バンクーバー在住6年目、世界を股にかけるフリーターちひろうさぎの日記と映画レビュー。

2012/10/15

英語のはなし


1年カナダにいればさすがに少し喋れるようになるといいなあと思った出発の日。9ヶ月経った現在の上達状況はといいますと、英会話に点数はないので説明しづらいけど、ネイティブの友達と朝までサシ飲みできるレベルにはなってます。グループ飲みよりサシ飲みのほうが実は難易度低いけどね。酒の話ばっかりで申し訳ないですがやっぱお酒飲むと喋れるのよ!ああお酒万歳。それでも謙遜抜きにして決して「ペラペラ」ではありません。未だに電話苦手だしね。けっこうがんばってるつもりなのに…まあ、こんなもんなのかなあ。


わたしの出発前のレベルですが、海外経験はなくとも何故かもともと英語得意で、中学高校の定期テストで90点を割ったことはありませんでした。センター試験は何点だったか忘れたけどほぼ満点だったんじゃないかな?大学入学時クラス分けで受けたTOEIC IPは手抜きして660点、2年生のときに本気で受けたTOEFL IBTは69点でした。大学は一応国際系の学科にいたので毎日英語ばっかりだったし、一番上のクラスだった。うーん、華々しい経歴!しかしこんなペーパーテストの点数は「英語が話せること」とは全然関係がないわけで、日本にいて英語で会話する機会なんかないわたしの英会話力はひどいものでした。ただのガリ勉だからねえ。そこからカナダへ出発。最初の一ヵ月半、会話重視の語学学校に通いました。スタートダッシュの勢いは大事なのでお金は超かかったけど行ってよかったと思う。わたしのレベルと切羽詰まり具合から言って「英語を使って楽しくゲーム感覚で勉強しましょう」「アクティビティを通して世界中のお友達を作りましょう」とかにお金を払いたくなかったので、ガチな学校を選びました(ワーホリ 語学学校の選び方 参照)。厳しかったよう。週5みっちり、宿題もばっちりで毎日早朝から深夜まで勉強しました。ひとりだとどうにも怠けちゃってこんな風には勉強できないよね。そういう意味で学校に行くのはやっぱり有効だと思うのです。会話系の学校とはいえ、勉強するのは主に文法。文法について英語で会話、みたいな。結局文法は大事なのです。ガリ勉で文法を気にしすぎるせいで喋れないんだって思ってたけど、今となってみればやっぱりあのガリ勉時代がなければ何もなかったとしみじみ思う。

語学学校時代のノートたち。今もよく読み返したり書き足したり。

語学学校で正しい英語の感覚をきっちり養ってから職探ししてひたすら拘ってやっと完全英語環境のバイトを始めて、今のシェアハウスに引っ越して友達いっぱいできて毎日喋りまくって、日本人の友達一人もいなくて、それでも言いたいことを言うのは本当に難しい。会話についていけなくて置いてきぼりになることもしょっちゅうだし、聞き返してばっかり。メゲずに地道に言いたくて言えなかったことはこっそりメモして家に帰ってから調べたりします。友達は英語の先生とは違うから話し相手にはなってくれても英語を教えてくれるわけじゃない。時々「こういう時なんて言ったらいいの」って聞くこともあるけど「英語教えて」「間違ってたら教えて」ばっかりだと本当の友達になれなそうで嫌なのよね。たまーに教えたがりの人もいるのでそういう人を見つけたら質問攻めにするけど。
ていうか、外人って手加減しないから明らかにこっちが理解できてないのに超早口で話しかけてくるっていうのが最初けっこうビックリした。もしかしてあれでも手加減してくれてるのかなあ。たぶん、先生じゃないから何が英語学習者にとって難しいのかわからないんだと思う。


これから英語喋れるようになりたいっていう人はまず、何はなくとも文法の勉強からだね。。。「文法なんか関係ない、伝わればいいんだ」説もありますが、文法がわからなかったら伝わらないんだってば!ていうか文章が作れなければ話せるわけないんだってば!「中学の英文法をマスターできれば英語はできる」説はあながち嘘じゃありません。教科書開いて名詞の複数形のs、三人称単数のs、冠詞のTheやa、さすがにこれくらいは知ってると思って飛ばし読みしちゃいがちだけど、これが正しく使えるようになるのにどれだけ苦労していることか。いま高校の時使ってた文法書開いてみたら第一文型、第二文型、SVOCとか書いてあって笑っちゃった。こんなのは必要ないねえ、たしかに。勉強するときのコツとしては例文をまるごと覚えてしまうことです。そこから応用すれば簡単に言いたいことが言えるようになるのだ。
単語の勉強はあんまりしたことないからわかりません。自然に覚えていくものじゃないかな?名詞は知らなかったら「あーほら、あれなんて言うの、掃除の時に使うアレよ」とか聞けばいいだけなので、動詞を覚えるようにするといい気がする。でもhave、give、takeあたりの基本的な動詞でほとんどの事は伝えられます。そういう基本的な動詞の用法を例文ごと覚えるのです。辞書を引く時は意味より例文をチェック。


わたしが試した勉強法で一番効果があったのはやっぱり映画やドラマを観ることだと思います。これなら日本にいても、一人でもできる。DVDで英字幕が入ってるものを買ってきて、英字幕あり、なしと繰り返し観る。作品はなんでもいいんだけど最初は内容がわかってるものや、子供向けのものがいいでしょう。飽きないで観られそうな好きな作品っていうのがもちろん大前提ね。一時停止しながら気に入ったフレーズや知らなかった単語をノートに書いてヒマな時に見返して覚え、マネして発音してみて、いまだ!というチャンスがあったら実際言ってみる。それで通じるとすごくハッピー!ネイティブの人に「そういう言い回し素敵だね、面白いね」と褒められることもある。そりゃ映画の台詞のパクリだからね!ははは。

こっち来てから買ったDVDコレクション。
今はこの倍くらいです 中古だと安い。図書館で借りると無料。

中学の英語の授業で英語の歌(ビートルズとか)で勉強しましょうって言われたけどこれはけっこう注意が必要で、歌は歌であるからして音に乗せるために歌詞についてはいいかげんなものもあります。たとえばKaty PerryのI kissed a girlという曲のサビに♪ I hope my boyfriend DON'T mind it というのがあるのですがこれは明らかに文法上おかしいのです(正しくはI hope my boyfriend DOESN'T mind it。節の主語がmy boyfriendで三人称単数なので助動詞doはdoesを使います)。でもdoesn'tだと曲に乗らないでしょ。通じるかもしれないけど、ちゃんと勉強していればこういう細かい文法上の間違いはすごく気になります。


発音ってどうやったらよくなるんでしょうねー。読書や英語でインターネットすることも多いのでけっこう難しい単語も知ってるんですが発音したところで全然わかってもらえないのが悲しい。先に、英語を第一言語として話す人を便宜上「ネイティブ」と呼びましたが移民の地バンクーバーにいると正真正銘のネイティブの人に会う事は割と少ないといっても過言ではないです。ハンバーガー屋でバイトしてるわたしは注文の時の「burger」の発音で「あ、この人英語が第一言語じゃない」ってわかります。burgerってrがふたつ、しかもuとeの後で本当難しい言葉なんだよ!でもみんな英語圏でどっこい生きてるわけだからあんまり気にしないでいいと思うのよね。ていうかバリバリのネイティブの言ってる事はわたしにとっては聞き取りづらい。英語を勉強して身に着けた人の発音はなんとなく聞き取りやすいんだなあ。「正しさ」でいうと前者のほうが正しいはずなのに不思議。


帰国して「どれくらいペラペラになった?」って期待されるのが今からこわいです。わたしはちっともペラペラではありません。タイムリミットが迫ってきて、ふたたび真面目に勉強しようと気合いを入れなおしている今日この頃です。これからワーホリや留学考えてる人は、「行ったら勉強する」なんて言わずに今から猛勉強するべきです。こんなの誰でもわかってる事だけど、本当に本当に本当に!日本にいる時の勉強した量でその後の楽しさが全然違うよ。今からやっておけばもっと早く楽しくなれるよ!これだけは保障します。さて、勉強しよう…


こうして日本語で思考して日本語で長文を書くと、頭をまた英語に戻すのに少し時間がかかるので控えるべきなのかもしれません。でも書きたいし、読んで欲しい。ううう。
さて、勉強しよう!

3 件のコメント:

絵理今井 さんのコメント...

初めまして。
ワーホリ 学校 行かない
の検索ワードでブログにたどり着いて読ませていただきました。

今現在、ワーホリビザでバンクーバー入りしていて
語学学校に通って一週間経ちます。

カナダに来る前にフィリピンで英語の勉強をしてきていて
こっちの学校に通うと、マンツーマンではないので
喋る時間が少なく感じていて退学を考えています。
(入学してそんなに経っていなければほとんど損なく返金してもらえるようです)

そんなことを考えている中でスピーキング重視の学校に行かれてたとのことで
もしよろしければ学校名を教えていただければなと思います。

chihirousagi さんのコメント...

eriさま
コメントありがとうございます。かなり前の記事なのでまだ読んでくださる方がいるかーっとちょっと驚きました笑。
わたしはワーホリでバンクーバーに来てすぐ、スピーキングのクラスしかない(!)Britannia College http://britanniainternational.ca/ で6週間くらい受講しました。もう4年前の話なので今も事情が同じかはわからないけど、当時はひとクラス10人程度の少人数制でひたすら喋らされるかんじでした。コースの途中で出席ポリシーが変わり9割出席しなければディプロマを出さないと言って本当にもらえない人がいたのを覚えています。本気で勉強するにはいい環境だと思います。まずはトライアルに参加してみるといいかも。

学校 行かない で検索されていたということは語学学校に通わないことも検討されたのでしょうか?語学学校の受講料本当に高いですよね…。そこでお金を使いすぎたせいでその後金銭的にかなり苦労したので、行った意味あったのかなーと何度も思いました。わたしはコンバセーションクラブとかは試したことないのでわからないですが結局ローカルの店で仕事したのが結局一番勉強になったような気がしています。でもそれも語学学校で学んだ基礎あってのことなのかも。うーむ。

絵理今井 さんのコメント...

お返事ありがとうございます。
これだけの長い期間ブログを続けてるってすごいですね!
さかのぼって色んな記事を読むのが楽しいです。

学校に行くつもりでこっちに来て、何校かトライアルに行った時に行く意味があるのかなと思い、行くか行かないか迷ったのちに行くことにしました。
しかし1週間経った今、ある程度は自分の努力次第だとは思うのですが、これだけのお金を投資してどれだけのことが得れるのかなと疑問に感じてしまっています…

今週いっぱいは返金可能期間なので、ちょっと考えてみます。
学校教えていただいてありがとうございました。