バンクーバー在住6年目、世界を股にかけるフリーターちひろうさぎの日記と映画レビュー。

2012/04/27

bimbo 鈍する

こっち来て初めての面接(前回の記事参照)ですが、なんとアッサリ予選通過、web試験突破、トントン拍子で最終決戦へと駒を進めました。「何かの間違いか?」とか言いながらニヤニヤが止まりません。正直調子に乗っていたので、「Be yourself. 自分らしく自信持って話せばいいだけよ」とか寝ぼけたこと言いながらロクに準備もせずにマネージャーとの一騎打ちに臨んだところ、これがまあ大失敗。基本の基本といった質問にシドロモドロ、「バンクーバーどう?気に入った?」なんてサービス問題にもシドロモドロ。焦れば焦るほど言葉が出てこなくなって、散々なものでした。そしてそれは、紛れもなく最低限の努力を怠った自分の所為でした。「採用の場合2週間以内に連絡するね」と言われ、返事を待っている間にもガンガン履歴書をバラ撒いて就活すべきだったんだけど、1ミリほどの希望が頭をよぎり集中できなかった。そしてついに2週間、連絡はありませんでした。わかってはいたけど悔しい。考えれば考えるほどあのお店は自分にピッタリで、逃した魚は大きすぎました。まあ服屋店員は離職率が高く、すごいサイクルで入れ替わってるらしいのでしばらくしたらしつこくチャレンジしてみるというテもあるが。


その後すぐまた別のギャルっぽいブランド(パリス・ヒルトン御用達的な)の面接を受ける機会に恵まれ、今度は少しだけマシに話すことができたのですが、まだ面接なのに「1時間ごとの売り上げノルマは絶対」だとか「1点だけお買い上げっていうのはありえない。絶対に2点以上買わせてね」だとか商売の話全開でゲンナリ。そうか、洋服屋といえばノルマ!忘れていたよ。もしかしてどこもノルマあるのかな?じゃ、ヤダな。。。そもそもわたしはなぜ洋服屋で働こうとしているのでしょうか。たぶん、何かオシャレっぽい事柄と関わりを持ちたいのでしょう。そして、かわいいお洋服着て店内でユラユラしてるだけなんて楽勝じゃん、と思っているのでしょう。現実はそんなに甘くありません。服屋の店員に求められているコミュ力は尋常じゃないのです。接客業とは頭の回転の速さだとか、遠慮なく自分から人に近づいていく強さだとか、にじみ出る「人が大好き!」オーラだとか、何よりも揺るがない自信、そういった資質を持った明るい人間の天職なのでしょう。これらはもともと性質の陰気な人間が付け焼刃で後付けできるスキルではないのです。履歴書を書いていて気づいたんだけどなんとわたし15歳から10年間サービス業に従事してきました。ファミレス、コンビニ、スパ受付、スポーツ用品店、レストラン、歯医者受付。10年やってやっと気づいたんだけど、わたしサービス業にちっとも向いてない。株トレーダーにでも転向しようかしら。あ、数学と経済学が体育の次に苦手なんだった…

気持ちが暗くなってきたので唐突に楽しい写真。こないだの大麻記念デーの様子。

カナダに来たんだから生まれ変わって明るい人間になろうという気持ちと、変わらない自分に自信を持てるようになろうという気持ちと。とか考えている間に今度の今度こそ本当に資金が底を尽き、冷蔵庫も空っぽで、お金がないから出かけられないのに家で大家(詳しくは書かないが『何がジェーンに起こったか?』あたりのサスペンス映画を連想させるリアルなサイコ)と一緒にいると気がおかしくなりそうで、彼のせいで唯一の友人でもあるルームメイトたちが一気に引っ越してしまい、あまり喋らなくなったせいもあって英語思うように上達しないし、仕事は見つかるきざしもなく、バンクーバー100日目(!)にしてオセロが返ったように何もかもがうまくいかない状況であります。これが人や運のせいでなくて100%自分のせいというんだからたちが悪い。

。。。。
この程度でメゲてどうする!こんなのは苦労のうちに入らないぞ。When you decided to move to Vancouver you swore yourself  to embrace everything  including difficulties willingly, didn't you Chihiro? 人や運じゃなくて自分をもって戦うのよ。

0 件のコメント: