バンクーバー在住6年目、世界を股にかけるフリーターちひろうさぎの日記と映画レビュー。

2013/01/14

バッドエンド

ワークビザ取得の話は全て白紙になりました。同僚が自殺未遂したのはこのせいだったと思われます。わたしも衝動的に「あ、死のう」って思ったけど「死ぬ前にビールは飲まなければ」と思って家に帰ったらルームメイトたちがいつもどおり迎えてくれて、死ぬのやめた。今はみんなが集合してわたしが部屋にこもらないように見張ってくれてます。(死ぬ死ぬ詐欺)
            
ビザが出ないくらいで生きるの死ぬのって大げさだと思われるかもしれないけど、わたしたちにとっては人生の問題なのです。薄給激務、理不尽な経営方針にもメゲずまじめに働いてきた一年も、いついい返事をもらえるかとワクワクしてきた時間も全部無駄だったってことだしね。いかに自分が世間知らずかと思い知らされました。全て信じる人間を間違えた自分の責任です。唯一の取り柄だった自分の真面目さも全て裏目に出た。真面目に生きたり、誰かを信じるほど馬鹿らしいことがこの世にあるでしょうか?

死ななければ明後日の便で帰国する予定です。帰る家はバンクーバーのこの家以外何処にもないです。お金もないです。まだ信じることがやめられない自分の図々しさが憎いです。      

2013/01/07

夢の終わり (バカヤロー、まだ始まっちゃいねえよ)

上司であり一緒にワーホリビザを伸ばそうとがんばってきた戦友でもあり飲み仲間でもある女の子が職場で自殺未遂を図ったというショッキングな報せを受けました。左腕は手首から肩にかけて切ってあり、業務用の強力洗剤を飲んでもいたようです。クリスマスの里帰りから戻ったばかりなのに、急遽ご両親が母国から迎えに来るそう。わたしが帰国する前にまた一緒にべろんべろんに酔っ払おうねって言ってたのに、こんなのってないや。

わたしも日本に帰ってからその先のことがまったく見えず、「もしビザが取れなかったらもう死ぬしかない」なんて言ってたけど、そんな面白くもない冗談はもうやめる。生きてればきっと、何とかならないことなんかない。死んじゃだめだ。

1月16日バンクーバー発の便で帰国します。日本でビザの申請結果待ちをするのですが、帰って来られるかどうかはわかりません。あと9日で全てが終わる。

いや!わたしは必ず帰って来ます!いつだってわたしはありえないほどラッキーなんだから。泣いても笑ってもあと9日、せっかくだから笑っていたい。と書いているそばから涙が。。。

2013/01/03

二人きりのクラブ・パーティ

FBやTwitterで次々流れてくるおせち画像のせいか、渡加以来初のホームシックに見舞われました。前回の記事でも触れたけど、こっちではお正月にごちそうを食べる習慣がないのよね。もうクリスマスに済ませちゃってるので。ここ数年はお正月に家族と「もう当分蟹はいいや…」というほどの量の蟹を食べるのが正月の恒例行事となっていたので、食べないとどうにもこうにも年明けたって感じがしないよー。と言ったら彼が買ってくれました。わーい!



Yat Ming Seafood Market
670 Kingsway Vancouver BC
営業時間 月~日 11:00-7:00


彼の家の近所なのだ。活きた蟹はT&Tや普通のスーパー、魚屋などいろんなところで買えると思うんですがここは専門店。ぐるっと四方を囲む生簀の中に蟹やロブスターや海老がたくさん!値段は量り売り、大きな蟹(品種不明)3杯で50ドルくらいでした。安いのか高いのかわからん。思ったより高い。元気な中国系のおばちゃんがここでカットしてあげようかと聞いてくれたんだけどなんとなく生きたまま持って帰りたくてノーサンキュ。 Annie Hallのこのシーンを再現したかったのもあり。









「すまんな、相棒」とかなんとか話しかけてる彼。ねえねえ、ところでこのモミアゲどう思う?彼だけじゃなくてニコ(ルームメイト)とかもこの直角モミアゲで、「ああ美容室で失敗されちゃってかわいそう」と思ってたんだけど美容室行くたびこうなってるからこっちではこれが普通みたい。うちの彼はともかくとしてニコはサイドにEXILEのようにそりこみを入れたりしていてけっこうオシャレに気を使っているはずなんだけど何故かモミアゲは直角なの。悲しい。

わんこがすごい恐がってた

逃げ出そうとする蟹
巨大な鍋に湯をわかして生贄の蟹たちを投入。。。15分ほど茹でた。ここから興奮しすぎて写真撮ってないんですが、彼が流水で蟹味噌をシンクにさっさと流したので普段温厚なわたしもさすがにマジギレ。2匹目から「一滴もこぼすな!」とか言ってスプーンですくって食べたら彼が「うわあああああ内臓食べてる!キモイ!キモイ!」と大爆笑してたけど蟹味噌おいしかったので動じませんでした。騒ぎを聞きつけて出てきた彼ママも超ウケてた。蟹味噌食べただけで家族に暖かい笑いを届けられたので満足。


さて、蟹の身のほうなんですが、まずは何もつけずに素材の味を楽しみましょう!これが…ん、んんん!そんなにおいしくない!笑。なんか蟹の味があんまりしないんだよね。ガーリックバターソースにつけると超おいしかった。つまりガーリックバターソースがおいしかった。やっぱり彼はお料理が上手だ。蟹を食べると無口になるのは世界共通なので黙々と平らげましたとさ。おわり。


おせち食べたい。。。シュン

ゆく年くる年

Happy New Year!!! バンクーバーから新年のご挨拶を申し上げます。
クリスマス休暇の同僚をカバーした殺人的スケジュールも一段落し、穏やかに新年を迎えました。こちらではクリスマスとお正月(正確に言うと大晦日)の扱いが日本と間逆なの。クリスマスは実家で家族や親戚が集まりおいしいものでも食べて、大晦日は友達と大パーティ、という具合に。とはいえシェアハウスのメンバーや友達は移民組が多いのでどちらもパーティ三昧でした。

クリスマスイブはうちで晩餐会!

わくわく わくわく

うちでは料理は男子の仕事なのです
数日前積もった雪に刺しておいた巨大シャンパンを抜栓。
この日はルイの誕生日だったのだ

みんなで輪になって乾杯のスピーチ。




 テーブルに載りきらないごちそうたち!写真撮るの忘れちゃったけどほかにキッシュやグラタンなど、みんなでシェアできるオーブン料理でおなかも気持ちも満足。この日のメインはミートローフでした。ターキーディナーはこの前の週末に終わっちゃったみたい。がーん。彼の家にいたから食べ逃してしまった。。。ミートローフ美味しかったからいいけど。そして1年ぶりの生牡蠣が美味しくて美味しくて泣きそうになった。お刺身恋しいな。デザートはフレーバーの違う数種のメレンゲなどをいただきました。全部手作りなの。お料理男子すごい。

何着ようか迷って結局パジャマのまま。
プレゼントを待ってる子供風。

この後家族ディナーを終えた彼と合流、ぼちぼち酔っ払ってハシャギすぎなパーティをサクっと抜け彼の家へー。彼のお兄ちゃんカップルと一緒にしっぽり飲みなおし。暖炉でマシュマロを焼いたりしてカナダらしいクリスマスを過ごしたよん。


クリスマスプレゼントは絶対25日の朝に開封しなきゃダメなの。「これちょっと早いけど」とか「遅くなったけど」とかはナシの方向で。ポメグランテ(ざくろ)ジュースとシャンパンを割ったものを飲みながら彼とプレゼント交換。わたしはリクエストしたドラマGIRLSのDVDと、バス用品とかいろいろもらった。わたしからはマネークリップをあげました。ずいぶん前に財布を無くしてからポケットに裸のまま入れたお札やカードをぼろんぼろん落としていたので。もう無くさないでね!

こちらの文化でクリスマスがいかに大切なものか少しわかった気がした2日間でした。大好きな人たちとおいしいもの食べて飲んで笑顔いっぱいの温かいクリスマス!彼も「クリスマスを一緒に過ごすことができて本当にうれしい。たぶんちいにはちょっと想像できないかもしれないくらい、ぼくにとってはすごく意味のある事なんだ」と言ってくれた。ひゅーひゅー!


New years eveは友達の家でパーティ。ドレスコードはズバリ正装、プラス、イカれたアクセサリー。彼がネクタイを持ってないというので大晦日にあわてて買いに行ったよ。ネクタイってふんどしみたいであんまり好きじゃないのでボウタイを強引に勧めて買わせました。怪訝な顔をしつつわたしに逆らえない彼。YouTubeで結び方調べて、完成した図がこちら。



がーーん!!!べつにウケを狙おうとしたわけじゃなく素直にかっこいいと思ったんだがピーウィー・ハーマンになってしもうた。。。すまん、恋人よ。
どうでもいいけどわたし男の子の怪訝そうな顔、もしくは嫌がってる顔が大好きなんです。怪訝フェチ。はい、どうでもいいですね。

薬指がおめかししてる
大晦日の夕方以降はTranslinkの計らいで電車、バス、フェリー全部運賃無料でした。最終便も普段より遅くなっていたみたい。よ、太っ腹。家で軽く飲んでから一駅離れたピュリック家へ電車移動。

乾杯!

実物はもっといいんだよ!
二人とも写真うつりが異様に悪いんだよ(必死)


今まで特に興味なかったが、やはりスーツ男子はかっこいい。

慣れないスーツがよっぽどうれしいのか、朝からずっとスーツでソワソワしていたルームメイト。
パーティ夜からなのに。かわいい笑



ここで再確認しておくと、 ドレスコードは正装とへんなアクセサリー。わたしはお気に入りの紺色のミニドレスで正装はクリアしたのですが、ちょっとへんなサングラスをかけると前が見えないため早々に外してしまったよ。ヘン度足りなかったなあ、と反省。わたしとしたことが!

ルイの頭上のカメラは実際に稼動する。ニコールが持っているトカゲの干物www
もはやアクセサリーではない!笑

一番イケてると思ったアクセ。
あっという間にカウントダウン。すっかり酔ってご機嫌のわたしは周囲の人に愛してる愛してると言いまくり、「ほら、あんたも今年のうちに隣の人に愛を伝えなさい」とか無茶ぶりしていた。酔うと人を褒めちぎるわたし、酒癖よすぎ。


0:00ちょうど、みんなにハグ&キス。一年でもっとも好きな瞬間。

Hello 2013!!!!

家の中で花火するな!笑

酔って頭にネクタイを巻くのは世界共通だということに大変驚いた


宴もたけなわ

はい、わたしパンツが見えています
チークタイム

潰れた人々
 飲みすぎプラス新年のハイテンションでマシンガンのように喋りすぎ反省。。。家に帰ってからもカウチで眠る人々の顔を叩きながら「起きろ!起きて何か面白いことしろ」と叫ぶなど大暴れ。微妙に覚えているだけに後から考えると恥ずかしくて死にたくなる。ロレツも回ってなかったし。でも次の日職場のオーナーから電話かかってきて、オーナー補佐(同い年くらいの女の子。たまに一緒に遊ぶ)が出勤してこないんだけどどこにいるか知らないかと聞かれ、後から話を聞いたらカウントダウンでハシャぎすぎて病院だか警察だかにいたらしい。少なくともわたしは無事帰宅できたんだからまあ、いいよね?ほったらかしにしておいた彼も「大丈夫、大丈夫。酔っ払った君も好きだよ」って言うし。ははは。2013年も飲むぞーーーー!


わたしのことを知ってる人の一人もいないこの街にたったひとりでやってきた時は、一年後こんなにたくさんの大切な人たちに囲まれているんなんて想像もしなかった。もうカナダを去ってしまった友達もいるけど。。。2012年は今までにないくらい友達の大切さを実感させられた年でした。送別会を開いてくれたり、空港まで送ってくれたり、手紙やメールや救援物資を送ってくれた日本の友達。カタコト英語のわたしをどこにでも連れ出してくれたカナダの友達。本当のきょうだいみたいなルームメイトたち。自分勝手な自分自身が恥ずかしくなるほど良くしてもらった。2013年は自由の代償を支払う厳しい年になりそうなのですが、周囲の人への感謝を忘れず、決して一人じゃない事を自信にして生きていこうとおもいます。おっ、きれいにまとめた。今年もchihirousagiをよろしくおねがいします!