バンクーバー在住6年目、世界を股にかけるフリーターちひろうさぎの日記と映画レビュー。

2013/05/12

TOKYO STORY













帰国した頃は泣いてばかりいた。自分がいるべき場所にいられない事に納得できなくて、生きてる心地がしなくて。お金も家も職も保険もなくて、東京の景色は色を失って見えた。自分が幽霊になったのかと思った。ただただ故郷が恋しかった。わたしの故郷は、すっかりカナダになってしまった。

泣いている間にも世界は回り、腹は減る。失意のさなか、クレジットカードで借金して履歴書とリクルートスーツ一式、ベージュのアイシャドウを購入。わたしなりの「でも、やるんだよ」。トレードマークのピンクの髪を切ったときは思わず涙をこぼしてしまった。それからはあちこちに頭を下げて、すっかり忘れてしまった敬語を思い出して、身を粉にして働いて、働いて…(嘘ではないが美談にするために若干の脚色あり)働いて、飲んで。

キリッ やればできる子

それにしても東京で過ごした117日間、一度も路上で寝ないで済んだしご飯が食べれない日もなかったし、ひとりぼっちの日もなかったのは奇跡だ。それどころか毎日日替わりの講師が現れるかの如くいろんな人に会って、いろんな人からいろんな事教わって。酔っ払っててほとんど全部忘れちゃったけど笑、本当にどうもありがとう。わたしほど人に恵まれている子、いないよね。

ちい追い出しコンパ。
超びっくりしたサプライズ!メグさんありがとおおお

とり憑かれたように「絶対にバンクーバーに帰る、そのためなら何だってする」って言いながら脇目もふらずに走ってきたはずなのに、いざ目標のしっぽを掴んだら本当にそれが欲しかったのかどうかわからなくなっちゃった。染め直した髪もなんだか前より似合わない気がする。


友達なんか一人も居なくて英語も全然喋れなかった一度目の渡加より、今回のほうがずっと不安。カナダに行ったからって何ができるんだろう、何がしたいんだろう。だけど、とにかく行ってみようと思う。そうでなきゃ、応援してくれた人達に、そして誰より近過去の自分自身に示しがつかないから。


因果の海を渡る。おかしな、おかしな旅。
わたしは何度でも生まれ変わろう。chihirousagi シーズン2、はっじまーるよー!!!!!

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