バンクーバー在住6年目、世界を股にかけるフリーターちひろうさぎの日記と映画レビュー。

2014/10/27

chihiro's noodle house 麺類が好き

むかしバンクーバーに実在したフォー屋。笑

今朝の最低気温は9度。すでにダウンコート着てます。毎年冬になると寒すぎてあたたかい麺類以外食べられなくなる。一番簡単なのはスープパスタ。ベーコンと玉ねぎはマストで、あとはセロリ、じゃがいも、にんじんキャベツなど冷蔵庫にある野菜をオリーブオイルでさっと炒めたものにお水と鶏がらスープの素、ローリエを加えスープを作ったら、別ゆでしたパスタにかけるだけ。粗挽き黒胡椒と追いオリーブで白ワインがすすみます(結局酒と合うかどうかが大事)。そうだ、ここにブルーチーズを溶かしながら食べたらどうかな?昔バイトしてたお店の味がすごく恋しい。お料理してるといつも思い出すのに、ちっともその味に近づけないの。

去年の年越しそば。

冷凍の讃岐うどんは5個入りで一番安いと$2.99くらいで見つかります。さすがバンクーバーは日本人が多いのでめんつゆも簡単に手に入る。しかし具のバリエーションが意外と思いつかなくて結局いつもかきあげもどきか鶏肉。きつねうどんのおあげさんが結構高くてねー。5個くらい入って$3.99だったら多分買うのに$4.99なんだもん。高いよ。けちけち。前はカレーうどんやキムチチゲうどんもよくやったんだけど最近は年を取ったせいかコッテリしたものがダメになりました。


蕎麦は冷たいほうがうまい。夏さんざん食べたっけ。納豆とろろオクラ卵黄が定番だったんだけどもしかしたら山芋のアレルギーかもしれなくてやめた。めんつゆはオリーブオイルと混ぜてドレッシングにして、そばサラダ的に和えるのが好き。


↑これは最近お気に入りのフォー。rice noodleの乾麺をお湯で戻して使います。スープは鶏がらスープの素、酒、なんとなくみりん、なんとなく醤油、そして仕上げにナンプラー(英語ではFish Sauceという)で適当に。パクチー(Cilantro)はこっちで買うとすごく安くて「ほうれん草?!」ってくらいのボリュームの一把が80セントくらいで買えるので腐る前に容赦なく乗せ。他に具は蒸し鶏(Phở gà)や冷凍で売っているベトナムのビーフつみれ(Phở Bò Viên)、ねぎ、生のもやしにほぼ生の玉ねぎ、ライムなど。シャキシャキした野菜ならなんでもよし。昔二日酔いの時にしょっちゅう食べに行ってたけど今は自分で作っちゃう。体調が悪いときはしょうがもたっぷり投入すると身体が温まります。カナダ人にもウケが良くて彼に作ったら喜んでた。青唐辛子やホットソースはお好みで。

まあこんな簡単な麺類をドヤ顔で語るのもどうかと思いますが、今回本当にご紹介したかった本題はこれ!
デイリーポータルZ: 重曹でパスタがラーメンになる

ネットでこんな記事を見つけたので半信半疑で試してみた。ラーメンの麺(冷凍生めん)は中国、韓国、日本スーパーでたまに買うんだけど、輸入なので多少値が張る上に食べたい時に限って冷凍庫に切らしていたりするのよね。詳しくはリンク先を読んでいただくとして、作り方は簡単。沸騰したお湯にスプーン一杯の重曹を入れてあとは普通にパスタを茹でる。前間違って買っちゃった細めんパスタが輝く時がついにやってきた!


びっくりするくらい泡が出ます。イタリア出身のMr.パスタが海を越えて中華麺にトランスフォーミング!


ざるに上げてみる。うお!黄色くなった!重曹マジックをもってしてもさすがにストレート麺をちぢれ麺に変えることはできないようだが、味見してみると風味や食感は非常に中華麺に近いです。中華麺を中華麺たらしめているものとはいったい何なのかとしばし考え込む…。

スープはごま油を熱ししょうが、にんにく、ネギの香りを立て、お水と鶏がらスープの素、酒となんとなくみりん、なんとなく醤油で作ります。こないだT&Tで買ったプリプリ海老ワンタンを加えてワンタン麺!


青菜がなかったのでまたパクチー on top。あ、白髪ネギにすればよかったのか?黒胡椒たっぷりで咳き込みながら頂きます。目を閉じて「これはラーメンだ、なんでもない中華料理屋のなんでもない中華そばだ…」と念じるとたしかにラーメンの味がします。日本にいる人は普通にラーメン食べればいいんだけど、海外在住者には目からウロコの素敵テクなのでどうしても伝えておきたかった。


てかわたし鶏がらスープの素好きすぎ。本当にお料理好きな人には邪道と言われそうだけど、便利なのでついつい。スープやお粥はもちろんオムレツやパスタ、炒め物にも。対照的に日本から持ってきたかつおだしや昆布だしはあまり出番がないです。


この前ブログを始めて初めて日本人のかわいいお嬢さんに「もしかしてchihiroさんですか?ブログ読んでます!」と声をかけられた。わーい。
あとこの前ぼんやりダウンタウンを歩いていたらダライ・ラマ14世に会った。あまりのオーラにとてもじゃないけど写メなんか撮れず、自然と手を合わせてしまいましたよ、ナムナム。

では、またね。次回はハロウィン後くらいの更新になると思います。

2014/10/15

Here comes Girls 祝!Girls日本で放映決定

大好きなドラマ、Girlsがついに日本のスターチャンネルで放映開始!わーんうれしいなあ!初回は10月15日。見逃した人もケーブルテレビに入っていない人も期間限定で11月7日までBRILLIANT CINEMA CLUBにて会員登録すると第三話までの吹き替え版が無料で見られちゃいます。みんなでハマろうぜー!友情、音楽、ファッション、○○系女子的カテゴライズなど、ありがちな女子ドラマキーワーズが登場しますが、そういうのが苦手な人にも、もちろん男性にも「刺さる」素晴らしい作品です。こんな時代に20代を生きるのって、なかなかしんどい。

ちひろうさぎによるGirlsレビューはこちら→シーズン1 シーズン2

Girlsをつくったのはシーズン1開始当時弱冠25歳だったレナ・ダナム(本当はリーナ・ダナムと発音する)。NY出身、大学ではクリエイティブ・ライティングを学び、短編映画などを撮っていたところコメディ界の大物ジャド・アパトウに見出され、アメリカ大手ケーブルテレビ局HBOの連続ドラマ枠を獲得。自ら監督脚本主演をこなし一躍時代の人となった。


この大役を任された頃に書き始めたという彼女の初めてのエッセイ本、Not That Kind of Girlが9月30日に発売されました。もちろんゲットだぜ!


一部をNewYork Timesのサイトで読むことができます こちら
70年代風の装丁がかわいい。'A young woman tells you what she's "leaned"'=とある若い女子がこれまで「学んだ」こと教えます(このかぎカッコが大事)、という副題の通り、レナが自らの経験を基に同世代の女の子たちに生きるヒントを与えるというコンセプト。まだ少ししか読んでないけど、レナは思った以上にハンナ(『Girls』)なんだなあ。シーズン2に出てくるOCD(強迫性障害)との付き合いや、男の子に大切にしてもらえなかった惨めな気持ち、元カレがゲイになった話や、インターンでセクハラを受けたこと。ハンナが創作した短編の「メル友が死んだ話」も実話。シーズン2の「わたしがみんなの代わりに身体張って失敗してあげる」っていうのはレナ自身の宣言だったみたい。


自らの太っちょボディのことも。Girls開始当初からさんざん「デブだ」「デブなのになんで脱ぐんだ」と言われてきたけど、別にそんなに太ってるとは思わないし、人間裸になるのは当たり前のことだとわたしは思う。ただ「メディアに登場するにふさわしい裸体」の基準と違うというだけでアメリカ人が過剰反応してるのね(ちなみにヨーロッパでは軒並み『リアルでイイネ』という評価らしい)。それからもちろん仕事の話も。ハリウッドで女性が成功することの難しさ。なんとかして有名になれた理由を見つけようとする人たち(「プロデューサーと寝た」「親のコネ」などなど)。ここまで書いてわかるように、レナ・ダナムはフェミニズム論争の格好の的なのだ。シーズン1第3話でジェッサを激怒させるListen Ladiesや、Not That Kind of Girlの序章で「この本の元ネタ」と紹介されるHaving it All。女性が声をあげることはそれ自体特別な意味を帯びる。女性が女性に「指南」するのはどうにもウザイが、レナはそれを百も承知の上で「本を書くことで誰かが共感してくれたら自分がひとりじゃないって思える、そういう個人的な試みでもあるかな」と言う。この本でもGirlsでも、レナはかっこ悪い自分を隠さない。欠けたところを補って理想の自分に近づくのって、疲れちゃう。実際は誰もがもがき、苦しみ、恥をかき、それをどうにか消化して生きるしかない。今までのどんなドラマとも違う等身大のアンチ・サクセスストーリー、ぜひ多くの人に見てもらいたいです(広報部か)。

2014/10/14

Happy Thanksgiving 感謝祭2014

今年のカナダのThanksgivingは10月13日。(アメリカと日にちが違うんだって。知らなかった。)実家に帰って家族でターキーを食べる三連休です。晩餐のメニューはクリスマスとすごく似てて、てか同じで、もうクリスマスも近いのになんで似たようなことをやるのかは知らないけど、まあとにかく外人は家族で集まるイベントが好きなんだわ。わたしはもちろんシェアハウス家族と過ごしました。ルームメイトらや友達は独身の移民がほとんどなのでみな参加。

連休初日はセビくんとグランビルアイランドでお買い物ツアー、のはずがうっかり酒飲みツアーへ。



1494 Old Bridge Road Granville Isl, Vancouver 
(604) 558-1998

ピカピカの醸造施設を眺めながらミニバーで本格カクテルを楽しめるすてきなお店。ここでマティーニからスタートして、Granville Island Brewingに移動してビール試飲。できたてのビールを買って丘の上で乾杯(するのは本当は禁止です)。セビくんはいちいちお店の人に絡むのでお酒の製法や味の特徴などいろんなお話が聞けて楽しかった。いつものことながらバンクーバーの人々はフレンドリーで最高。みんな超優しい。海を眺めながら「うちホンマにバンクーバーが好きやねん、帰る場所なんかここしかないねん」と話していたらなんだか涙が出ちゃった(酔っ払っている)。

のんびりしすぎて閉店ギリギリになっちゃったけど、なんとかThe Lobster Manで牡蠣を買うという目的は達成。酔っ払っていたので写真撮り忘れ。噂には聞いていたけどここいいお店!殻つき生牡蠣が一個1ドルから。15個レジに持っていったら「あと2個足すと安くなるよ」と言われ、17個買って16ドルちょっと。安っ!KFCより安いんだからもっと気軽に買いに来なくちゃ。家に帰って白ワインとともに即効試食。文句なしにおいひー!残りの牡蠣さんたちは濡らした新聞紙にくるんで月曜の出番を待ってもらいます。そっからドレスに着替えてお料理上手なミッチェル君の家でパーティ。肉だの甘味だの、つぎつぎ何かが焼き上がってくるー。

この写真撮ったのとか全然覚えてないし…

なんと昼間グランビルアイランドでランダムにお話した通行人と再会。狭い!なぜか日本人がけっこう来てて、わたしはずっと日本語喋れないフリ。せっかくパーティなのに日本人同士固まって日本語ばかり話してる人って絶対友達になりたくないもん。宴もたけなわ、飲みすぎたわたしはセビくんの局部を執拗に触るなど大暴れしたため、空気を読んだセビくんに帰宅させられるというアクシデント発生。盛り上がってるのになぜ帰らなきゃいけないのかと彼にマジ切れ。ああ思い出すと恥ずかしい…。

翌日はちゃんと仲直りしバリバリの二日酔いのまま午後からバイト。サンクスギビング当日の月曜も夕方までバイト。働きマン。国民の祝日に働く場合は時給1.5倍と法律で定められているのでおいしい。しかも国民の祝日は家族や友人と家の中で過ごす日と決まっているので飲食店なんかはめちゃくちゃヒマです。日本とは休日の文化が違うね。

バイトから帰ったらディナーは最終仕上げの段階。フランスの男子たちが前日からがんばってくれました。ありがとーう!わたしは仕事でお料理に参加できなかったので、パカっと開けるだけで準備完了の牡蠣を差し入れすることにしたのでした。カットレモンのほかにエシャロットビネガー(エシャロット+赤ワインビネガー+いい塩)も添えた。これがフランス流なのよ!おほほ!


わいわいわい!たのしい、うれしい。思ったより牡蠣が好評でよかった。苦手な人もいるかと思ったから…もっとたくさん買ってもよかったな。前菜は他に生ハムメロンやパテ、サラダなどをいただきました。しゃれてるゥ!


こちらが主役のターキーさま!ツヤツヤして神々しい!おなかに入っているスタッフィング(詰め物)は野菜、果物、チョリソー、あとは酔っ払って忘れた、などを混ぜたものらしいです。グレービーとマッシュポテトはマストでしょ。えっ、クランベリーソースは忘れたの?好きなのにー。お肉はジューシーで文句なし。インゲンをベーコンで巻いたものもすごく美味しかった。


大人11人でも食べきれず、残った分は朝ごはんにサンドウィッチにしたり弁当箱に詰めてランチにしたりー。





例のヘリウム娘もいます
ハッピー!
みんな意識的に温かく楽しい雰囲気にしようと話題を選んでいるのがわかって、すごく大人だなと思った。わたしもこの日は大人だったよ。お食事のあとはリビングに移動してアイスクリームやパイを食べながら映画を観て自然にウトウト。幸せー。事件(泥酔)もあったけど、美味しくて楽しくてうれしい週末を過ごしました。

人と人との関係は変わっていくけど…わたしの心の拠点はやっぱり変わらずこの家にある。再会を祈りつつ、今ある関係に感謝。変わってしまう前にちゃんと愛さなくちゃ。

ちょっと食べた以外はずっとテディベアと一緒に寝てたルームメイトのカルロスくん。

2014/10/05

IELTSを受けた③本番と結果編

本番 9月20日


前日夜までバイトしてて、家に帰ってももう勉強する時間はないんだと思ったらちょっと泣いてしまった。ここまで真剣に自分を追い込んだのは大学受験ぶりで、試験に勝つために必要なのは精神力なのだと久しぶりに思い出す。大学は別に行けなくても死にはしないが、今回は点が取れなかったら多分死ぬ(いちいち大げさな人)。

それにしても身ひとつに鉛筆消しゴムで未来が開けるなんて夢がある話ですね。

勉強しすぎて白髪になった
(青が褪せても染め直す時間がなかったの)
後ろに貼ってあるのが各科目の足切り点です

当日午前の部は2時間45分休憩なしの長丁場だと知っていたので朝ごはんはがっつり。トイレ休憩すらないと知っていたので水分は最低限に。持ち物はパスポート(忘れたら門前払いで受験できない)と鉛筆、消しゴム、ラベルをはがした透明のボトル水。シャーペンは禁止なのでアメリカ製のオレンジ色の鉛筆を買ったらあまりに質が悪く、土壇場で勉強時間を犠牲にしてまでYokoyayaに駆け込み三菱のもの手に入れたのだった。やっぱり日本の文房具のクオリティは段違いですね。これから海外行く人、文房具だけは日本から持っていったほうがいいよ。

鉛筆キャップなんかどこにも売ってないかと思ったのに!
すごいぞYokoyaya!

午前7:45から8:45までの間にエントリーして試験開始は9時。会場はSimon Fraser Universityのダウンタウンキャンパス=Harbour Centreです。この日はいろんなイベントが行われていたらしく係員が誘導していた。ので言われたとおりに列に並んだら「ここは試験会場。先にエントリー会場行かなきゃダメ」とか言われイラつく。エントリー会場でパスポートを出し、指紋をとられ、クロークにパスポート、鉛筆、消しゴム、ラベルをはがした透明のボトル水以外の荷物を全て預けます。ジャケットやコートも預けなきゃいけないんだけどジャケットやコートとパーカーの違いはいったいなんだ。パーカーはセーフでした。顔写真の入った受験票を渡される。そこに午後のSpeaking面接試験の時間も書いてあった。

エントリーが済むといよいよ試験会場へ。ひろい会議室に長机が並べられ、1テーブルに3人ずつ三列。思ったより受験者が多い。身ぐるみはがされたまま一度会場に入ると閉じ込められて出て来れないので早く行ってもなんにもいいことないです。それでも開始15分前には入ったけどさあ。筆記具は希望者には貸し出ししてました。さすがに手ぶらで来てる人は見かけなかったけど、予備に貸してもらってる人はちらほら。わたしは念には念をいれて8本鉛筆持ってったら受付で4本くらいにしておきなさいと言われた…。鉛筆キャップも持ち込めなかったです。
一度着席して、まだ時間あるからトイレ行こうと勝手に席を立った人めっちゃ怒られてた。厳しい。

あっという間に試験開始、ばーーーと一気に説明を受け問題用紙が配られる。名前のほかに会場コードやらをマークしなくちゃいけなくて、ちゃんと話を聞いていないとわからないぞ!説明に使っていたのがなんとOHPシート。21世紀にお目にかかれるとは思わなかった。Listening、Reading、Writingの筆記セクションは先に書いたように休憩なしのブっ通しです。Reading早く終わったので、別にそんなに行きたくなかったけど一応と思い静かに手を挙げ「トイレ行ってもいいすか」と聞いたら「ダメ」と言われた…。断られたの初めてだよ。各セクション合間の説明時間や答案用紙回収時間、また制限時間ラスト10分間はトイレ禁止なのだった。あくまでも回答時間を削らないといけないらしい。それにしても何度も「決してトイレには行けません」ってアナウンスされると行きたくなくても行きたくなるよなあ。あ、時計は会場のあちこちにあってマイ時計は持ち込めません。

Listening

大きな会議室の後ろのほうの席だったので放送が聞こえるか不安だったけど、天井にもスピーカーがついていて音響は問題なかったです。難易度はCambridgeの問題集に近い感じ。ワザとらしいひっかけ多数。「○時○分…いや、まて、その15分前までには集合しなきゃね」みたいな。明らかに聞き逃したというのが数問。潔く諦めないと次の問題までダメになる。単語書き取りはつづりがあやふやなものがあったけど、そのうちひとつが他の問題の選択肢に書いてあるという大サービスあり。  

Reading

前半の大問3つが簡単すぎて何かの間違いかと思ったが、そのわりに最後一問だけがやけに難しくてよけいに前半が不安に。もしかして高度なひっかけ…?

Writing

勉強時間のほとんどを費やしたセクションなので緊張もひとしお。フタをあけてみれば問題の簡単さに愕然…。やっぱりGeneral版は簡単なんだなー。Task1はCasual letterで「次の状況を仮定して友達に手紙を書きなさい。あなたは最近あたらしい仕事を手に入れました。あなたの友達が似たような仕事に興味を持っています。その仕事の詳細、あなたがその仕事を手に入れた方法、友人へのアドバイスを含めなさい。150 words以上」というもの。どんなによく書けていても与えられたお題からズレていると点数にならないので問題は何度も何度も読みましょう。指示された内容全部含めなきゃダメ。想像力をふくらませてなんとか文字数を稼ぐ。Task2のほうが文字数も配点も多いのでTask2から書き始めるのがいいと言われているようですがわたしはTask1を先にちゃっちゃと終わらせる派です。

Task2の問題は「暑い国を訪れたりそこに住んだりするのが好きな人が多い一方、寒い場所が好きな人もいます。両方を論じ自分の意見を述べなさい。250 words以上」だって。なんじゃこりゃ…。「高齢化社会の問題とその解決策」とか「インターネットは世界をどう変えたか」とか聞かれるんじゃなかったの?!簡単そうに見えるがやはり問題を何度も読み返し「両方を論じよ」「自分の意見を述べよ」の条件をクリアしなければ点はもらえない。練習どおり問題文を言い替えた一般論から入り、自分の意見の反対のものを先に述べ、次にHoweverで議論をひっくりかえし賛成のものを述べて結末で要約する4パラグラフ式のエッセイ。途中で紙が足りなくなったら手を挙げて係を呼ばなきゃいけないんだけど周りの人はあんまり追加してない気がした。みんな字が小さいのか…?練習で足りたためしのない制限時間は本番では余りました。

Lunch Break

午前の部終了、荷物を返してもらって昼休み。面接は13:50でラッキー。一番遅いと17時くらいまで待たなきゃいけないし、早いと急いでごはん食べないと間に合わない。会場が入ってるHarbour Centre地下フードコートは最近リニューアルしたばかりで快適快適。セビくん(彼氏的な友人)に「筆記終わったよ」とメールしたら電話がかかってきた。「面接のウォームアップと思って少しお話ししよう」とのこと。「今日のお天気はどうですか?」「晴れてます」「Why?」「え?なぜと言われても晴れているものは晴れています」と噛み合わない会話が続くが、なんと実際の面接がこんな調子で進むとはこの時は知る由もなかったのだ…

Speaking

言われたとおり15分前に会場へ。早すぎると入れません。また荷物を預け、係りの人に連れられ別室へ移動。挨拶もそこそこに本題へ。な、なんと!面接官がきついインド訛りで何を言ってるか全然わからない(ここで一応確認しておくがわたしはバンクーバーで受験しています)。聞き返すのは減点にならないはずだがほぼ全問聞き返すハメに。「What kind of ウェドル do you like?」とか聞かれて、「What kind of WHAT? What is ウェドル?Sorry I don't get what you mean」と大混乱の末結局Weather(天気)のことを聞かれていると理解、と万事こんな調子。わたしがキレ気味なのでインドおじさんちょっと悲しそうな顔してた…。だいたいが質問が妙な上に急に全然違う話題に飛ぶのがいけない。料理はするかとか、自分の家が好きかとか、友達の家で寛ぐのは好きかとか友達の家に招待されたら皿洗いくらいはするのかとか(なんだそれ)、ごく身近な話題のフリートークだったけど、いちいちwhyと聞かれる。いやなぜって…ねえと言いつつ超早口で喋りすぎ何度か「もういいです次いきましょう」と遮られた。タスク2の2分間スピーチのお題は「家から離れた場所away from homeでの体験」とかでいまいち要領を得ないかんじ。ずっと前から家(東京)を離れたきりだし今はバンクーバーがホームだし。結局去年訪れたNYでの思い出をダラダラと語る。こっからまたランダムな質問がいくつか。

面接の一部始終はICレコーダーで録音されていて点数は面接官だけでなく複数の採点者によって決定されます。とはいえもっとインドおじさんとアイコンタクトをとるべきだったと反省。ゆっくりとした口調でいいから難しいボキャブラリを意識して使うべきだったとも後悔。一応時勢には気をつけて話したかな。

それにしても人種のるつぼバンクーバーに暮らし、いろんな訛りの英語にふれているとはいえ、まさか語学試験の面接でインドのアクセントは予想してなかった。「標準英語」なんてものは幻想で、アクセントも含めてその人の個性だと思うけど、ただちょっと納得できないのは彼がモゴモゴはっきりしない話し方だったこと。ネイティブには通じるのかもしれないが、さまざまなレベルの英語学習者を相手にするのにあれはちょっとね。セビくんは事務局にクレームを入れろと言う。うーん。

試験全行程を終えての感想は、高得点は取れなかったが目標はクリアしたんだろうなというかんじ。思ったよりは難しくなかったけど思ったより勉強不足だった…。やっぱり準備一ヵ月じゃ厳しかったか。寿司とビールを買って帰ってセビくんと打ち上げ。

結果発表!!!!10月3日


IELTSは人力で採点している割には結果発表が早く、原則として受験日の2週間後に郵送されることになっています。わたしは急いでいたので郵送じゃなくて直接申し込みしたオフィスでピックアップすることにしました(希望者のみ、無料、要リクエスト)。発表の朝ソワソワしてたら、ていうかネットでも見れるんだったと思いつき、フライング気味に家で合格発表。

(9点満点)

がーーーん。今回取らなければいけない点数はなんとか取れていたものの、期待していた点数には届かず大ショック。ひそかにOverall7.0を狙っていたのだが…まあ6.5と7.0の壁は大きいと聞くしな。てかReading6.0ってなに?!練習問題では7.5を切ったことがなかった。本番解いた感触でもやはり7.5はカタいと思ったのにどうしたことか。もう読書好きを名乗る資格ないですね。一方、はっきり聞き逃した問題のあったListeningは過去最高の8.0をマーク。仮にもしまた受けるチャンスがあったとしてもこの点数は二度と取れない気がする。Writingはまあ妥当。しかしカナダ在住三年目でSpeaking6.0はかなり恥ずかしいですね…。やっぱインドおじさんの事クレームしようかな笑。採点者の主観で点数が決まるWritingとSpeakingはお金を払えば採点の見直しが頼めるそうです。わたしはもちろんしないけど。

不本意ながらこれが今のわたしの実力です。いくら海外にいて日本語一切話さず、友達や彼氏がネイティブスピーカーでも、そう簡単に英語できるようにはなりませんよということで…はは。正直調子に乗っていたところもあったのかもしれないな。今回の結果を真摯に受け止めますます勉強に力を入れていく所存であります。シュン。

IELTSを受けた②勉強マテリアル編

書籍

お金がないので一冊を除いてあとは全部バンクーバー公立図書館で借りた。図書館の本は書き込みが容赦なくて萎えるけど、まあ仕方ないです、タダなんで…。貸し出し期間が長くて手元にずっと置いておけるのは心強いですね。

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↑これは唯一日本で購入したもの。さあIELTS受けよう、と思いついたときに一番最初に買う本として優秀。どういった方向で勉強すればいいかざっくり見えてきます。サンプル問題も入って充実。ただし本文が日本語なので、日本語⇔英語スイッチの切り替えがスムースでないわたしは混乱しました。全訳文とかいらねー。

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↑なにはなくとも問題集は必要。Academic、General両方6回分のサンプル問題が収録されています。ちょっと簡単すぎる気がしたけど解説が親切なので解き終わった時にスッキリ。しかしWritingのモデルアンサーの出来がイマイチ。まあ好みの問題ですかね。


↑Academic 4回分、General 2回分の模擬試験。これ高すぎ。なんでこんな高いの?こっちの本屋でも定価60ドル近くしてました、薄いのに。難易度は本番の問題に近いけど、解説はなしで答えのみ。サンプルエッセイもあんまり役に立たなかった。リスニングスクリプトは入ってます。9というのはバンド9を目指す人へ、とかではなく単純に出た順に第○巻ということでどれを買ってもいいです。いや買ってはいけません。高いから。どうにか借りるか中古で探しましょう。

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↑TOEFLなんかに比べると圧倒的にマイナー、故に参考書も少ないIELTS。セクション別にじっくり勉強できるこのシリーズには大変お世話になりました。時間がある人は最初のページからきちんと取り組めばかなり効果あると思う。Writingのサンプルエッセイは基本これをお手本にしてました。他の本やネットに載っているものより圧倒的にクオリティが高い。シンプルなストラクチャーなのに適度に難しいボキャブラリーが含まれていて、アイデアも納得いくかんじ。ひとつ残らず「写経」(前の記事参照)しました。ただし完全にAcademic受験者が対象のためGeneralのTask1の情報はゼロです。


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いろいろ探したけどGeneral専用の参考書はこれだけでした。なんかネットでタイトル検索したら全部PDFで読めた(たぶん違法じゃない)。これ、最高。「あれ?なんだ簡単じゃない?」と思わせてくれる、ヤル気を引き出す軽快な文体がいいです。試験のテクニックや大事なポイントだけがよくまとまっていて、スラスラ読めちゃう。勉強はじめのスタートダッシュによし、試験直前の混乱期に頭を整理するのにもよし。


ウェブサイト

Writingの部分しか読んでないですが…。

DC IELTS ライティングとは何たるやを一から丁寧に説明しています。
IELTS blog 先輩受験生による体験談がいいですね。
IELTS buddy テーマ別のサンプルエッセイやボキャブラリー集が便利。

便利な時代になったもので、いろんな先生がYouTubeで無料レッスンを公開しています。リスニングの勉強にもなるので検索してみるとよいでしょう。

IELTSを受けた①準備編


カナダに来て2年半、初めて客観的に英語力を測る試験を受けた。だから最近更新できてなかったのよ!ご無沙汰しております!

IELTSにはAcademicとGeneralの二種類あり、前者は主に留学するときに必要になるもので、後者は移民申請のために受ける人が多いみたい。試験はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションで構成され、リスニングとスピーキングはAcademicとGeneral共通。リーディングとライティングはAcademicがその名の通りアカデミックな内容を扱っていて、Generalは日常的に使う英語に特化したものなので、Generalのほうが難易度が低いと言われています。今回わたしが受けたのはGeneral。最初どっちでもいいのかと思ってAcademic勉強しててよくよく調べたらGeneralじゃなきゃダメと判明して超焦った。よくよく調べてよかった…。

IELTSはTOEICやTOEFLと同じで合否が出るのではなく点数が出るタイプの試験です。各セクション1から9まで0.5刻みで点数が出て、その平均値を計算したものが総合得点(Overall)になります。海外の大学を受験するときなど「Overall○点かつ各パート○点以上」といった条件を出されることが多いようです。受験料はカナダで受けると税込み295ドル。高っ!わたしの場合2回以上受験料が払えないのと、時間もないので一発で確実に結果を出さなければならずけっこうビビっちゃいましたわ。とはいえ相変わらず直前にならないとヤル気を出さない性格なので準備期間は一ヵ月弱。3週間くらい?こんなときに限ってバイトのスケジュールがぎゅうぎゅうで、毎日勉強の時間を捻出するのが本当に大変だった…。ごはんを食べる時間がもったいないのでグラノーラバーばかりかじっていて痩せちゃったくらい。大好きなお酒ももちろん我慢してました。てかもっと前から準備しろよ!ばか!

今回クリアしなければならないスコアははっきり言って高くないです。最初はせっかくだから最低条件とは言わず自分のベストを出したいと思ったけど、後半はまあ案の定そんな余裕は無くなり、とにかく苦手なライティングを目標スコアまでもっていくことだけに集中しました。たまにわたしのことを要領がいいだとか言う人がいるが全くそんなことはなく、ニワトリ並みの健忘症をド短期の努力でどうにか克服しているだけですから(そして試験が終わるときれいサッパリ全部忘れる)。

以下自己流の勉強法を紹介します。

Listening

会話やプレゼンテーション的な小話を聞いて40問の問題に答えるというもの。各問は一回ずつしか流れないので聞き逃したらアウト、潔く諦めて次の問題へゴー。IELTSはイギリス英語の試験というイメージが強いけど、あまり気にしないでも大丈夫。いきなりBBCなんか聴きはじめなくても普通のリスニング練習をしていれば十分対応できる程度のアクセントです。ニュースでもインタビューでもラジオでも映画でも何でもいいからスクリプトのある教材を見つけて一字一句逃さずディクテーションとかするといいんじゃないかしら。実際の試験を考慮するとなんとなく言ってることがわかるだけじゃ不十分で、ディテイルが全て理解できるようじゃないとダメ。リスニングはAcademic、General共通なので特別難しい言葉は出てきません。だから無理に興味のないニュースや大学講義なんかを聴いて挫折するよりは自分の興味のある話題を毎日欠かさず聞き続けることだと思う。一日でもサボったらそれまでの努力は全部無駄になると思ったほうがいいです。リスニング力はあっという間に落ちるから。

このサイト大好きです English Central 無料の分でも充実。紙と鉛筆なくてもベッドの上でゴロゴロしながら勉強できちゃう。単語ごとに巻き戻しできるのもいいですね。

そうそう、IELTSはListeningに限らず全てマークシートじゃなくて記述式なのよ。解答用紙は40個番号を振った空欄が並んでいるだけ。だから必ず問題文をよく読むこと。記号(アルファベット/数字)で答えるのか、単語で答えるのか。単語で答えるのがやっかいで、簡単な言葉のつづりがわかんないんですよ。Libraryとか。答え聞き取れたのにつづりがわからなくて減点っていうのが本当にくやしい。あとNO MORE THAN THREE WORDSとか、何語で答えろという指示を見逃さないこと。問題冊子にメモするのは自由なので、問題文のキーワードには大きくマルをつけておきます。メモは日本語でもオッケーなので聞こえたとおり書きまくる。答えは全部問題冊子にメモし、最後に10分間解答用紙に書き写す時間があるのでそのときにまとめて書きます。各問題の合間に「次の問題を読む時間ための時間」という指示があるのですが、絶対にこの間に解答用紙をいじらないこと。その時間は指示どおり、問題を読むための時間です。シンプルなことですが、今第何問まで解いて次に放送されるのは第何問についてなのか、自分の立ち位置を常に意識することが一番大切。

Reading

4つの長文パッセージを読み40問の問題に答えるというもの。TOEICや英検のような文法穴埋めはなく、全部長文問題なので文法知識は特に必要ないです。求められているスキルは長文を読んで内容を把握できるかどうかのみ。一応模擬試験を数回解いたんだけど何度やっても高得点だったので勉強するのやめた。Academic版は学術的な用語も出てくるので単語の勉強とか必要なのかもしれない。General版は移民申請のため=すでに海外生活経験がある人が受ける場合が多いと思うんですけど、求人広告とかジムの入会案内とかが理解できるならもう十分です。これも問題文をよーく読むこと。

Writing

というわけでListening、Reading対策は手抜きで、先に言っちゃうとSpeakingに関しては一切勉強しなかったわたしですが、では何をしていたかというとライティングの特訓でした。わたしは割と英文書くの慣れてるほうなんですけど(これを見よ)、それでも大大大苦戦した。これはもう一週間や二週間でできるようになるものではなくて、普段あんまり読み書きする機会のない人だったら一応まともなものが書けるようになるまで一年も二年もかかるんじゃないかな?言いすぎ?試験の形式はGeneralもAcademicも共通で、制限時間の60分間以内に、Task1で150語以上、Task2で250語以上のエッセイを書くというもの。つまり一時間でA4ぎっしり3枚以上、しかもタイピングじゃなくて鉛筆で手書きしなさいということで、もう絶望的すぎる。カットアンドペーストできないとか無理だし、ていうかまずABCをきれいに書く練習から始めなきゃだから本当に気が遠くなります。でもやるんだよ!

Task1の問題内容はAcadeimcとGeneralで大幅に異なるので注意。Task2は共通と言われていますがやっぱりGeneralのほうが簡単な気がする。

いきなりオリジナルを書けと言われても無い袖は振れないので、まずはお手本からアイデアを盗む。これで基本的なストラクチャーと論理展開のパターン、頻出トピックに関する単語と一般論を徹底的に頭に叩き込みます。具体的にわたしが立てた対策としては、まず最初の2週間「写経」と称して参考書やネットで拾ったサンプルエッセイをノートに書き写す作業を朝晩毎日欠かさずした。一日各タスク2つ以上とノルマを決めてねー。腱鞘炎になるかと思ったわ。サンプルエッセイの質にもいろいろあるので、ざっと読んでみて自分がマネしたいと思える文章を選ぶといいです。書き写し終わったら、アウトラインを作る。実際に書くときの逆のことをやるのね。パラグラフの数と、各パラグラフに何センテンスが含まれているか番号を振る。linking words(Therefore, However, Alsoなど)に注目してマーカーで線を引いていく。使えそうなテンプレート的な表現にも。次に、余白に英語でも日本語でもミックスでもいいので「あくまで一般論」「先にdisagree idea」などと各パラグラフの役割を書いていきます。議論の全体の流れがわかったら、次に各センテンスを精査していきます。同じ意味の言葉がどう言い替えられているか、Synonym(同義語)は常に気にするように。たとえばpeopleはindividualsと言い替え可能で、advantageはbenefitと同じ意味で、という風に繰り返し表現を避けボキャブラリの豊富さを披露することで点数が上がるらしい。名詞は可算名詞なのか不加算名詞なのかいちいち立ち止まって調べます。



なにも書き写さなくても、読むだけでいいんじゃない?と思われるかもしれないけど、本番の試験は鉛筆のみ、シャーペン不可の手書きなので、同じ条件で書く感覚を身体に覚えさせるのがいいと思う。自分の文字の大きさで文字数をクリアするとどのくらいの分量になるかもわかってくるし。それから綴り…。日本語の漢字と一緒で、読めるし意味もわかるし普段使ってる言葉なのにどう書くかわかんない言葉が多すぎやしないか。日本語の漢字と一緒で携帯やネットの予測変換(英語にもあるのよ)の功罪でもありますね。ひとつひとつ地道に覚えなおしていくしかないのです。ちなみに綴りは英国式でも米国式でも点数に影響は出ません。

写経を続けるとだんだんパターンが見えてきます。AcademicにしろGeneralにしろ、特にTask1は問題別のテンプレートさえつかめればあとはどんなお題でもそれに当てはめるだけで書けるようになる。Task2は少々小難しいテーマに当たる場合もありますが、別に本物の学術論文を書くわけじゃないので、あっと驚く新視点や大学で学んだ専門知識を披露する必要はありません。はっきり言って内容はデタラメでもよくて、要は言いたいことを整理して論理的にまとめられるかどうかを見られているので。

真っ黒なノートが数冊溜まったら、今度は自分で書く練習。本番どおりに時間を計ると、まあ全然書き終わらないんで泣きそうになるけど、最初は辞書を使っても、いくら時間かかってもいいから最後まで書き終えるようにします(タイマーは回しっぱなしで結局何時間かかったかノートの端に記録する)。これをずっと続けると、テーマによっては時々時間内に書き終われるようになるはず。書けたものはパソコンに打ち込みスペルと文字数をチェックし、できればネイティブスピーカーに読んでもらいます。今はネットで添削してもらうのも手軽ね。わたしは一番身近なネイティブスピーカーのセビ君に頼んだけどこれはけっこうエネルギーを使う作業らしくめっちゃイヤがられた。でもやっぱ自分じゃ気づけない間違いがどんどん出るんで無理にでも頼んでよかったです。ごめんアンドありがと。

Speaking

一切勉強しなかった…。問題形式だけざっと目を通してぶっつけ本番。Writingの修行が忙しくてとてもじゃないけど手が回らなかったです。まあここ2年間ほどほぼ英語しか喋ってないので一応ウンとかスンくらいは言えると思ったし。もの言わぬコンピューターに話しかけるというムチャなTOEFL ibtのスピーキングセクションに比べると面接官と雑談するだけのIELTSはずっと易しいです。わたしの場合fuckingとyou knowを言わないようにする、というのが唯一の目標でした。like, some sort of(どちらも「~的な」という意味)ってうのも口癖でねー。本当にお恥ずかしい話ですがフォーマルな会話をする機会がないもんで、おバカ丸出し若者言葉がすっかり定着しちゃったんですよね。初心忘れまくり。でもWritingの勉強が結構Speakingの役に立った気がする。お利口そうな単語を混ぜると点数アップらしい。まあ上手に発音できないと意味ないんですけど。

日本に住んでいる人がスピーキング勉強するのは難しいですね…。面接で聞かれるのはごく身近な話題なので、身近に起こること全て「英語で何て言う?」と考えてみるといいかも。よく自分の喋りを録音して聞くといいと言われてるけど、それってなんかawkwardすぎる。IELTSの試験形式を考えるとやっぱり対人で話すのがいいんじゃないですかね。昔語学学校の先生が言ってたんだけど、英会話の練習は別にネイティブ相手じゃなくても全然よくて、日本人同士の練習サークルみたいなのに入るのもひとつのテですね。要は話を聞いてくれる人なら誰でもいいんです。あとはSkypeを駆使してネイティブのチューターを探すとか?くれぐれもスラングでダラダラとごまかすような喋り方が身につかないようにね!わたしみたいに!ぎくり。

…というわけで貧乏なわたしはほぼ一銭もお金をかけずに独学しました。子供の頃からずっとこのスタイル。今はインターネットがあるから独学の可能性もぐっと広がったね。次回は勉強に使った書籍とウェブサイトをご紹介します。