2013/07/26

A fleeting summer romance

 

 
 
 

 
 

 

 
いつも遊びに連れて行ってくれているニコが二ヶ月間絶対安静なのでビーチやハイキング、そしてクラブ活動もお預け。もっぱら家で遊んでいる。毎日いろんな人がお見舞いに来て、これはこれで楽しい。看病のためニコママがフランスから飛んできて滞在中。寮母のようにルームメイトみんなの世話をしてくれている。ニコママわたしの事をすごく気に入ってくれているみたい。嫁に行きたい…!いつかモンサンミッシェル近くのおうちを訪ねる約束をした。フランスとメキシコは次に旅行する国の有力候補だ。

ラジオ局は相変わらず同じ10曲くらいを一日中繰り返して流している。今年の夏のヒット曲は少し気に入るのもあるので去年よりマシか。でもいまだに、去年100万回聞いたcall me maybeとかもかかる。。。

決して好きではないが比較的好きな今年のサマーアンセム↓

 
 

まだまだ夏はこれから、楽しみなことが盛りだくさん。指折り数えてわくわく待ってる時間が一番幸せなのかもしれない。

2013/07/11

All adventurous women do. バンクーバーで婦人科に行くの巻

【2022年8月追記】こちらの記事は古くなってもよく読まれていたので改訂版を書きました。読んでね!

周期は安定しているのに、なぜか肝心な時に限ってちょこっとズレて生理になるわたし。夏の遊びの予定が立てづらくなるので生理をずらす薬をもらいに病院へ。ついでに性感染症の検査も受けてみよう。おかげさまで健康優良児なので海外で医者にかかるのは初めてだった。ちょっと緊張。

※※※2014年に閉鎖されたようです※※※
同じサービスを受けられるクリニックを検索
Pine Free Community Health Clinic
604-736-2391
1985 W 4th Avenue (W 4th x Maple st.)
診療時間: 月、金 9:00-17:00
火水木 9:00-18:30
土 12:30-16:30
*毎月1週目の水曜は12:00-15:30休診


基本的にどの医療機関でもBC州の公的医療保険MSPがあれば妊娠出産含め無料なんですが(歯科治療や薬代除く)、まだ保険証が届きそうに無いのでフリークリニックというところに行ってみた。カナダの病院は科目が分かれていなくて、どんな症状でもとりあえずwalk in clinicという診療所に行き、必要な場合専門医を紹介してもらうという仕組みらしい。ここは特に若者を対象とした性感染症や避妊の相談に力を入れている診療所で、24歳以下なら無料で診察を受けることができます。(最寄のフリークリニックを探すにはこちら)しかしわたしは25歳。。。ぐぬぬ。もう若者じゃないのか。若者じゃなくてもMSPを持たない人のみ月曜から金曜の午前9時からお昼の12時半まで診てくれます。国籍とかビザとかは関係ないみたい。太っ腹。病院はどこも写真つきIDと、保険対象外の処置などで支払いがある場合は現金が必要です。

医療費無料というだけあってここに限らずどこの病院もめちゃくちゃ混むと聞いているので気合を入れて8時50分に突撃したらまだ鍵開いてなかった。9時ちょうどに入ったのがわたしの他に3人ほど、みんな若い女性でした。受付でまず年齢を聞かれて、care card(保険証)はまだないと伝え、問診表を記入。日本と同じ要領で既往症とか今飲んでる薬とかについて書くんだけど英語が難しくて何のことだか全然わからん。とくに健康上の問題はないので全部ノー、ノーと答える。そうとう待つと思ってひまつぶしアイテムを持ってきていたのだが10分ほどで診察室に通された。

まずは担当の女医さんと軽くお話。生理をずらす薬とか、うまく英語で言えるかなと思ったけどなんとか伝わったらしい。生理はperiod、遅らせるはそのままdelay。日本で薬をもらった時のように一回だけ生理を先伸ばししたいだけなのに、ここの先生が言うには経口避妊用ピルを使って周期をずらすのが一般的とのこと。毎日飲んでやめると生理が来るので、来て欲しくない期間飲み続ければよい。あれ?日本で飲んでたのもひょっとしてこれの事だったのか?あんまり避妊効果には興味ないのだが(どっちにしろ避妊具を使うので)、まあ効くなら何でもいいや。血圧だけ計ってすぐ処方箋を出してくれた。アッサリすぎて拍子抜け。さすが欧米はススんでいる。そういえば「薬を飲む」はtake medicine、take pillsと言うのだが少し緊張していたので途中何度かdrinkと言ってしまった。恥ずかし。

次に性感染症の検査。採血だけかと思ったら内診もあった。異常なくてもハタチ超えたら婦人科受診したほうがいいよなーとは思いつつ結局機会を得ずじまいだったのでよかった。淋病、クラミジア、トリコモナスなどの結果が一週間後、HIVや子宮頸がん、C型肝炎などの結果が一ヶ月後に出るとのこと。異常があった場合のみ電話で知らせるって、なんかこわい。ひええええ。わたしに限って大丈夫だとは思うが罹る可能性は誰にでもあるからねえ。
外国人のわたしが保険なしで予約なし飛び込み初診、3ヶ月分の処方箋を出してもらい内診と血液検査。さてこれでお会計おいくら?
はい、ゼロ円です。24歳以下が~とか書いてあったので25歳だと少しお金かかったりするのかなと思い一応キャッシュで100ドル用意していたのだが必要なかった。ちなみに普通のクリニックで保険なしだともちろん処方箋料などかかるらしいです。公共機関バンザイ。クリニック内にはいたるところに無料配布のコンドームが置いてあり、個人やカップルのカウンセリングも無料でやってるんだって(予約制)。カップルっていうのは当然異性間のカップルに限らずいろんなセクシャリティの人を受け入れてる。カナダ、ススんでるなー。実は日本でも無料検査の事は調べていたのだが、あるにはあっても時間や場所が限られていて行きづらい。自費で受けるとけっこうお金がかかって、あれじゃ若い子もしくは若くない子が行くわけないよね。それに検査を受けるのはなんとなく恥ずかしい事、うしろめたい事みたいな風潮もあるし。受けないほうが恥ずかしくてうしろめたいのに!ここにデータを挙げて詳しくリポートしようとは思わないけど、無責任なセックスをしてる人が多すぎるのは感じる。友達に説教したこともあったっけ。日本の性教育遅れてまっせ。

さて、少なくとも3時間と見積もっていたのに1時間で病院を脱出すると、今度は処方箋を持ってチャイナタウンのcostcoに入っている薬局へ。薬の値段は薬局によって違うので注意。さっきの女医さんが多分ここが一番安いと教えてくれた。ちなみにShopper'sが一番高いらしい。London Drugsはまあまあだって。処方に30分ほどかかった。costcoメンバーじゃないので買い物できずヒマ。歩きつかれたのでボーっと座っているとやはり暇していたオバチャンに話しかけられ一時間ほど盛り上がる。親戚が日本人と結婚したとかで日本に詳しい人だった。


薬剤師さんから軽く問診と、薬の説明を受ける。まあ日本と一緒だね。全部聞き取れなくても詳しい文書をもらうので大丈夫です。処方されたのはALYSENA21という薬で一日一錠、一ヶ月に21錠飲み続けるというもの。3箱3ヶ月分で税込み約28ドル。日本やカナダでの相場はわからないが、やけに安い気がする。生理痛や貧血、肌荒れも改善される場合があるらしいので期待。副作用あったらすぐやめる。説明書読んだら煙草を吸う人はこの薬飲めないみたい。そういえばピルは血栓ができやすくなる可能性があると聞いた。

病気も怪我もしないのが一番だけど、カナダで病院に行くというイベントには興味があったのでいい経験になりました。そして今まで考えたことも無かったピル…なんか都会の、インデペンデントでソフィスティケイテッドな大人の女になった気分。新しいことを始めるのはいつだってウキウキする。

2013/07/02

虫刺されとの戦い

今年は雨季明けの遅かったバンクーバーですが、7月に入ると同時に快晴の日が続いており、気温も一気に上昇。先週まで着ていたフリースのパジャマは地下の物置きに押し込めて日本から持ってきたユニクロのステテコが活躍してます。夜8時過ぎまで日差しギラギラなので仕事終わってからでも十分日光浴に間に合う。庭の芝生に寝転び、ビールとiPodをお供に雲を眺めていると、いつまでも飽きない。そのうちルームメイトが帰ってきたり友達が訪れたりして結局パーティになっちゃうの。

 
しかし暑くなったと同時にひどい虫刺されに悩まされてます。そういえば去年もだった。熱を持ってぱんぱんに腫れ上がってかゆくてかゆくてたまらない。しかもその後がっつりシミになって、しかも時々思い出したようにプクーと晴れてきて痒さがぶりかえすこともある。だって一年前の虫刺されだよ?手ごわすぎる。家の周り林なので蚊がいても不思議じゃないんだけど、こんなひどいの蚊じゃない気もする。庭でやられたのかもしれないし、部屋になにかいるのかも。よく考えると寝る前は何もなかったのに朝痒くて目が覚めることがある。しかし3日に一度は寝具を洗濯し、乾燥機にかけ、枕や掛け布団はほぼ毎日干しているわたしに限ってダニやベッドバグ(南京虫)なんてことあるかなあ。一応ベッドを裏返して隅々まで掃除。目に見えない敵こわいよう。
 
上のほうにあるシミが去年の。
下のが今年の。アップデートされた

写真だとわかりづらいが手の甲全体が腫れて動かしづらい
 
 慌てて対策をググる。まずはこの痒みをやっつけて、次に予防だ。あまりの痒さに判断力が鈍り、けっこう無駄遣いしてしまった。ネットで調べてステロイド入りの薬が効くという事はわかっていたのに肝心のステロイドを英語で何て言うのか忘れてしまったのだ。最初から店員さんに聞けばよかったのに「あ、これこれ」とうろ覚えで買ったら違った、というのが2回もあった。
 
 
個人的に贔屓にしているチェーン、Rexall(London DrugsやShopper'sより若干安い気がする。気のせいかもしれない)にて。左下に写ってるAfter Biteというのはこっちでいうムヒみたいなものでどこにでも置いてあるけど全然効かなかった。匂いがキツくて効きそうなのに。。。次に買ったBenadrylは無臭の軟膏で、そこそこかゆみは収まった気がする。普通の蚊に刺されならこれでもいいのかもしれないが今回の凶悪虫刺されには歯が立たない。それでやっと見つけたのがステロイド入りのこちら、CORTATE。思ったより安い。
 
 
どうやらhydrocortisoneというのがステロイドの一種らしい。薬のことは詳しく知らないが、あまりバンバン使っていいものではないと常識的にわかる。値段は一緒で多分成分もほぼ同じなのだが、creamとointmentという2種類があった。調べてみるとcreamとは油:水が5:5のもので、ointmentとは油:水が8:2のものの事らしい。別にどっちでもええがなと思いながらcreamのほうを購入。ちなみに「痒い」のことは英語でitchyという。イッチィってなんとなく痒そうな語感。蚊に刺されはmosquito bites, 虫刺され一般はinsect bites。 
 
痒み止めの次は新たな虫刺されを作らないための予防策だ。虫除けスプレーは持ってるんだけど、これをお風呂上りにブシューと浴びるのはさすがに気が引ける。ベープみたいなのも売ってるけど、昔からあれを焚きながら深呼吸するのいやだなあと思っていた。蚊取り線香やその他お香は火事になりそうでこわい。またまたググってみたところどうやらシトロネラというハーブを虫が嫌うらしい。アロマ屋に行って聞いてみると、なんとシトロネラはすでにカナダでは発売禁止になっていて手に入らないとのこと。もうすぐ新しい虫除けブレンドが入荷するので急がないならそれを待ってみたらと言われ、数日後出直してみた。
 
604-568-3045
948  Robson st
 
 
Zap Awayという虫除けライン。スプレーや石鹸やボディクリームもあったけど、わたしはエッセンシャルオイルを購入。今月末までキャンペーンで、5ml $13.95が半額の$7だった。アロマディフューザーを持っていないのでとりあえず加湿器のお水に垂らして使ってみる。レモングラスとラベンダーのブレンドで、いいにおーい!アロマ、ハマりそうかも。ここのお店は全体的に良心的なお値段な気がする。ディフューザーもすごい高いのかと思ったら50ドル代だったので買っちゃうかも。
 

と言ってるそばから肩に虫刺されがーーーー!かいかいかいかいかい。。。もういやだ。It drives me crazy! よく見たらこれは蕁麻疹のような気もする。もともとアレルギー体質なのだ。まだまだ戦いは続きそう。

冷やし中華始めました

今年の夏は、もしかしたらあまり遊びに行けないかもしれない。というのもブログにもよく登場している、例のニコ君が先日クリフジャンピングで頭を強く打ち救急車で運ばれずっと入院しているのだ。がーん。ジャンピングの名所でもない、適当な崖から浅瀬に飛び降りるというこの遊びをわたしたちは去年の夏ほぼ毎週末繰り返していた(日記参照)。今年初めての遠征の日、わたしはバイトで行けずふてくされて帰って来たところ報せを受けた。正直、こんな日がいつか来るのではと思ってたのよね。幸い命には別状はなく後遺症の心配もないらしいけど、ハッキリ言って死んでもおかしくない事故。わたしも去年本格的に溺れたしね。。。一同、反省しつつ今後は安全な夏のレジャーを模索することでしょう。