というかちょっとは眉毛を整えなさいよ |
病院に行くのがめんどくさいので自己診断。目やには全然ないということはpinkeyeなどのinfectionではなさそう。pinkeyeもinfectionも日本語訳がわからない(いま調べたらそれぞれ結膜炎と感染症?らしい)。英英辞書で覚えたり、他の人に聞いて直接新しい言葉を覚えるから日本語訳がわからない単語が多い。英和辞書はそういう時に便利なのだな。
多分なにかのアレルギーなので薬局に行ってアイボン的なものとアレルギー対応目薬を買って使ってみたけどぜーんぜん効かない。パニクってpinkeye用の目薬まで買ってみたけどこれもぜーんぜん効かない。もしかして使い捨てコンタクトレンズの扱いに問題があったのかなあ…。どんどんひどくなって目を開けているのが辛いので結局医者にかかることにー。MSP(カナダの国保)入ってて医療費かからないんだからとっとと病院行けばいいんだけど、なんせ待つからめんどいんだもん。あと、ファミリードクターいないから近所のウォークイン行くんだけどそこのドクターがなんか感じ悪くて嫌いなのもある。わたしも移民するんだしいい加減ファミリードクター探さなきゃな。こちらでは目がかゆくてもお腹が痛くても眼科や内科と専門のところに行くのではなくて、歯科以外は全部一個のクリニックで診てもらう。そこで必要と判断されれば専門医への紹介状を書いてもらって、またアポを取って…と回りくどいシステム。ウォークインというのは基本予約なしで誰でも診てもらえる診療所で、ファミリードクターというのはかかりつけ医のこと。このファミリードクターを探すのはそう簡単ではなくて、あちこち電話して新患を受け付けているか聞かないといけないらしい。身体に関する心配事をなんでも話して、長期で健康ヒストリーを一括管理してもらうので人柄や相性も大事だという。オカマの友達は<本人がゲイの医師>に絞ってファミリードクターを探したみたい笑。下半身の話題はデリケートだもんね。
何時間待つかと覚悟して行きつけのクリニックの開店待ちをすると、雨の水曜の待合室はガラガラですぐ診てもらえた。やったぜ。「目が超かゆいんですけどアレルギーですかね?」と聞くとやっぱり「目やにはある?」と聞かれた。事前に調べておいたところによると目やには英語で、学術的にはeye mucusと言ったり、口語的にはeye booger(目くそ)と言ったりするようですがドクターはgooと言っていた。Do you get thick goo too?だっけか。このgooっていうのはなんとも説明しづらいんだけど…ほらアレよ、ネチネチドロドロした粘度の高いスライム的なもの?カスタード的なスタッフィングやドーナッツに乗ってるアイシングなど、お菓子の質感を形容するのによくgooeyと言ったりするんですが目やににも使っちゃうのね。この-yという接尾辞が便利で、いろんな言葉にひっつけることで<っぽい>みたいな意味で形容詞化できちゃう。目の症状についてもwatery=水っぽい=涙目と説明したよ。
一応目の中を見てもらったけど特に目立った傷とかもないし、両目同時期に急に炎症が始まり、目やにが全然ないならまあまずアレルギーでしょうとのこと。最近洗濯洗剤とかコスメとか変えた?まつエクとかした?と言うけどとくに心当たりはない。ていうか肌荒れとか虫刺されっぽい痒みとか起こるとカナダ人は真っ先に洗剤変えた?と聞いてくるんだけどそんなに洗剤って有害なのか?
今までとくに花粉症を意識したことはなかったんだけど、思いつくのはそれくらいしかない。季節が移り変わって治るといいけど。
目薬と、目の周りに使える軟膏を処方してもらった。薬代は保険が効かず実費なのだが、た…たけえー!$50くらいしたんですけど?!びっくりして内訳を聞くとこの2.5mlのちーっちゃい目薬が$40近くするらしい。トホホ。これで効かなかったらホトケのちい様も怒るぞ!一日に一回点眼すればいいって言われたけど一回でいいわけないやんと半信半疑で使ってみたらこれがむっちゃ効く。すっと充血がひいて夜まで快適。薬局にある目薬全種類コンプリートする勢いで買い漁ってたのはいったい何だったんだ。
というわけでどこか悪い時は薬局で焦って散財するより病院に行きましょう。お医者さんは超効く薬を隠し持っている。ていうかこういう事今までにも何度もあったじゃん…ちょっとは学ぼうよ自分…
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