2020/07/03

バンクーバーで一人暮らし ①物件探し

カナダに来るまでずっと実家住み、カナダに来てからはずっとシェアハウスだったので32歳にして生まれて初めて!一人暮らし(+現在居候一名)をすることになった。今年こそは引っ越したいと前から思ってたのにコロナで仕事が無くなってしまって保留していたのだ。撮影再開の目処は立たずとも、月に$2000の政府からの補助金CERBと月$500のBC州からの家賃補助がそれぞれ2ヶ月ずつ延長になったというニュースを受け、貯金の状況から言ってもまあなんとかなるのではという気がして思い切って決断した。スケジュール的にも番組レギュラーの仕事をしていたら引っ越しする暇なんかあるわけないし、そうでない時は単発の助っ人仕事が急に入るのでかえって予定が立たず、全プロダクションが活動停止していている今が逆にチャンスなのかもしれない。例年バンクーバーの賃貸物件争奪戦は初夏がピークだけど今年はコロナの影響で空き部屋が目立ち家賃も下がっているらしいと聞いた。たしかに住宅街歩いててもFOR RENTのサインをあちこちで見かける。うちの近所とかすごく人気のエリアでどこも常にウェイティングリストだったのにこんなの初めて。みんなどこに行ったんだ…?


引っ越しを決めたのが6月17日、遅くとも一ヶ月前に退去の連絡をしないといけないけど少しオマケしてもらって今のシェアハウスに7月15日まで家賃をおさめることになり、7月1日入居可能の物件を探し始めた。こんなギリギリ?と思うけど逆に一ヶ月以上前から入居者募集してる物件とか無いので今住んでいるところに退去を知らせてから次探すしかないんだと思う。わたしは今の家賃が超激安だから半月分オーバラップで払っても大した額じゃないけど、普通はそうはいかないよねえ。後で詳しく書くけど審査とかもあるのに退去日だけ決まっちゃって次が見つからないとか不安すぎる。今回はたまたまタイミング的にラッキーでした、もう二度とやりたくない笑。

賃貸の場合は不動産屋を通さずにCraigslistFB Marketplaceを使って個人で探すのが一般的です。他にもPadmapperとかZumperとかあるんだけど結局Craigslistと被っていて独自の広告はほとんどなかった。あとは歩き回ってFOR RENTのサインが出てるところに連絡してもいいけど、これも同じでどうせCraigslistに広告が載っている。まだこの街に来て日が浅い人なんかは実際歩いて地域の雰囲気を知るのはいいとは思うけどねえ。一応土地勘あるわたしの希望は今住んでいるCambie Villageか、12thから高速道路に出やすいVGHの周辺か、思い切って橋を渡ったWest End。夜遊びも滅多にしなくなったし車でしか出かけないので家賃が安い郊外でも別に良かったんだろうけど、東京出身のわたしはやっぱりある程度都会じゃないと落ち着かないのよね。都心でもKitsの方とかThe Driveの方とかはなんか自分が所属してると思えないというか、ちょっと違う感。

バンクーバーの家賃は激高くて世界的にも有名。実は何年か前に当時の彼(無職)と同棲しようと考えたことがあったんだけど、詳しく調べたら全く手が届かず諦めた。その頃に比べたら今たしかに家賃下がってるね。コロナのせいだから多分一時的なものだと思う。物価は変わるので契約してから途中で家賃が値上がりすることはよくあるけど、大家からテナントに対して3ヶ月前までに告知する義務があり、どれくらいの期間に何%値上げしてもいいという法律がちゃんとあるのでそんな急激に変わることは無い。あと今はコロナの救済策で12月までは家賃を上げてはいけない決まりになっている。狙ってるエリアだと2階以上の1BRは$1450くらいから、Studio(=ワンルーム)だと$1300くらいから?前は1BRで$1800以下ってなかなかなかったはず。今は$1800出したらかなり豪華なところ住めるけど、わたし一人で払える予算は$1500が限界です…。彼も一部払うけどあまりアテにできないし。

冒頭に書いた「一人暮らし(+現在居候一名)」がどういうことかというと、やむを得ない事情により例の彼♡が家に転がり込んできてなし崩し的に同棲することになったのよ(前回までのお話はこちら)。好きな人と自主隔離という夢が叶い4月からシェアハウスの狭い部屋で一緒に暮らしているのですが、まあルームメイト達との折り合いなどもあってここに長くはいられないという雰囲気になり、いろんなタイミングも重なって引っ越すことにした。彼はやむを得ない事情というかビザの関係で仕事はできないわあとどれくらいカナダに居られるのかもわからないわという状況なのであくまでわたしの一人暮らしに付いてくるという形です。

三日三晩Craigslistを見張って内見のアポを取ってみた。5軒くらい問い合わせて連絡ついたのが2軒。二週間後の入居者を決めるんだから大家も焦ってるはずなのになんで連絡返さないんだ、プンプン。まあシェアハウス探してた時もこうだったしあまり気にしないようにする。広告を見てウンウン悩まずにとにかくさっさと電話したほうがいいです、どうせ連絡つかない事が多いから悩む時間が無駄。メールは返信率低いので電話がベター。あと嘘とは言わないけど釣り広告みたいなのが1軒あった。内装レトロで超素敵なアパートがお手頃だったので秒速で電話したら自動音声で「$1500のお部屋はもう埋まりましたが同じ建物の$1900のお部屋に空きが出ました」って、確信犯すぎでしょ。Craigslistは誰でも投稿できる掲示板なのでscamはたまにあります。安すぎだったりなんとなく見るからに怪しいのでだいたいすぐわかる。たまにはラッキーもあるけど基本的にはちゃんと値段相応になっているものです。築浅でキレイだけど狭い、広いけど立地が不便、などなど。

なんか長くなってしまったのでここから巻いていこう。結果から言うと2軒内見に出かけて1軒目のところに決めた。17日に捜索開始で契約書にサインしたのが23日。簡単すぎて拍子抜け!たくさん巡るかと思ってこんなチェックリストまでちまちま作って印刷したのに。

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初めてシェアハウスじゃない物件の内見に行って驚いたのが、借り手が選ぶのと同時に貸し手も借り手を選ぶ権利があるということ。考えてみれば当たり前なんだけど世間知らずなもんですっかりお客様気分でした。Craigslistの広告にも「要レファレンス、要クレジットチェック」って書いてあったもんな。もっと用心深いところは「要雇用契約書」とか、赤の他人にこんなプライベートなことまで踏み込まれないといけないのか…。最初に見た物件で彼が「アプリケーションフォーム書いちゃおうか?」と言うので(えっ?1軒目なのに即決ですか?)と目で訴えたら「これは契約書ではないよ。これ書くと候補者リストに入れてもらえるというだけで、ある程度気に入った物件あったらその場で書いちゃってもいいと思うよ」と説明してくれた。彼も昔一人暮らししようとしたけどクレジットスコアが無いため審査通らず諦めたらしい。クレジットスコアって日本でもあると思うんだけど、海外での履歴は考慮されずカナダに来たらゼロ?からスタートになるので駐在や移民で長期滞在を考えているならすぐにでも取り組んだほうがいい。要するに「借りたお金を返せる度」のことで、適当なクレジットカードを作って少額でもいいのでとにかくお金を借りて期日までに返す、というのをコツコツ繰り返すことでスコアを上げることができる。借金が無いのが望ましいというわけではない点に注意!借金したほうがスコア高いとか変なの。わたしはここ数年やっとこのシステムを理解し全ての支払いをクレカに切り替えたのでスコアほぼ満点です。現在の大家のレファレンスももちろん心配ない。しかし問題は一番重視されるであろう仕事のことで、フリーランスなんで収入は月によってバラバラだし契約書は企画ごとだし直属の上司も企画ごとに違うのよ。業界の人ですごい稼いでるのにシェア物件に住み続けてる人がやたら多いのはこういうことなのか…?特に今はコロナで業界全員無職だしまだ再開できる見通しとか立ってないし、家賃払えるという証明は正直できないです。そして居候の彼は無職です笑。アプリケーションの「職場連絡先」のところに一応わたしはユニオンの連絡先、彼はビザ切れ直前まで働いていた職場の連絡先を書いたけど実際に電話されたらヤバイ。どこのアパートも条件はほぼ同じだろうし、こんなんで本当に部屋を借りられるのかと先行き不安になってしまった。

で、翌日もう一軒見に行ってまたアプリケーションを書いて帰ってきたら前日の物件の管理人から「明日にでもサインしに来ませんか?それとも他に決めちゃいました?」と催促メールが!あわあわあわ。てか昨日の今日って、絶対にレファレンスチェックとかしてないじゃん笑。まあ後から聞いたら単に「カップルに借りて欲しかった」とのことでした。万が一ひとりに何かあっても二人で力を合わせれば滞りなく家賃を払える可能性が高いからな。あと接客歴が長い彼は管理人とのトークも弾んで、身なりもコンサバ系できちんとしてるので印象が良かったのかも。居候くん、なかなか役に立つではないか。引っ越し作業もよろしく頼みますよ。

長くなったのでわたしが新居に求めていた条件(理想)、実際に入居することになったアパートの紹介(現実)、引っ越し作業の様子などについては次の記事に書きます。またね!

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