ヨガでコアに効く。寝起きにやるにはちょっと激しいんだけど体調が良い日はわたしはこれくらい動きたい。その日の気分やコンディションに合わせて適当に良さそうなものを選ぶ。初心者向けの動画もあるよ。

45 Minute Power Yoga Class with Ally Maz | lululemon

調子が整ったところで軽く腹筋をします。ボディメイク的なエクササイズにはあまり興味なくてひたすら強くなるというのが目標だったんだけど、このChloe Tingさんの見事なボディを見たらやっぱお腹やお尻も一応やっておくかって思った。まるでマンガのキャラクターのようなルックスや動作がキュートで、フィットネス系ユーチューバーの中ではとても人気がある人らしい。

Get Abs in 2 WEEKS | Abs Workout Challenge

朝ごはんを食べる習慣がないので午前中はこのくらいにしておいて、ブランチが消化された頃を見計らって午後の部を開始。わたしは二階に住んでいて下の階のルームメイトに悪いので時間帯に限らずジャンプするような動作はそうでないものに置き換えてます。


ジム行かないとテンション上がらないし会費払ってるから通ってモトとらないとだしでまさか家でワークアウトする日が来るとは思わず、ヨガマット以外何も持ってなかった。マスクをしてCanadian Tire(ホームセンター)へ決死の買い出し。皆考えることは同じらしくトレーニング器具コーナーは売り切れスカスカだった。なんとかお目当てのダンベルと抵抗バンドをゲット。ダンベルはジムのフィットネスクラスで使っていたのと同じ5lbs(2.27kg)と10lbs(4.54kg) の二種を使い分け。

30-Minute Full-Body Strength-Training Workout With Weights

そもそもトレーニングをしている理由は仕事で重いものを持ち上げられるようになるためなので気合い入れていくぞ。Bicepとかtricepとか筋肉の名前は日本語ですらわからないけどなんとなく知ったかぶりでやり過ごしてる…ちゃんと勉強しなさーい!ここで紹介している動画はっていうかわたしの生活はすべて英語です。まあ海外生活が長くなって単に慣れてるからだけど、英語を勉強している人は身の周りのものを全部英語で固めるようにするとけっこう身につくと思うよ。まずはパソコンや携帯電話の設定を英語にするとか、英英辞書を使うとか、ちょっとした調べ物を英語でするとか、エクササイズする時も英語とか…ただし料理はダメ。英語のレシピはいいかげんで全然役に立たないのでたとえ洋食を作るときでも日本語で検索。日本で買った料理本も10冊くらい持っていて家宝にしてる。

あれ?話がズレた。ダンベルのトレーニングをするともうヘトヘトだけど、今度は尻もかまってほしそうにしているので抵抗バンドを使って尻トレ。日本とアメリカは割とオッパイ文化だと思うんだけどカナダとヨーロッパは圧倒的尻文化なので男女ともにやたらと尻を鍛えたがる傾向にあります。ただ痩せているのはダメで明らかにトレーニングの成果であるモリっと筋肉質な尻が理想的。

35 days Booty Challenge With or Without Resistance Bands

気が済んだら最後はクールダウンのストレッチ。

10 min Full Body Cool Down Stretches for Recovery & Flexibility

これだけやっても合計2時間、まだまだ一日は長い。本当はジョギングとかもしたほうがいいとは思うんだけど有酸素運動は本気で嫌いなのでやらない。苦しくて辛いことはしなくていいんだ。よっぽど気が向けば家の周りを少し歩いてみることもあるけど雨だし寒いしコロナ恐いからあんま外出たくない。うちは裏庭が公園のように広いので外の空気を吸いたい時は庭で遊ぶ。

こんな日々がいつまで続くんだろうか。あまり長く続いたらムキムキになって来年に延期された東京オリンピックに出ちゃいそうなんですけど。

未来予想図Ⅱ
(こちらは医師でボディビルダーの袁合荣さんです)

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