バンクーバー在住6年目、世界を股にかけるフリーターちひろうさぎの日記と映画レビュー。

2012/05/20

ワーホリ 仕事探しの方法

やっっっっっっっっと仕事が決まったよー!
本当に、本当に長い戦いでした。本気出したのが遅かったとはいえトータルで2ヶ月くらいかかったんじゃないかしら。さすがに後半は情けなくて、悔しくてメソメソ泣きました。面接落ちるたびに自信が無くなって、どんどん声が小さくなって喋れなくなって、全財産が本当にゼロ円になって、さすがに泣きました。何が何でもビザが切れるまでは帰らないと決めたけど、もう諦めようかなと少しだけ考えた矢先でありました。結局洋服屋は一旦諦めてハンバーガー屋。バーガー一個10ドル以上するようなこだわり系の店(マックではないと強調したがる自分の性格の悪さにウンザリ)。今の英語力では洋服屋は夢のまた夢だったようです。現にワーホリの日本人で服屋で働いてる人はごくわずかにいると聞いているので、かなり悔しいけど自分の限界は認めなければいけません。長い事こだわっていたせいでずいぶん遠回りしてしまった。下手に一回、まぐれで一次受かってしまったので「あれ、イケるんじゃん」と思ってしまったんだよね。とんだ勘違いでした。「洋服屋はすぐには難しいかもしれないから、つなぎで飲食店でもやろう」と決めてからも「この店は家から遠すぎ」「雰囲気がイヤ」とか言ってグズグズしてたのよね。ハッキリ言ってロクに英語もできない日本人ワーホリは仕事を選べる身分ではない!それに、2つ3つ気に入るところに「今日応募したからきっと面接に呼ばれるはずだ、一週間ほど待ってよう」なんて考えは捨てることです。そう簡単に面接はしてもらえません。でも数ヶ月後忘れた頃にに電話がかかってくるってこともありうるんだって。だとしても、とにかく一つの場所にこだわらないで短期間集中してヤケクソ気味に応募しまくることです。あちこちから面接を申し込まれたらラッキー、無料で英語の練習させてもらえるんだし、あちこちから採用されたらもっとラッキー、一番条件のいいところを選んであと断ればいいのです。失敗したって、誰もわたしのことなんか知らないしもう二度と会うこともないでしょう。何も失う事は無いのです。こんなに単純なことがどうしてわからなかったんだろう!ばか!ばか!ばか!


就職情報誌なんかないカナダで仕事を探す手段は、直接店やオフィスをたずねて「ここで働かせてください!」と言うか、ネットで探すか、コネの3通りらしいです。ワーホリのバイトも、カナダ人の真面目な就職も多分要領は同じ。なんとコネが一番大切らしいんだけど、そんなもんあるわけないわたしの経験からいって一番効果があったのはやっぱり歩いて探す事だったように思います。「今日はこのストリート」と決めて、業種問わず端から端まで全部の店にレジュメ(履歴書)を配る、みたいな事を数週間続けました。目を皿にして歩くと「Hiring」とか「Need help」って貼り紙をけっこう見かけるのよ。貼り紙がなくてもひたすらアタック。お店のほうも慣れているのでレジュメをピラピラさせながら「I'm looking for a job. (仕事探してます)」って言うと「じゃ店長に渡しとくね」「今は求人してないけど一応レジュメは受け取るね」「シフトの希望ある?」ってかんじで、話は早いです。ここですかさず「Is there the manager today? Can I talk to him/her right now? (今店長いる?話できない?)」って言えるとさらによいですね。それか最初から店長っぽい人に話しかけるか。面接のために後日出直すより、その場で話せたほうが早いじゃん。気に入ってもらえたら、飲食店なんかはその場で雇ってもらえる場合もよくあるそうです。ていうか面接して「他にも候補者いるから、数日(具体的に曜日指定)以内に電話するね」って言われたら断られたって事なんだとわたしは理解しました。縁がなかったと思って潔く諦めましょう。ちなみに採用されたバーガー屋は、一日さんざんレジュメ配り歩いて最後に「一応ここもいっとくか」と何気なく立ち寄った店で、たまたま店長の手が空いていたのでその場で面接してもらいました。数十分後、帰りのバスの中で電話がかかってきて「んじゃ月曜からね」ってかんじでトントン拍子。求人の広告もポスターもなかったけど言ってみるもんだ。配ったレジュメは途中から数えるのやめましたが服屋と飲食店合わせて30枚くらいかな。ネットで応募したのが15件くらい。面接は9回。
【追記】後日談。忘れた頃に「面接に来ない?」っていう電話はやはり何回かありました。それから書き忘れましたが、直接「仕事ください」とレジュメをドロップする他に、問い合わせ用メールアドレス宛てに送りつけるというのも効果がありました。タイトルをCareer Inquiryとかにすると結構返事が来るよ。

Craigslistとかmonster.caとか、他のネットの求人にもずいぶんチャレンジしたけど、ほとんど連絡なし。たぶんレジュメの時点で「はいはい、日本人のワーホリね」ってハネられてるんだよね。被害妄想かもしれないけど、日本人=英語ができない、どうせすぐビザ切れで辞めるって思われてるんだと思います。飲食店10年やってるのになんで断られるんだろうと思ったんだけど、よく考えたら日本人だからだって気づいてすごくイヤな気分になりました。履歴書に国籍もビザ期限も書いてないけど名前と職歴でバレてるんだよね。韓国人や中国人はEnglish Nameを使ってる人が多いです。通名ってやつで、勝手に自分で決める英語っぽい名前の事です。たとえばJessica Wu(適当)って言うと国籍もビザのステータスも英語力も一見わからない。家族のルーツは中国系だけどカナダ人かもしれないじゃない。でもわたしの本名で職歴も全部日本のレストランだったら明らかに日本人のワーホリなわけです。しかも発音が難しいし覚えてもらえない。職安の人にも「無理にとは言わないけど名前変えたらどうかな?」って言われたけど、急に名前変えるのもなんか、ねえ。


でも逆に日本人大好きな雇用主もたくさんいるらしい。一回日本人雇ったら、日本人が大好きになるんだって。国民性とかいういい加減な議論は大嫌いだけど、やっぱり日本人は世界水準で言うと総じてちゃんとしてるほうらしい。日本人や、移民を積極的に雇用してるところはいっぱいあるので、バイトするつもりの人は普段から注意して「あそこの店で日本人(もしくは諸外国からの移民)働いてるの見た」っていう情報を集めるといいと思います。コーヒー嫌いなので知らなかったけど、バリスタは日本人多いねー。コーヒー屋はもうそこら中にあるので、チャンスかもしれません。営業時間が早朝から深夜までなうえにクソ忙しいけどね。


なにしろ狭いバンクーバー、友達のツテや情報で仕事が見つかることもよくあるらしい。わたしは「日本語は絶対に喋らないし、日本人とは遊ばない」と頑なに日本人ネットワークと距離を置いているために余計に仕事探しに手こずったのかも。あと早朝や深夜シフトがある仕事の場合、家が遠いっていうのも敬遠されるんだって!噂には聞いていたよ。レジュメ渡す時点で「家どこ?ダウンタウン?」って聞かれることもけっこうあった。ちょうど引っ越したのでズバリ言うとわたしは以前41st Aveというところに住んでいて、家が遠いのは一目瞭然だったのです。数字が大きくなるほどダウンタウンから遠い。


日本で長く飲食やってきたので、新しい仕事にチャレンジしてみたいと思ったけど結局また飲食店。それでもジャパレス(日本食レストラン)だけは絶対に働かないという目標は達成できたのでよしとしましょう。働いてる人ごめん。実は一度、日系のラーメン屋にも応募して面接まで行ったんだけど断られました。面接は最初から最後まで日本語、モロ日本!なお店の雰囲気に飲まれて「ここは日本か?!」と混乱しながら「ここで働きたいです」とイヤイヤ伝えたんだけど、嘘をつけないわたしだからよほどイヤそうな顔をしていたのかもしれないね。カナダで起こった全てはタメになると思ってしなやかに受け入れる強さと、ここだけは妥協しないっていう信念のバランスは難しい。


明日から働くバーガー屋はたぶん完全英語環境。レジやってサーブするだけなら楽勝じゃんと思ったのに「それだけじゃなくてバーガー作るのも含めて全部任せるけど大丈夫?」って言われた。何でもいいから仕事が欲しくて「たぶん大丈夫です」と答えたけど本当に大丈夫…?肉焼くの?まあしばらくやってみます。よく考えたら英語の勉強させてもらってお金までもらえるなんてすごいよね!わーい!初出勤です。いってきます。


そうだ!ワーホリの後輩たちに役立つ情報も申し上げなければ。
仕事探し、レジュメ(履歴書)とカバーレター(レジュメに添えるあいさつ状。飲食店は不要かも)を準備しない事には何も始まりません。チェーン店や大きい会社だと専用のapplication formがある場合もあるんだけど、レジュメやカバーレターを別に添えるのが基本。日本みたいに履歴書の用紙が売ってるわけではないので、パソコンで自分で作ります。「resume sample  (職種)」とかでググれば簡単にテンプレートが出てくるのでまずはそれを参考にするとよいでしょう。自分のプロフィールを簡潔にアピールするために独特の文体が使われたりするので、図書館に行ってハウツー本を漁るとよろしいと思います。スペルや文法ミスは論外、絶対に許されません。語学学校に行っている人は先生とか、ホームステイしてる人はホストファミリーとか、複数のネイティブスピーカーにチェックしてもらうといいです。そこでわたしがお世話になったのがYWCA。キリスト教系のNPO団体で、職安みたいなところ。わたしたち外国人含め、仕事を探している人を無料でサポートしてくれます。パソコンやプリンターの使用、就活関連本や求人掲示板の閲覧、レジュメの添削や個人カウンセリング、各種イベントの参加も全部無料。ダウンタウン付近だとGranvilleやDavie、Broadwayなどいろんなところにオフィスがあります。ただし「郵便番号で管轄が決まってる」「若者はあっちのオフィス行って」「ワーホリはあっちのオフィス行って」とタライ回しにされる傾向があるので強気に行きましょう。一度味方につけるとめちゃくちゃ頼りになります。


【追記】ワーホリ仕事探しの方法、改訂版を書きました こちら

3 件のコメント:

k t さんのコメント...

こんにちは。
数日前からワーホリでAUSに来ている者です。

住むところが決まり、そろそろバイトを本格的に探そうと思い情報を漁っていたところこちらにたどり着きました。

基本的にネガティブなのでレジュメ配る前から不安だらけなのですが
ブログを読んで勇気づけられました。

もっとアグレッシブにいかなくてはいけませんね…。
そして、小銭の数え方、僕もまだわからないので勉強します。笑

乱文失礼しました。
これからもブログ頑張ってくださいー。

Yusuke さんのコメント...

「ワーホリ、仕事」で検索していたらこちらのブログをたまたま見つけました。自分はイギリスに語学留学で現在3ヶ月ほど滞在しているのですが、こちらの生活は新しい発見が多く来年もワーホリビザに切り替えてイギリスで働きたいと思っいます。私も1987年生まれで大学を卒業してからフリーターをしていたので、chihirousagiさんが仕事を見つけたことはまるで自分のことのように嬉しいです。お互い大変なこともあると思いますが、頑張って行きましょう♪ではでは

miki pon さんのコメント...

今週からまさにお仕事探しをしようと思っていてこちらのサイトに伺いました!
リアルな体験談でとても心強いです!
わたしもとにかく根気で配ってみようと思います!!