バンクーバー在住6年目、世界を股にかけるフリーターちひろうさぎの日記と映画レビュー。

2014/05/08

【近況】Good Girl Gone Back to Bad


自分含む大方の予想通り、セビ君(前回前々回の投稿参照)とは一ヵ月を待たず破局しました。言い争いばかりの苦しい恋であった…。もともと英語を喋っている時は気が強いとはいえ、彼と話していると自分でも引くくらいキツい言葉がどんどん出てくるのよね。彼は根気強く理解してくれようとしていたけど、最後はさすがに「君は感情的に不安定すぎる」と疲れた様子でした。たしかに彼の前では無理にドラマティックに振舞ってしまう傾向があり、「そんなことないよ」と言ってくれるのをわかっていて「ね?わたしって悪い子でしょ?これで嫌いになった?」としつこく聞くような非常に面倒くさい自分が自分でもすごくいやだった。言っておきますがわたしはちっとも不安定なんかじゃないし、面倒くさくもないクールな女の子です。彼がわたしが近年こじらせている奇妙な「悪い子になりたい」願望を最大限に誘発する存在だったのです。

よく「価値観の違い」で別れるカップルがいるけど、これもまたやっかいで、ケチすぎる彼とお姫様なわたしは常にお金のことでケンカしていました。彼はうちの弟よりも若く、夏学期から学生になる現フリーターで、ママと一緒に住んでいて、お金が全然ないのです。わたしだって母子家庭出身で生まれも育ちも、そして今も超がつく貧乏だけど(謙遜とかじゃなくガチのやつ)、せめて心まで貧乏にならないように必死で見栄張って生きているのです。同世代の女の子がボーナスで手に入れる宝飾時計には手が届かなくても、靴下やスウェットに穴があいたら借金してでも新しいのを買うっていうか…そういう小さなプライドが大事だとわたしは思う。これまで友達も恋人もどういうわけか比較的気前のよい人が多かったので彼の金銭感覚には衝撃を受けた。とくに最近は、正直に告白すると年上でお金持ちの男性と交際する機会が多かったので、いつのまにかプリンセスでいることに慣れてしまい、それはわたしも悪かったなとは思ってます。だけどもちろんファンシーなディナーや高級ホテルや車のお迎えを若い彼に求めていたわけじゃなくて、単純に近所の中華で食事をしたり、月に一度くらいはクラブでハメを外したり、帰りにタクシー(日本より全然安い)に乗ったり、映画館(日本より全然安い)に行ったり、そういう普通のデートができないとなると恋人関係を維持するのは難しいのです。恋人とは一緒に楽しいこといっぱいしたいし、親友でいたいし。割り勘にするのは全然かまわないけど、毎回彼の分まで支払うほどの余裕は残念ながらないのです。だからデートのプランはお互いの家でダラダラして、わたしが買ったワインを飲んでという一択。彼の家がこれまた死ぬほど遠くて、一回行ったら帰るのがダルくなり、久しぶりに帰るとルームメイトや友人たちに「ちい、昨日どうして帰って来なかったの?超楽しいパーティだったのに」と知らされたりしてどんどんストレスが溜まっていきました。週に4日は彼と一緒にいるので趣味の映画や書き物をする時間も激減し、このままだと自分が自分でいられなくなると思った。

とはいえ常にわたしのことを気にかけてくれる人がいるというのは何にも代えがたい幸せで、しかもその人っていうのがカルバン・クラインの広告に載ってもなんら遜色のないようなイケメンで、今は彼なしでどう振舞っていいかわからず途方に暮れてます。わたしを好きな人はもう、いないんだ。本当にこれでよかったのかな…。10分に一度は「ごめん、やり直したい」とメールしそうになるけど、その度にぐっとこらえて。もう少し泣いたら映画館にでも行こう。グスン。

ああ、書いたらすこしスッキリした。今後はまた映画レビューに力を入れていきたいと思います。読んでね。

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