バンクーバー在住6年目、世界を股にかけるフリーターちひろうさぎの日記と映画レビュー。

2014/11/30

゜*。初雪。*°

11月29日。どうりで寒いと思ったら今年初めての雪が降った。夜中の2時くらいにカーテンを開けたら積もっていたので雪遊び。ケンカのあとのうつくしい夜。時間よ止まれ。





子供は寝てる時間なのでたぶんバンクーバーの都市部では最速と思われる雪だるまを建設。ぜえぜえ。考えてみたら真面目に雪だるま作ったのなんて初めてで、「雪だるま式」(英語だとsnowball effect)ってこれのことかーと納得。〽ア、do you wanna build a snowman~とな。Frozen(『アナと雪の女王』)って何回も観たけど日本語のは観たことないのでありのーままのーとか知らない。

バンクーバーの冬は雨ばかりで雪は滅多に降らないので、たまに降ると大人も子供も大興奮&大パニックです。東京だと転んでケガ人が出たとか電車が止まったとか会社に遅れちゃうとかニュースになるけど、まさにそういう雰囲気で、でももっとみんなハシャいでるかんじ。ビューティフルとかラブリーとか言って喜んでる人が多い。

セビくんのヒゲが伸びすぎているのは「11月はヒゲを剃るのをやめようキャンペーン」 (Movember もしくは No Shave November )のためです。普段ヒゲや無駄毛の処理に費やしている費用を、ガン治療やその啓蒙活動のために寄付しよう=だから伸ばしっぱなしにしようというチャリティー運動。時差でカナダはいま30日なんですが、明日剃るのかな。

さあ、師走。一年で一番好きな一ヵ月。みんな休暇をとって実家に帰るかバカンスに出るんだけどわたしは今年も日本行けそうにないです。正月レス、もう3回目。年末年始だけは日本恋しいー。こないだFUJIYAで数の子を見つけたので松前漬けを作ってみようかなと思っているよ。

あっという間に今持っているビザの残り期限も半年になってしまいました。さて、今度はどうなるんでしょうかね…。

2014/11/24

Happy Birthday



ちいちゃん、27ちゃいになりましたー!ぱちぱちぱち。彼がお誕生日はなにか美味しいものでも食べに行こうと言ってくれたけど、学生の彼を気遣って市場で豪華食材を仕入れて家でパーティしましょうと提案した。そんで牡蠣とか(また牡蠣か笑)買って帰ったら彼ママと彼ママの彼がごちそう用意して待っててくれたー!手作りケーキも!うれしい、うれしい。お誕生日の神様がなにじんでもいいように英語と日本語で願いをこめてロウソクを吹き消す。フランス語はちょっとまだ勉強中。


おシャンとお花もらったー。お誕生日に必要なアイテム全部そろってアガるー!
大好きなtokidokiのスカーフは自分から自分へのプレゼント。アラサーでもtokidoki収集とウルトラの母ヘアーやめないわよ。

彼と彼の家族にこんなによくしてもらってちょっと恐縮しちゃったけど、きちんとママの目をみて「こんなによくしてもらってありがとう。わたし幸せです」と伝えたらすごくうれしそうな顔をしてくれたから、遠慮なく幸せ受けとることにする。わたしが幸せなことを幸せに思ってくれる人がいる幸せ。

ケーキを食べながら彼の小さい頃の写真を見せてもらった。彼の幼馴染たちも、こないだ会った親戚一同の皆さまも若くて、でも顔そのまんまで笑っちゃった。その頃は何千マイルも離れてたのに今はこうして一緒にいられるの、不思議ね。わたしはSNSに載せたもの以外の写真は一枚も持ってない。家を出る時に持って行こうか迷ったけど、振り返らないで新しい自分になろうと思ってやめたの。過去を無視していいわけなんかないけど、進まなきゃいけないときは進まなきゃいけないから。


年をとるのは楽しいことだ。自分で自分の運命が変えられるなんて、こんなに素敵なことはない。大人になれて本当によかった。どんどん自由になって、これからもっともっと楽しいことが起こせる予感がする。30になっても40になってもわたしは楽しいことしかいたしません。

こちら副賞のモリンガ(健康食品)になります

2014/11/17

Cinema Review: Nymphomaniac (2013)


 Nymphomaniac vol.1/vol.2 (2013) vol.2 日本公開中 日本版公式サイト imdb 予告編


雪の舞う暗い裏路地に女が倒れている。服は汚れ、血を流しているようだ。「救急車を呼びましょうか?」通りがかった初老の男が尋ねる。「いいえ、大丈夫です。お茶を一杯ください…」「路上でお茶を出せませんよ。うちにおいでなさい。ちょうどさっきケーキも買ったところなんだ。」

「それで、いったい何があったんです?」疲弊した女は静かに口を開く。「I'm just a bad human being. わたしは悪い人間なんです」


こうして始まった二人の対話形式でNymphomania=色情狂という十字架を背負った女性・ジョーの受難の半生が回想される。各二時間の二本構成、八章四時間。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『アンチクライスト』のラース・フォン・トリアー監督だから、あのノリで四時間…と覚悟したが(しかも二人の喋り方がボソボソして退屈)、「そんでそんで?次はどうなった?」とすっかり引き込まれてしまった。明らかに狙って仕掛けてきているシュールな笑いと、映像効果と、意表をついた選曲が楽しい。語り手ジョーは淡々と語り、本の虫である聞き手セリグマンは神話学、音楽、美学のウンチクを参照しながら彼女の闇を探検する。


ジョーはセックスを知る前からオーガズム体験にとり憑かれ、15で初体験を済ませてからは数え切れない程の男と寝るようになった。思考や感情は死んで、快楽のためだけに身体が動いてしまう。こんなテーマだからもちろんR18指定で、日本公開版ではモザイクがかかっていたらしい。ジョーを演じるのは言わずもがなセルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘のシャルロット・ゲンズブール。回想の中の若いジョー役にはモデルでこれが映画デビューとなるステイシー・マーティンが大抜擢された。二人ともオッパイも性器も出しまくってるが、そういったシーンは別撮り吹き替えで、プロのポルノ役者が演じている(チッ)。この映画にポルノ要素を期待するのも(そんな人いないか)ポルノ要素のせいで敬遠するのも間違いで、モザイクをかけるのもお門違いだ。セリグマンを演じたステラン・スカルスガルドはこう発言している。「ポルノというのは人を欲情させる目的で作られたもので、まあ早い話が自慰したくなる対象だ。それなら『ニンフォマニアック』はポルノとしては出来が悪すぎる。」


セックスが大好きなのは食べるのや寝るのが大好きなのと同じでまったく自然なことだ。食べ物にさして関心がない人やあまり寝ないでも平気な人がいるのと同じで、セックスに興味がない人がいてもこれも別に不思議ではない。欲情のスイッチが「普通でない」人もいる。いずれにせよ自らのセクシャリティを飼い慣らし、仕切られたベッドルームに留めておける限りは「普通」と呼べるだろう。しかし平穏な生活を脅かすような特殊な性癖、とくに禁じられた性癖を持って生まれた人間は想像を絶する孤独を背負って生きる。映画の中のジョーは明らかに異常で、彼女にとってのセックスはドラッグそのものだ。ただセックスが好きなのとはわけが違くて、抗うことのできない強烈な欲望に振り回され他人や自分の人生を壊してしまう。快楽より苦悩のほうが大きく育っても止められない。コメディ要素と、探求というニュアンスの強いvol.1では笑って見ていられたけど、はっきりと破滅へと向かうvol.2は目を背けたくなるほど痛々しかった。そんなvol.2が断然好き。

ジョーは物語の終わりに「ありがとう、最初の友達セリグマン」と言うが、彼女にはかつてBという幼なじみがいた。性の芽生えを共有したヤリマン仲間だったが、彼女は誰かを本当に愛したことをきっかけに'引退'してしまった。「あんたセックスのこと全部知ってるつもりでいるの?セックスの秘密の材料は愛なのよ。」ジョーもやがて恋をするが、性と愛の折り合いをつけることができず激しく苦悩する。


『ニンフォマニック』と同じくセックス依存症を扱っている、と言われている映画に『SHAME』がある。やっぱり日本公開版はモザイク入りで、こちらはNYに住むリッチな独身サラリーマンが主人公だ。ポルノサイトを閲覧したり、頻繁に自慰をしたり、時々はナンパでヤレちゃったり、お金でセックスを買ったり、はっきり言って彼の性生活は普通すぎるほど普通なのだが、その全てがネガティブな感情に結びつき心を蝕んでいくという点で病的だ。(そういえば依存症のせいでまともな仕事もできないジョーがセックスでお金を得るという発想に至らなかったのはどうしてだろう。)さらに彼はセックスと恋愛を結び付けられず、感情を持ってしまった時点でセックスができなくなってしまう。愛のないセックスを汚らわしいと思う者がいる一方で、セックスに愛という不純物を持ち込めない者もいる。理由はさまざまだけれど。

いつか欲望が満たされる日はくるのだろうか?「Fill all my holes. わたしの穴を全部満たしてよ。」せつない言葉だ。ウディ・アレンは「人生の空虚な部分をオーガズムで埋めようと思うと大変だ」と言ってたっけ。

もう少しで消えそうだった心の中のシミが浮き出てきて、観た後何日も自分の感情と戦う羽目になった。獣は死んだわけじゃない。今は大人しくしているだけだ。

2014/11/02

Halloween 2014

おととし



去年

と、なかなかの気合で臨んだハロウィンですが、今年はとにかくお金がないのと若干飽きちゃった感があり、何もしないつもりでいました。しかし案の定直前になって何かしたくなり、急遽適当な衣装を見繕うことに。こうなることはわかりきっていた!

パーティ第一弾はMasquerade ball。ハロウィン本番の前々週くらいからあちこちで行われる、仮装よりお手軽な仮面舞踏会ね。某日某所、愉快な仲間勢ぞろいで参加。やっぱり大人数で夜遊びはアガるー。フェティッシュ系のイベントだと聞いていたのでコスチュームは!裸!


行くとか行かないとかウダウダしてて時間がなさすぎた。あちこちに頼んでなんとか全員分チケットおさえてもらって、みんなでMain streetの仮面屋にひとっ走りして仮面買って。5分でタクシーが迎えに来るとか言うから慌ててノーメイクに仮面つけて、プライドのチュチュをひっぱり出してきて、上半身は着るものがなかったので素肌にファーのコートだけ羽織って行った。セビくんはこないだ買ったエロ衣装をデビューさせてごきげん。一緒に行ったルームメイトや友達らは若干引いてたけど会場着いたら他にも裸の人いーっぱいいて馴染んだ笑。

画像掲載了承済み。



※ヌーディストビーチと同じで、撮影ポリシーは厳しいです。

日本のデパートメントHに近い雰囲気ね。こういうところに来るのはスマートな遊び方を知っている真の変態紳士淑女なので裸で踊ってても安全なの。そりゃわたしだってそこらのクラブでいきなり脱いだりしないよ笑!全然セクシーじゃない着衣でも突然身体を触られたり強引にナンパされるクラブが多いのを考えるとこれがどれだけすごい環境かわかる。公民館まるごと貸切のセッティングやエリアごとにジャンルの異なる音楽もさることながら、とにかくオーディエンスが最高!オシャレで楽しくてフレンドリーで、respectfulでawesomeな人たち。みんなのコスチュームすっごかったんだけど、やっぱり露出してる人が多いので写真は撮れなかった。それがマナーだから。わたし的ベストドレッサーは、朝ごはんのコスプレの人。ブラは目玉焼きでできていて、スカートはベーコン、ブーツにシリアルの箱を履いていて、アップにした髪はスタバのカップに巻きついてるの。そこからコーヒーが顔面に滴ってダークブラウンのメイクアップに続いている、というお見事なアイデア。どんなコスチュームもやっぱり手作りにはかなわないね。ステージではボディペイントのコンテストをやっていて幻想的。
途中誰かが火災報知機を作動させて消防車が出動するというハプニングが発生するも、譲り合いの精神で極端な混乱もなくパーティは再開されました。夢みたいに素敵なひとときだった。

さて、パーティ第二弾はハロウィンパーティ。今年のハロウィンはバッチリ金曜日。クラブのチケットなんかは早いうちから売り切れちゃってたんじゃないかな。わたしたちは最近仲良くさせてもらってるパフォーマーのバーンズ・ザ・ドラゴンくんのお宅、ドラゴン城のハウスパーティにお邪魔ー。の前にセビくんちでゆるゆる支度。軒先に小さいカボチャを置いておいたら本当にコスプレ子供がいっぱい来たよ!Trick or Treat言うて!映画の中だけじゃないんだね。もうかわいくてかわいくて、セビくんに「子供が欲しい(直球)」と言ったら「あと五年待って」と言われた。ちーん。

mon amour 


そういえば彼のママはプロのメイクアップアーティストなのであった。わたしはマスクするのでメイクは適当。今年のコスチュームはこれ!



NINJAタートルズのミケランジェロらしいです(見たことないから知らん)。Value Villageが混みすぎてて、一番手前にあったやつを手にとってレジ直行。あんまり気に入らなくて「どうしてもっと早く準備しなかったんだ」とウジウジしてたけど実際着てみたらまあまあかわいかったので結果オーライか。脚が寒々しいと思って買い足した網タイツがブラックライトで光って大正解。

何故か知らない女の子に足マッサージされてる笑

KABUKIスタイルで現れた彼の友達のスティーブンくん。
「ぼくだよ、スティーブンだよ!」と言われるまで誰かわからなかった

宴もたけなわ

モニターで流れているのはカリガリ博士。
趣味いいなあ

もりもり踊ったり、しっぽり話しこんだり、彼が酔っ払ったときにタバコを吸うのがイヤだと言い続けてるのにやめてくれないから喧嘩になったり、愉快な夜。またまたbizarreでawesomeな人々に囲まれて、いっぱい笑ってハッピー!

ところで、カナダでは基本的に個人でやる花火は禁止で、年に一度ハロウィンの日にだけ楽しむことができます(要許可証)。なので一晩中鳴り止みません。これがまた風情があっていいのよ。

まだエロ下着きてる…

翌日は二人ともがっつり二日酔いで、一緒にスムージーを作って労わりあいました。そして酒飲みました。その日、近い将来お酒をやめるかもしれないなーとなんとなく思った。友達が聞いたらびっくりすると思うけど…。恋も、パーティもお酒も、20代でしっかりハジけられたから、卒業も早いのかもしれないね。いや、まだ卒業しないけどね。

ハロウィンが終わったらすぐにお誕生日、そんでクリスマス、そんでお正月です。パーティシーズンを駆け抜けるわたしの身体、あと少しがんばってくれ!

2014/10/27

chihiro's noodle house 麺類が好き

むかしバンクーバーに実在したフォー屋。笑

今朝の最低気温は9度。すでにダウンコート着てます。毎年冬になると寒すぎてあたたかい麺類以外食べられなくなる。一番簡単なのはスープパスタ。ベーコンと玉ねぎはマストで、あとはセロリ、じゃがいも、にんじんキャベツなど冷蔵庫にある野菜をオリーブオイルでさっと炒めたものにお水と鶏がらスープの素、ローリエを加えスープを作ったら、別ゆでしたパスタにかけるだけ。粗挽き黒胡椒と追いオリーブで白ワインがすすみます(結局酒と合うかどうかが大事)。そうだ、ここにブルーチーズを溶かしながら食べたらどうかな?昔バイトしてたお店の味がすごく恋しい。お料理してるといつも思い出すのに、ちっともその味に近づけないの。

去年の年越しそば。

冷凍の讃岐うどんは5個入りで一番安いと$2.99くらいで見つかります。さすがバンクーバーは日本人が多いのでめんつゆも簡単に手に入る。しかし具のバリエーションが意外と思いつかなくて結局いつもかきあげもどきか鶏肉。きつねうどんのおあげさんが結構高くてねー。5個くらい入って$3.99だったら多分買うのに$4.99なんだもん。高いよ。けちけち。前はカレーうどんやキムチチゲうどんもよくやったんだけど最近は年を取ったせいかコッテリしたものがダメになりました。


蕎麦は冷たいほうがうまい。夏さんざん食べたっけ。納豆とろろオクラ卵黄が定番だったんだけどもしかしたら山芋のアレルギーかもしれなくてやめた。めんつゆはオリーブオイルと混ぜてドレッシングにして、そばサラダ的に和えるのが好き。


↑これは最近お気に入りのフォー。rice noodleの乾麺をお湯で戻して使います。スープは鶏がらスープの素、酒、なんとなくみりん、なんとなく醤油、そして仕上げにナンプラー(英語ではFish Sauceという)で適当に。パクチー(Cilantro)はこっちで買うとすごく安くて「ほうれん草?!」ってくらいのボリュームの一把が80セントくらいで買えるので腐る前に容赦なく乗せ。他に具は蒸し鶏(Phở gà)や冷凍で売っているベトナムのビーフつみれ(Phở Bò Viên)、ねぎ、生のもやしにほぼ生の玉ねぎ、ライムなど。シャキシャキした野菜ならなんでもよし。昔二日酔いの時にしょっちゅう食べに行ってたけど今は自分で作っちゃう。体調が悪いときはしょうがもたっぷり投入すると身体が温まります。カナダ人にもウケが良くて彼に作ったら喜んでた。青唐辛子やホットソースはお好みで。

まあこんな簡単な麺類をドヤ顔で語るのもどうかと思いますが、今回本当にご紹介したかった本題はこれ!
デイリーポータルZ: 重曹でパスタがラーメンになる

ネットでこんな記事を見つけたので半信半疑で試してみた。ラーメンの麺(冷凍生めん)は中国、韓国、日本スーパーでたまに買うんだけど、輸入なので多少値が張る上に食べたい時に限って冷凍庫に切らしていたりするのよね。詳しくはリンク先を読んでいただくとして、作り方は簡単。沸騰したお湯にスプーン一杯の重曹を入れてあとは普通にパスタを茹でる。前間違って買っちゃった細めんパスタが輝く時がついにやってきた!


びっくりするくらい泡が出ます。イタリア出身のMr.パスタが海を越えて中華麺にトランスフォーミング!


ざるに上げてみる。うお!黄色くなった!重曹マジックをもってしてもさすがにストレート麺をちぢれ麺に変えることはできないようだが、味見してみると風味や食感は非常に中華麺に近いです。中華麺を中華麺たらしめているものとはいったい何なのかとしばし考え込む…。

スープはごま油を熱ししょうが、にんにく、ネギの香りを立て、お水と鶏がらスープの素、酒となんとなくみりん、なんとなく醤油で作ります。こないだT&Tで買ったプリプリ海老ワンタンを加えてワンタン麺!


青菜がなかったのでまたパクチー on top。あ、白髪ネギにすればよかったのか?黒胡椒たっぷりで咳き込みながら頂きます。目を閉じて「これはラーメンだ、なんでもない中華料理屋のなんでもない中華そばだ…」と念じるとたしかにラーメンの味がします。日本にいる人は普通にラーメン食べればいいんだけど、海外在住者には目からウロコの素敵テクなのでどうしても伝えておきたかった。


てかわたし鶏がらスープの素好きすぎ。本当にお料理好きな人には邪道と言われそうだけど、便利なのでついつい。スープやお粥はもちろんオムレツやパスタ、炒め物にも。対照的に日本から持ってきたかつおだしや昆布だしはあまり出番がないです。


この前ブログを始めて初めて日本人のかわいいお嬢さんに「もしかしてchihiroさんですか?ブログ読んでます!」と声をかけられた。わーい。
あとこの前ぼんやりダウンタウンを歩いていたらダライ・ラマ14世に会った。あまりのオーラにとてもじゃないけど写メなんか撮れず、自然と手を合わせてしまいましたよ、ナムナム。

では、またね。次回はハロウィン後くらいの更新になると思います。

2014/10/15

Here comes Girls 祝!Girls日本で放映決定

大好きなドラマ、Girlsがついに日本のスターチャンネルで放映開始!わーんうれしいなあ!初回は10月15日。見逃した人もケーブルテレビに入っていない人も期間限定で11月7日までBRILLIANT CINEMA CLUBにて会員登録すると第三話までの吹き替え版が無料で見られちゃいます。みんなでハマろうぜー!友情、音楽、ファッション、○○系女子的カテゴライズなど、ありがちな女子ドラマキーワーズが登場しますが、そういうのが苦手な人にも、もちろん男性にも「刺さる」素晴らしい作品です。こんな時代に20代を生きるのって、なかなかしんどい。

ちひろうさぎによるGirlsレビューはこちら→シーズン1 シーズン2

Girlsをつくったのはシーズン1開始当時弱冠25歳だったレナ・ダナム(本当はリーナ・ダナムと発音する)。NY出身、大学ではクリエイティブ・ライティングを学び、短編映画などを撮っていたところコメディ界の大物ジャド・アパトウに見出され、アメリカ大手ケーブルテレビ局HBOの連続ドラマ枠を獲得。自ら監督脚本主演をこなし一躍時代の人となった。


この大役を任された頃に書き始めたという彼女の初めてのエッセイ本、Not That Kind of Girlが9月30日に発売されました。もちろんゲットだぜ!


一部をNewYork Timesのサイトで読むことができます こちら
70年代風の装丁がかわいい。'A young woman tells you what she's "leaned"'=とある若い女子がこれまで「学んだ」こと教えます(このかぎカッコが大事)、という副題の通り、レナが自らの経験を基に同世代の女の子たちに生きるヒントを与えるというコンセプト。まだ少ししか読んでないけど、レナは思った以上にハンナ(『Girls』)なんだなあ。シーズン2に出てくるOCD(強迫性障害)との付き合いや、男の子に大切にしてもらえなかった惨めな気持ち、元カレがゲイになった話や、インターンでセクハラを受けたこと。ハンナが創作した短編の「メル友が死んだ話」も実話。シーズン2の「わたしがみんなの代わりに身体張って失敗してあげる」っていうのはレナ自身の宣言だったみたい。


自らの太っちょボディのことも。Girls開始当初からさんざん「デブだ」「デブなのになんで脱ぐんだ」と言われてきたけど、別にそんなに太ってるとは思わないし、人間裸になるのは当たり前のことだとわたしは思う。ただ「メディアに登場するにふさわしい裸体」の基準と違うというだけでアメリカ人が過剰反応してるのね(ちなみにヨーロッパでは軒並み『リアルでイイネ』という評価らしい)。それからもちろん仕事の話も。ハリウッドで女性が成功することの難しさ。なんとかして有名になれた理由を見つけようとする人たち(「プロデューサーと寝た」「親のコネ」などなど)。ここまで書いてわかるように、レナ・ダナムはフェミニズム論争の格好の的なのだ。シーズン1第3話でジェッサを激怒させるListen Ladiesや、Not That Kind of Girlの序章で「この本の元ネタ」と紹介されるHaving it All。女性が声をあげることはそれ自体特別な意味を帯びる。女性が女性に「指南」するのはどうにもウザイが、レナはそれを百も承知の上で「本を書くことで誰かが共感してくれたら自分がひとりじゃないって思える、そういう個人的な試みでもあるかな」と言う。この本でもGirlsでも、レナはかっこ悪い自分を隠さない。欠けたところを補って理想の自分に近づくのって、疲れちゃう。実際は誰もがもがき、苦しみ、恥をかき、それをどうにか消化して生きるしかない。今までのどんなドラマとも違う等身大のアンチ・サクセスストーリー、ぜひ多くの人に見てもらいたいです(広報部か)。

2014/10/14

Happy Thanksgiving 感謝祭2014

今年のカナダのThanksgivingは10月13日。(アメリカと日にちが違うんだって。知らなかった。)実家に帰って家族でターキーを食べる三連休です。晩餐のメニューはクリスマスとすごく似てて、てか同じで、もうクリスマスも近いのになんで似たようなことをやるのかは知らないけど、まあとにかく外人は家族で集まるイベントが好きなんだわ。わたしはもちろんシェアハウス家族と過ごしました。ルームメイトらや友達は独身の移民がほとんどなのでみな参加。

連休初日はセビくんとグランビルアイランドでお買い物ツアー、のはずがうっかり酒飲みツアーへ。



1494 Old Bridge Road Granville Isl, Vancouver 
(604) 558-1998

ピカピカの醸造施設を眺めながらミニバーで本格カクテルを楽しめるすてきなお店。ここでマティーニからスタートして、Granville Island Brewingに移動してビール試飲。できたてのビールを買って丘の上で乾杯(するのは本当は禁止です)。セビくんはいちいちお店の人に絡むのでお酒の製法や味の特徴などいろんなお話が聞けて楽しかった。いつものことながらバンクーバーの人々はフレンドリーで最高。みんな超優しい。海を眺めながら「うちホンマにバンクーバーが好きやねん、帰る場所なんかここしかないねん」と話していたらなんだか涙が出ちゃった(酔っ払っている)。

のんびりしすぎて閉店ギリギリになっちゃったけど、なんとかThe Lobster Manで牡蠣を買うという目的は達成。酔っ払っていたので写真撮り忘れ。噂には聞いていたけどここいいお店!殻つき生牡蠣が一個1ドルから。15個レジに持っていったら「あと2個足すと安くなるよ」と言われ、17個買って16ドルちょっと。安っ!KFCより安いんだからもっと気軽に買いに来なくちゃ。家に帰って白ワインとともに即効試食。文句なしにおいひー!残りの牡蠣さんたちは濡らした新聞紙にくるんで月曜の出番を待ってもらいます。そっからドレスに着替えてお料理上手なミッチェル君の家でパーティ。肉だの甘味だの、つぎつぎ何かが焼き上がってくるー。

この写真撮ったのとか全然覚えてないし…

なんと昼間グランビルアイランドでランダムにお話した通行人と再会。狭い!なぜか日本人がけっこう来てて、わたしはずっと日本語喋れないフリ。せっかくパーティなのに日本人同士固まって日本語ばかり話してる人って絶対友達になりたくないもん。宴もたけなわ、飲みすぎたわたしはセビくんの局部を執拗に触るなど大暴れしたため、空気を読んだセビくんに帰宅させられるというアクシデント発生。盛り上がってるのになぜ帰らなきゃいけないのかと彼にマジ切れ。ああ思い出すと恥ずかしい…。

翌日はちゃんと仲直りしバリバリの二日酔いのまま午後からバイト。サンクスギビング当日の月曜も夕方までバイト。働きマン。国民の祝日に働く場合は時給1.5倍と法律で定められているのでおいしい。しかも国民の祝日は家族や友人と家の中で過ごす日と決まっているので飲食店なんかはめちゃくちゃヒマです。日本とは休日の文化が違うね。

バイトから帰ったらディナーは最終仕上げの段階。フランスの男子たちが前日からがんばってくれました。ありがとーう!わたしは仕事でお料理に参加できなかったので、パカっと開けるだけで準備完了の牡蠣を差し入れすることにしたのでした。カットレモンのほかにエシャロットビネガー(エシャロット+赤ワインビネガー+いい塩)も添えた。これがフランス流なのよ!おほほ!


わいわいわい!たのしい、うれしい。思ったより牡蠣が好評でよかった。苦手な人もいるかと思ったから…もっとたくさん買ってもよかったな。前菜は他に生ハムメロンやパテ、サラダなどをいただきました。しゃれてるゥ!


こちらが主役のターキーさま!ツヤツヤして神々しい!おなかに入っているスタッフィング(詰め物)は野菜、果物、チョリソー、あとは酔っ払って忘れた、などを混ぜたものらしいです。グレービーとマッシュポテトはマストでしょ。えっ、クランベリーソースは忘れたの?好きなのにー。お肉はジューシーで文句なし。インゲンをベーコンで巻いたものもすごく美味しかった。


大人11人でも食べきれず、残った分は朝ごはんにサンドウィッチにしたり弁当箱に詰めてランチにしたりー。





例のヘリウム娘もいます
ハッピー!
みんな意識的に温かく楽しい雰囲気にしようと話題を選んでいるのがわかって、すごく大人だなと思った。わたしもこの日は大人だったよ。お食事のあとはリビングに移動してアイスクリームやパイを食べながら映画を観て自然にウトウト。幸せー。事件(泥酔)もあったけど、美味しくて楽しくてうれしい週末を過ごしました。

人と人との関係は変わっていくけど…わたしの心の拠点はやっぱり変わらずこの家にある。再会を祈りつつ、今ある関係に感謝。変わってしまう前にちゃんと愛さなくちゃ。

ちょっと食べた以外はずっとテディベアと一緒に寝てたルームメイトのカルロスくん。