バンクーバー在住6年目、世界を股にかけるフリーターちひろうさぎの日記と映画レビュー。

2012/06/15

バンジージャンプする

新しいシェアハウスの大家、ニコ君の誕生日を祝して72時間程度ぶっ通しのパーティ。


~ニコ誕生日前日~
 
 
【23:00】バイト終わり、家に着くとすでにパーティは始まっていた。メキシコ人ルームメイト、ヘクター(通称ちゃんぴー)が作ったワカモレは、わたしの知っているワカモレの概念を覆す絶品でした。へんな麦わら帽子をかぶってうちの食卓で踊るギャルたち。近所のサルサクラブに移動して一緒に踊った後、うちの地下室で踊り、その後朝8時までちゃんぴーとサシ飲み。

午前8時。寝ぼけ眼で黙々と大道芸しはじめる人たち


~ニコ誕生日当日~


【14:00】目覚めるともうニコはテキーラ飲んでた。「二日酔い治す方法はただひとつ!飲み続けることさ!」だって。


【17:00】ピニャータ見学。ピニャータというのは中にキャンディを詰めたハリボテのこと。木につるし、子供たちが棒で叩いて壊してキャンディをゲットする。メキシコの子供の誕生日会のメインイベント。に、便乗。

危ない!みんな下がって!

このように大人が高さを調整して、みんなのピニャータがすぐ割れないようにしている

マリアッチ。真ん中がバースデーボーイのニコくん(27さい)。
一応大家。英仏西語に堪能。


【21:00】おうちに帰って大人だけで本祭。

ニコのガールフレンド、アドリアナ作のチョコレートケーキ
シャンパン!シャンパン!

テンション上がって特技のファイヤーダンスを披露するニコ


【24:00】前のシェアハウスで知り合った親友マニュエルやそのお友達も合流。 途中で数名脱落するも8名でダウンタウンのクラブへ移動。

地下鉄で暴れる。これで大家…

駅員が来たから怒られる!と思ったら乗客みんなに
「彼のためにハッピーバースデー歌って」!と呼びかけてくれた

ルームメイトたちと一緒の安心感から調子に乗りまくって飲みすぎ、担がれて帰るハメに。海外でこんな飲み方は普通は許されない。。。反省。みんなより少し年下なのと、身体が小さいせいで赤ちゃんのようにかわいがってもらっている。よく「高い高い」されたりとか。ちなみに「ちいちいベイビー」と呼ばれている笑


~一夜明けてまだまだ宴は続く~



【13:00】車二台でウィスラーまで遠征。一同、二日酔いのままバンジージャンプ!



予約の時間に大幅に遅刻。こうして遠くから見ると本当に小人だな、わたし

「死んでも文句言いません」という誓約書にサイン。
筆記体が書けないということがみんなにバレた。

こっから飛びます

装備完了したジャンパーたち

ニコいきまーす

ニコ生きてた

カトリーナいきまーす

ビルいきまーす

ゴクリ… guess who's next
直前で「やっぱやめる!できない!」とダダをこねるわたし



押し問答の末、「うしろ詰まってるから早くして」って突き落とされた笑



初めてのバンジージャンプはほとんど人生が変わるほどの衝撃的体験だった。今回の大冒険(カナダに来たこと)のハイライトとなることだろう。



無事生還。

落ちている間の光景は今もはっきり思い出せる。うそおおおおおおおおおおおおってかんじ。一瞬だったんだろうけど時空が捻じ曲がった感覚。ジャンパー口を揃えて「何か掴もうとしたよね、何もないのに」。谷の底は、橋の上で大騒ぎしていたのが嘘みたいに静か。引き上げロープが来るまで、風と川が流れる音の狭間でブラブラ揺られながら永遠を想った(キリッ







後列左から、写真を撮ってくれたファーゴ、ファーゴのボーイフレンドのギヨン、ビル、カトリーナ、ニコのガールフレンドのアドリアナ、真ん中にいるサングラスがちゃんぴー、前列がわたしとニコ。実は一緒に住んでるのはギヨンとカトリーナとちゃんぴとニコだけで、あとはうちに入り浸ってる人々。正式ルームメイトがあと2人いるんだけど里帰り中で欠席。


全員ここ2週間に知り合った仲間たち。2週間前にはバンジージャンプするなんて夢にも思わなかった。引っ越してからは毎日がお祭り騒ぎ、驚きの連続。ニコも「ちいちいベイビーには日々驚かされてるよ」って言ってくれた。さっきからニコニコニコニコって、うすうす感づいている方もいらっしゃるかもしれないが、実はニコちょっとかっこいいなーと思っている。うふふ。しかしアドリアナがおそろしすぎてとてもじゃないけど近づけない。近づいてどうすんだってかんじだけどね。近づけないも何も一緒に住んでるんだけどね。「わたしね、彼の事が本っ当にだーーーいすきなの。4年ぶりの彼氏なの」と牽制された。こわい。


さすがに遊び疲れて帰りの車でウトウトしていたら何かが燃えるにおいで目が覚める。がーん!車、故障。煙すごい。


なんとわたしはこの後バイトの予定があるのだった…!(ムチャなスケジュール。)途中うすうす「間に合わないかもなー。もし間に合わなかったら『車が故障しちゃって』とか嘘つこう」って思っていたらそれが本当になってしまった。とりあえずバイト先に連絡、と思ったらなんとわたしのポンコツ携帯は圏外。最悪。もう料金払いたくない。さらにレッカーを呼んでる間に急激に襲い掛かる尿意。仕方なくあまり視界を遮るものがないハイウェイで野小便。幸い2台で来ているので、もう一台のほうにむりやり全員で乗って故障車の始末はニコとちゃんぴに任せることに。


諦めモードでへろへろ都会に帰ると電波復活、オーナーからメール。「連絡なしの遅刻は許しません!もう今日来なくていいから。来週のシフトもキャンセルね。しばらく反省なさい。言っとくけど次やったら絶対クビだからね」とのこと。がーーーーーーん。信用が…お金が…。信用とお金を賭しただけの事はあった、かもしれないthe craziest weekend I've ever had でした。サンキュウー!


【20:00】
パーティおしまい。さすがに静まり返るシェアハウス。死んだように眠る。仕事のことはまた明日考えよう。


【後日談】
バイト謹慎は3日で解け、「先日は本当にすみませんでしたもう絶対しません」とオーナーに平謝りしたところ「イッツオーケー!気にしないで。ありゃ本社のポリシーに従っただけよ。オーナーだから一応怒らなきゃいけないでしょ。それより心配してたのよ、大丈夫だった?」だって。なーんだ。しかし今度から気をつけなくちゃ。せっかく見つけた仕事を失いたくない、というより大好きなオーナー(バイト2日目にクビにするって言ったあの人)を裏切りたくないから。最初はこわくておびえっぱなしだったけど今は大好き。厳しいけれどすごく気にかけてくれてるのがわかる。小さい身体でパワフルな人。


ところで、「『絶対間に合うようにバイト先まで送るから』って言ったのにあんなことになってごめん。車が壊れたのは本当だから、もしバイトのボスに信じてもらえなかったらぼくから説明するから名刺を渡しな」と言ってくれたニコはやっぱりかっこいい。ニヤニヤ。おしまい。

1 件のコメント:

Tatsuya Nakanishi さんのコメント...

バンクーバーで本屋を探していたら、たどり着きました。あんたはスゴイ!!