2016/01/09

Seems Like Old Times ゆっちがやって来た 後編



一応メインイベントだったチュービング(そり遊び)!せっかく雪山まで来たんだから一応滑走しておきたいのだ。ゴンドラに乗ってわずか数分でお山の上の方に到着。Tube Parkの看板目指してスノボコースをずいっと横切る。キツめの階段を昇ったらチケット売り場。このチケット売り場がめちゃくちゃ待った。別に混んでなかったのに、窓口が一つしかない上にどいつもこいつも安くしろだのなんだのゴネていて、しまいにゃ「ちょっとこのカップにあったかいお湯ちょうだい」とかいう老人に割り込みされたりして露骨にイライラしてしまった笑。いくら重ね着しててもじっとしてるとさすがに寒いんだってば。ネットで予約してくるべきだった…後悔。いや待てよ、ネットで予約しても結局チケット売り場で引き換え系かな?

1時間券おとな$22と2時間券$30があるんだけどこの時は1時間券しか売れないと言われる。1時間で十分でしたよ。こんな雪山の上でもクレジットカード使えるのがすごい。最近は荷物削減のためポケットに免許証とクレカ、小銭だけつっこんで外出することが多くなった。

自分でおっきな浮き輪を引きずって、ベルトコンベアみたいなのに乗ってコースの上まで向かう。セビくんはポケットからウィスキーを取り出し飲みはじめる。





1人で滑ったり、グループで紐を握りあって一緒に滑ったり。係員の人が回転をかけつつ思いっきり押し出すのでめっちゃくちゃ速度が出てビビった。もちろんシートベルト的なものとか無いんだけど、これ子供も大丈夫なん??ウォータースライダーに近い感覚で、楽しい!!!下まで滑ったらまた浮き輪持ってベルトコンベアして、と夢中で繰り返した。がしかし全員アラサーの我が軍、気持ちは子供のままでも身体がついていかず1時間もたずビールを求めて下山するのであった。

すっかり夜になったヴィレッジは案の定ライトアップされ、めちゃカワ。



レストランはどこも混んでいたがさすがに冷えるのでテラス席ならすぐにご案内と言う。この雰囲気を楽しむにはむしろテラス席が正解でしょ。行き交う人々がみんなモコモコ厚着していて面白い。

ゆっちはカナダに来るのが初めてなので名物料理を食べさせたいものだが、歴史が浅いうえに文化が混ざりすぎてわけのわからなくなった国なので、これといった名物料理はない。鮭とメープルシロップはまあよく売ってるけど特段高クオリティなわけでも安いわけでもないしな…。あえていえばケベック名物プーティーンかな?フライドポテトにグレービーとチーズをどばどばかけた胃もたれ爆弾である。この日食事したパブではインド風のバターチキンプーティンしか無いと言われた。こういう文化のごちゃまぜ感がカナダ(とくにバンクーバー)なのだな。

バスの時間が気になりだしたのでサクっと会計を済ませゆっちの「ベタな土産」ショッピングに付き合う。ダウンタウンに戻ればカナダ土産屋はどこにでもあるがウィスラー土産が買えるのはここだけ。ゆっちは初日からずっと鹿の頭の壁掛け剥製が欲しいと言い続けていて、それは無理だろうと思い続けていたがいい具合にちっこいトナカイの首のぬいぐるみが見つかったので安心した。これはここでしか売ってなかったように思う。

予約しておいたのは午後7時半の終バスなので乗り遅れたら野宿で死ぬしか無い。実はウィスラーに一泊することも最初考えたのだがさすがに宿が混んでて取れなかった。別にスキースノボするわけじゃないからまあ日帰りで十分だったかね。終バスに無事乗り込んで一同死んだように眠る。

バスで寝て少し元気になったので家で打ち上げ。最近はめったに帰らないニコも参戦。鬼ころしで乾杯。ゆっちが素敵なおちょこも買ってきてくれた!


英語、フランス語、日本語で宴は深夜まで続くー。

一晩寝たら、もうゆっち最後の一日。朝ごはんはカナダ名物Tim Hortonsで。スタバよりも安いコーヒーチェーンでどこにでもある。ドーナッツとかサンドイッチの軽食も豊富。コンビニはなかなかないくせにコーヒー屋だけやたら多いんだよなあ。


そこから#19に乗ってStanley Parkへ。終点で降りてすぐのところにクリスマスイベント会場があった。夜見たらキラキラでロマンチックなのかもしれないが明るいところでまじまじ見ると学祭レベルの手作り感満載でしょぼい。


Stanley Parkは公園というよりは広大な森なので遭難しないように注意だゾ。一般的に観光するぶんには園内マップの右端のトンガリ部分を海に沿って歩けば十分でしょう。眺め最高ー!バンクーバーはでっかいどー







高校生のときから写真のポーズ変わってないわたしら笑。
もう15年近くずっと友達。一緒のクラスになったことは一度もなかったけど。授業中ノートに書いた手紙を交換したり、ゆっちがお弁当を作ってくれたり、プリクラを撮ったり、一緒にバレンタインにハシャいだり、一緒にデニーズでバイトしたこともあった。はじめてカナダに来た時は成田まで運転してくれた。あのときゆっちは泣いていたというけどわたしは気づかなかったよ。一年後成田に帰った日も迎えに来てくれて、そのままホームレスのわたしを実家に泊めてくれて、ごはんを食べさせてくれて、仕事を探すための携帯(の充電器)も買ってくれたんだよね。すべて昨日のことのようだ。いや、さすがにそれはないか。ゆっちか困ったことがあったらどんなことでもしてあげたい。

さすがに途中一回バスに乗ったけどさらにコンベンションセンターのほうまで探検。てくてく。




こんなに歩いたの久しぶり。そういえば旅行に行くとこれくらい歩くわね。
赤ちゃんがいるので今回は欠席の優子も一緒に、けっこう旅したねえ。温泉に、京都に、ハワイに、タイに、韓国。


よく歩いたのでここで休憩。Waterfront駅の中に入ってるROGUE、またもやありがちなパブメニューだけどひとヒネリ利いててなかなか美味しかった。地ビールのSamplerで乾杯。一口ずついろんな味が楽しめていいよね。ビール自慢みたいなお店だったらだいたいこれやってくれる。

一度家に帰ってお色直し。ゆっちはスニーカーと雪靴しか持ってきていなかったのでわたしの12cmヒールを貸した。ゆっちいつからスニーカー履くようになったんだろう。

ディナーはザ・観光地、Vancouver Lookoutに入っている展望回転レストランへ。ずっと機会を逃していてやっと来れたー。



これがけっこうな勢いで回転していてびっくり。うぐぐ酔いそう。エレベーターやお手洗いは中心部の動かない部分にあって客席はその周りを動くので迷子になりやすい。なんか一通り入っておトクそうだったのでコースにした。泡で乾杯して白のボトル。20代前半はふたりで2本だったけどもう無理だわ肝臓が泣いている笑。



スモークサーモンに、ロブスターに、ロッシーニ風よ!おーほほほ。酒飲みには多すぎてすこし残してしまうも、デザートはムキになって食べた。


4年間で生活することにはある程度慣れたけど、この街の美しさにはちっとも慣れず、毎日惚れなおしてしまう。こんな素敵な場所にいさせてもらえて最高だ、バンクーバーありがとうカナダありがとうと常に感謝。親友にわたしの好きな場所を見せられてよかった。いい旅でした。次は夏においで。

昔と変わらずすぐやる課の彼女が撮った写真をすぐ送ってくれた。写真けっこう上手いんだな。知らない間に撮られていたのもけっこうあって、こんなところを見ていたのかと思うと面白い。


これとかなんやねん…。シーツを替えている途中のわたしの部屋。

4 comments:

大学生 said...

初めまして!IELTS の記事を読まさせて頂きました!来月に初受験を受けることになりました。そこでお聞きしたいのですが、オンラインで受験登録し、お金も支払い済みなのですがメールとか何も来ません。当日に写真2枚持参していく必要はありますか?急にごめんなさい!!本当に不安なので、、お返事お待ちしておりますT_T

chihirousagi said...

大学生さま
日本からなのか、海外での受験なのかはわかりませんが、そういうことがあるとイヤなのでわたしはバンクーバーのIELTS申し込みセンターに行って直接アプライしました。その場で写真を撮られて、試験当日に会場でエントリーすると写真が印刷された受験票を渡されました。

公式サイトの申し込みの手順はよく読まれましたか?https://ielts.britishcouncil.org/CountryExamSearch.aspx
カナダ版によると、
オンライン申し込み→確認メール→身分証明書(スキャンして?)の提出→支払いオプションについてのメール→支払い→確認と、日時や会場についての詳細メール、という流れになるようです。はっきりしない部分は直接受験地の事務局に電話して聞くのが一番です。

Unknown said...

海外までお友達が来てくれるなんて、これほどうれしくてたのしいことはないですね!ちひろさんのブログはアップされると嬉しくてすぐ読んじゃいます。今年もたのしい話が聞けるといいですー!

chihirousagi said...

Hiromi Yamaneさま
みんな遊びに行くねー!と言ってはくれるのですが遠すぎて誰も来てくれませんでした笑。航空券代も高いしー。だから今回は本当にうれしかったです。なんでこの子がここにいるのだ?っていう非日常感と、高校時代から変わらない距離感とが混ざり合って不思議でした。

いつも読んでくださってありがとうございます。仕事とヨガでスケジュールぎっちぎちですが今年もほそぼそと書いていきます。