Showing posts with label 日記. Show all posts
Showing posts with label 日記. Show all posts

2021/12/31

2021年総括 | chihirousagi 10周年

すっかり久しぶりの投稿になってしまったけどコロナや不況や自然災害や異常気象にも負けずしぶとく生きてます。

今年何してたっけ…。年明けはまず毎年恒例のおせちを食べて、5日からスタジオに戻り、2月に番組が終わって初めてメジャー作品のエンドロールに名前が載った。

Disney+の『飛べないアヒル』というドラマシリーズです。観てね!スタジオ施設管理者のポジションで、撮影中は忙しかったけど年明け以降は何もやることがなく毎日出勤して個室オフィスのカウチに寝っ転がってるだけという嘘みたいな案件だった。でも本番だけじゃなく準備段階から撤収作業まで全部見届けたのは初めてだったのでとても勉強になった。日本にいた時から大好きな作品『ブレックファスト・クラブ』のエミリオ・エステベスさんが気さくに話しかけてくれてめっっっっちゃ嬉しかったです。こういう時に英語を勉強してきてよかったとしみじみ思う。ずいぶん遠くまで来たものだ。

衣装さんが粋な計らいでわたしの名前入りのジャージを作ってくれた。本編観て見つけてみてね!体格がちょうどいいのでスタントで出演してみないかと言われたけど(※ちびっこホッケーチームという設定)、アイスホッケーどころかスケートすらまともにできないので泣く泣く断念。カナダ育ちの人はスケートできて当たり前らしく、高額機材を両手で運びながら普通にスイスイ滑っていて衝撃的であった。

事務所の退去まで立ち会い、次こそ照明技師としてレギュラーが取れればと切に願いながらユニオン派遣ダイヤルの電話を待っていたのですが、結局4ヶ月くらい時間が空いてしまい、この間はいつのまにかコモンローパートナー=内縁の夫になっていた彼♡の永住権をスポンサーするため一心不乱で調べ物をしていた。コモンロー(ファミリークラス)で永住権目指してる人多いと思うのでこの話はまたまとめて書くね。とてもじゃないけど長時間労働をしながら片手間でできるような作業ではなかったので結果的に有意義な休みとなりました。

二人ともどこ見てんだ
ワクチン完了。二人ともどこ見てんだ

フリーランスなので仕事の量は自分で調節できる一方、仕事が取れるかどうかは運要素が強く必ずしも自分で選べるわけではない。貯金が減って少し焦っていた頃に去年から噂されていた大型企画が日本語を話せるアシスタントを至急探しているといって呼ばれたので、本当はもう照明以外のポジションは受けないつもりだったけどこれも何かのご縁と思って働くことにした。カナダに来てから初めて日本語能力が役に立った!現在のpolitical climateにおいてハリウッドが日本の時代劇を制作するとなれば相当に慎重であるべきだということで、日本文化を伝承するアドバイザーやアーティストが大勢招かれた。その方々とお話しするうちに自分がいくらなんでも日本のこと知らなすぎてビビる一方で、どうしても畳のセットに土足で乗ることができず咄嗟にほふく前進をしてしまうなどたしかに日本に生まれ育った事を思い出さされたりもした。カナダ市民権を取って国籍を変えてしまう前の最後のひとときに日本人としてこの企画に関われたというのは何か大きな力がはたらいてるなと感じるなど。ちなみに2019年に応募した市民権申請は今年正式に棄却された!永住権を取った後、市民権獲得の最低条件である滞在日数に届くまで文字通り指折り数えてジャストの日数で書類を提出したのですが、元彼の親戚を訪ねて2日間アメリカに旅行したのをすっかり数え忘れていたため失格になってしまった…オッチョコチョイすぎる。再申請したもののコロナの影響で待ち時間が大幅に伸びて2年くらいかかるようです。これもslow downという神のお告げだろうか。

オフィスの張り紙も全て二ヶ国語表記
(おしい)

記録的猛暑で気温40℃超が続いた夏。扇風機や
家庭用ポータブルエアコンを求める人が電気屋に殺到した

振り返ってみるとここ数年は努力した分目に見える形で確実に成果が出続けており、今年もまた大躍進になると確信していた割には正直がっかりな一年でした。特に一番の目標だった照明のショーコール=レギュラー獲得が達成できなかったばかりか、一度も働かせてすらもらえなかったというのが残念すぎる。単純にコロナで景気が悪いせいだけど、じゃあできることはすべてやったのかというとそうとは言えず。やりたくもないポジションに妥協していじけず真面目に働くのは難しかった。あまりの疲労で週末は寝るばかりでどこにも行けず誰にも会えず、パートナーとの関係も悪くはないけど理想的とは言えず。市民権は棄却されるわ彼の永住権も書類不備で一度全部返送されるわ、全体的にパッとしないというか不満が多かった。

あのクレーンからハリボテの村を
明るく照らしているのは美少年

照明を志すきっかけをくれた1997年生まれの美少年に時々現場で会う。最近は仕事のスケジュールを減らして自分の作品制作に力を入れているらしい。この番組に日本の古い知人がキャスティングされて20年ぶりに再会したという話をしていて、「昔から役者だったけどついにhe made it here」と言ったら間髪入れずに「and YOU made it here!」と言ってくれて、そうだよI made it hereって胸を張っていいんだと気づかされた。今度の1月でカナダに来て10周年。手に職があるわけでもない、北米での学歴も職歴もないわたしのような人間がこの地で身を立てるのはとても簡単なことではなかった。2012年1月にワーホリでバンクーバーに来た日から数えると、まずハンバーガー屋の仕事にありつくだけで3ヶ月かかった。どうにかビザを繋いで馬車馬のように働き続け、ついに永住権を獲得するまでに6年。ビザに付帯した職種制限が失くなって最低時給を脱出できたのもこの年。自転車操業を卒業し預金口座にお金を入れられるようになるまでに7年。中古車も買えた。7人で割り勘していたシェアハウスを出てアパートの賃貸契約を結ぶまでに8年。結局一通りのことが落ち着くまでに丸10年かかってしまった。今では夢のまた夢と思っていた業界で仕事をして、世界で最も生活コストの高い街の一つであるバンクーバーで立派に自立できている。贅沢はできなくてもいちいちオンラインバンキングで残高を確認しなくても日用品くらいは買える。同居して養っているパートナーとも一応仲良くやっている。コロナを機に付き合う友人が変わったけど、それでも一生の親友と呼べる人がいる。数え切れないほどの失敗や失望やピンチや裏切りを乗り越えてきた。10年前ゼロからスタートしたことを考えれば今年パッとしなかったとしてもただここに存在するというだけで自分は偉いのである。ということを突然現れてごく短い会話の中で教えてくれた1997年生まれの美少年はやはりわたしのゆく道を照らすため神に派遣された天使ということだろうか。さっきからちょいちょい神とか言ってるけど別に宗教に目覚めたわけではないです…ここ10年間あまりにも自分でコントロールできない事に振り回されすぎて「まあそういう運命だったのだろう」と解釈する癖がついただけだ。

あと、去年のパンデミック真っ最中から職場に復帰して働きまくってるのに一度もコロナに罹らないでここまで来られたのも何気にすごい。夏以降は遠方ロケばっかりで毎日気力も体力も限界の状態で往復運転して無事故だったのもすごい。実は、業界に入って一番最初の番組で出会ってからずっとわたしを応援し推薦してくれていた大ボスが9月に亡くなった。2年近く闘病していたので「突然」ではないけど、快方に向かっていると聞いていたしなんだかんだでまだ時間は残されていると信じていた。もう医者になったらいいのにというくらい熱心にリサーチをして看病していたガールフレンドが気の毒でならない。多少パッとしなくても自分や周りの人が健康で生きていられるというだけでこんなにラッキーなことはないだろう。

Rest in Peace Bob. I'll be forever grateful to you.

記録的猛暑の次は記録的寒波到来
秋には山火事洪水土砂崩れもあったよ!

一般的にカナダ人はクリスマスに全力を注ぎ正月はスルーなので1月3日から仕事に戻るのだが、今企画は日本人のキャストとクルーに配慮して長めの正月休みとなった。新年は1月半ばからまた希望ではないポジションの業務に戻る予定。仕事があるだけありがたいことだ。永住権が出るまで6年間ファストフードの奴隷労働に耐えたんだから2年近く照明をできていない事なんか何でもない。でも来年ももしこんな調子だったら思い切って映画学校の夏期講習を受講しようかなとも考えている。たとえ結果が出なかったとしてもできることはやり切ったと言える一年にしなくちゃ。

2021年12月31日にこれを書いています。これからおせちを仕上げて、雪靴を履いて雲丹を買いに行く。お風呂に入って日本酒を少しだけ飲む。生きているだけで偉い自分にご褒美。

2020/03/31

Get Down With The Lockdown 自宅隔離中のエクササイズルーティーン

SNSで東京の人がまだレストランで普通に食事をしているのを見てすごくびっくりしちゃった。バンクーバーでは職場に出勤しているのはessential services(病院関係や警察、スーパーマーケット等)に従事する人のみで、その他の市民は全員自宅から仕事かレイオフです。レストランやカフェは一部テイクアウトのみ営業。学校は閉鎖でオンライン授業に切り替え。生活必需品の買い出しと犬の散歩以外の外出は厳しく制限されていて、同居しているわけではない友人と無駄にたむろしたりしていると最大$1000(10万円)の罰金が課せられる可能性があるそうです。大人しく家にいよう!

わたくしはといいますと11月からほとんど仕事をせずにだいたいこんなような生活をしていたので、特に焦らずいつもの定位置でボーッとしています。唯一の用事であり日課であったジムとヨガは3月16日からクローズしたままで今は家でワークアウトをしている。日本の友達とか、わたしがどれだけ運動を嫌いか知ってる人は冗談かと思うかもしれないけど本当よ!もともとガテン系の仕事で舐められないようにと筋トレ始めたんだけど、運動というのは麻薬のようなもので一度始めたらやめられないのですよ…。おそろしいこっちゃ。

コーチのChromebook先生です
耳が遠いのでBluetoothイヤホンを使います

いや実際は腹筋バキバキに割れてるから!
写真撮るのが下手なだけだから!

狭い自室でドッタンスッタン。リビングやルームメイトの部屋でやればいいんだけど見られると恥ずかしいし途中で話しかけられたりしたら気が散るので今はとりあえずこんなセッティング。ちゃんとヨガウェアに着替えると気分が切り替わる(あとパジャマのままだと多分股が裂ける)。

朝起きたらまずはヨガ。掃除機並にパワフルな呼吸を意識することで全身に酸素を送ります。激しい運動ではないのに身体がすごく温まってじんわり汗が出てくる。YouTubeで無料で見られる動画ではlululemonアンバサダーのAlly Mazさんのクラスがお気に入り。わたしが慣れているヨガのスタイルに一番近いし、本人の声の感じやvibeが良い。ヨガやフィットネスの先生は相性が大事なので直感的に好きだと感じる人に付いていけばいいと思う。

これは基本のVinyasaがきちんとできる人向けの上級ヨガでコアに効く。寝起きにやるにはちょっと激しいんだけど体調が良い日はわたしはこれくらい動きたい。その日の気分やコンディションに合わせて適当に良さそうなものを選ぶ。初心者向けの動画もあるよ。

45 Minute Power Yoga Class with Ally Maz | lululemon

調子が整ったところで軽く腹筋をします。ボディメイク的なエクササイズにはあまり興味なくてひたすら強くなるというのが目標だったんだけど、このChloe Tingさんの見事なボディを見たらやっぱお腹やお尻も一応やっておくかって思った。まるでマンガのキャラクターのようなルックスや動作がキュートで、フィットネス系ユーチューバーの中ではとても人気がある人らしい。

Get Abs in 2 WEEKS | Abs Workout Challenge

朝ごはんを食べる習慣がないので午前中はこのくらいにしておいて、ブランチが消化された頃を見計らって午後の部を開始。わたしは二階に住んでいて下の階のルームメイトに悪いので時間帯に限らずジャンプするような動作はそうでないものに置き換えてます。


ジム行かないとテンション上がらないし会費払ってるから通ってモトとらないとだしでまさか家でワークアウトする日が来るとは思わず、ヨガマット以外何も持ってなかった。マスクをしてCanadian Tire(ホームセンター)へ決死の買い出し。皆考えることは同じらしくトレーニング器具コーナーは売り切れスカスカだった。なんとかお目当てのダンベルと抵抗バンドをゲット。ダンベルはジムのフィットネスクラスで使っていたのと同じ5lbs(2.27kg)と10lbs(4.54kg) の二種を使い分け。

30-Minute Full-Body Strength-Training Workout With Weights

そもそもトレーニングをしている理由は仕事で重いものを持ち上げられるようになるためなので気合い入れていくぞ。Bicepとかtricepとか筋肉の名前は日本語ですらわからないけどなんとなく知ったかぶりでやり過ごしてる…ちゃんと勉強しなさーい!ここで紹介している動画はっていうかわたしの生活はすべて英語です。まあ海外生活が長くなって単に慣れてるからだけど、英語を勉強している人は身の周りのものを全部英語で固めるようにするとけっこう身につくと思うよ。まずはパソコンや携帯電話の設定を英語にするとか、英英辞書を使うとか、ちょっとした調べ物を英語でするとか、エクササイズする時も英語とか…ただし料理はダメ。英語のレシピはいいかげんで全然役に立たないのでたとえ洋食を作るときでも日本語で検索。日本で買った料理本も10冊くらい持っていて家宝にしてる。

あれ?話がズレた。ダンベルのトレーニングをするともうヘトヘトだけど、今度は尻もかまってほしそうにしているので抵抗バンドを使って尻トレ。日本とアメリカは割とオッパイ文化だと思うんだけどカナダとヨーロッパは圧倒的尻文化なので男女ともにやたらと尻を鍛えたがる傾向にあります。ただ痩せているのはダメで明らかにトレーニングの成果であるモリっと筋肉質な尻が理想的。

35 days Booty Challenge With or Without Resistance Bands

気が済んだら最後はクールダウンのストレッチ。

10 min Full Body Cool Down Stretches for Recovery & Flexibility

これだけやっても合計2時間、まだまだ一日は長い。本当はジョギングとかもしたほうがいいとは思うんだけど有酸素運動は本気で嫌いなのでやらない。苦しくて辛いことはしなくていいんだ。よっぽど気が向けば家の周りを少し歩いてみることもあるけど雨だし寒いしコロナ恐いからあんま外出たくない。うちは裏庭が公園のように広いので外の空気を吸いたい時は庭で遊ぶ。

こんな日々がいつまで続くんだろうか。あまり長く続いたらムキムキになって来年に延期された東京オリンピックに出ちゃいそうなんですけど。

未来予想図Ⅱ
(こちらは医師でボディビルダーの袁合荣さんです)

2020/03/19

If The World Was Ending 世界が終わる日には家においで




彼♡は相変わらず連絡をくれない。3日連続でメールして1回電話して、ようやく「いまミュージシャンの友達と一緒にいるから話せないよ。後でね」と短い返事があった。後でっていつよ?彼は映画の道を志してバンクーバーにやってきて、VFXの専門学校を出ている。フルタイムの販売の仕事の合間に取り組んでいたミュージックビデオの制作が今は忙しいのだろう。何も話してくれないけど多分そうに違いない。彼と会うようになって初めて、これまで付き合った恋人たちがいかにわたしを大切にしてくれたか痛感した。吐きそうなくらい不安にさせたりくだらない駆け引きを仕掛けてきた事は決してなかった。彼らに未練はないけど、寝落ちするまで髪をそーっと撫でて見守ってくれたり、ソファでウトウトしている時に布団をかけておでこにキスしてくれたり、スープを作ってくれたり涙を拭いてくれたり、そうやって完全に安心して身を任せられる人が昔はいたのにと思うと胸が痛まないことはない。特にこうした非常事態には。

とかなんとか考えてたら近所のスーパーで直近の元彼にバッタリ遭遇してしまった!こんなことってある?!(良くも悪くも「こんなことってある?!」と驚くような事件がとてもよくある。そういう星の下に生まれたのだろう) 彼とは2年間交際し、半同棲して将来のことも話し合っていたにも関わらず去年の夏一方的に別れて以来着信拒否して一言も喋っていなかった。わたしはいつもこうしてろくにさよならも言わずに最も親密な誰かを「消去」してしまう。一緒に過ごした時間は消えやしないのに。

スーパーの隅のスターバックスはコロナウィルスの影響で持ち帰りのみの営業だったので外に出て少し散歩した。わたしは歩くのが嫌いだけど彼と一緒に花や店や人の家を観察しているとどんどん遠くまで行けて、遠い遠いと文句を言いながらやっと折り返してもおしゃべりは尽きず、またあっという間に家に着いたものだった。

久しぶりに外を歩いたら桜が咲き始めている。こうしている間にもわたしの頭の中は120%好きな人のことでいっぱいなので彼の話だけしかしない。わたしが、わたしの美にも魂にも優しさにもまるで興味を示さない男を夢中で追いかけていると知って元彼はただただ悲しそうに「君と付き合ってる時ぼくも同じような気持ちだったよ」と言った。そういえば「用事も無いのにメールするのやめて」「会うの週に一回で十分だよね?」「Tinder消すつもりはない」とか言ったっけ…。今思えば単に彼のことあんまり好きじゃなかったんだと思う。あと他に好きな子がいた気もする。まあ、今好きな人もつまりそういうことだろうな。どんな道筋を通ってもこの恋はバッドエンドにしかたどり着かない。しかもそれはそう遠くない未来に待っている。彼のビザがもうすぐ切れそうなのだ。解散するのが先か、ビザ切れが先か。どうしても移民したいとのことだが今回のコロナパニックでスポンサーを探すのはほぼ不可能になってしまったので、残された手段はカナダ人か永住権保持者と結婚することくらいだろう。あの、ちなみにわたしはもうすぐカナダ人になる永住権保持者で独身ですけど…。

半分冗談半分本気で「結婚」という言葉を出したところで「それ以上聞きたくない」と元彼からストップがかかった。わたしのことを無条件に愛すると言ってくれた気持ちは今も変わらないという。彼の手を振りほどいてわたしは愛よりも痛みを選んだ。Needとwantは違う。We accept the love we think we deserve =人は自分に相応しいと感じる愛を選んで受け取るという言葉があるけど (『ウォール・フラワー』より)、わたしはきっと元彼の愛情を受け取るに値しない(と信じている)のだろう。これが一過性のものなのか運命なのかはわからない。でも今日明日に変わるものではないことはわかる。このへん英語で考えたことを日本語に訳しているので文章がおかしい、すいません。At this moment I dare to choose pain over love. I know it's insane, but it is valid. There is no right or wrong; my raw emotions are what matter. I'm not sure if this is a phase or fate, but I don't think it's passing anytime soon.

スーパーに戻り買い物の続きをしながら二人だけに通じるジョークを言い合ってゲラゲラ笑っていたら涙が止まらなくなり、空っぽのパスタの棚の隙間でわたしたちは抱き合った。映画のように美しい瞬間。彼はわたしのことをほとんどすべて知っていて、記憶していて、わたしに消去されてもずっとわたしの残像に恋をしていた。というのは彼の言葉を借りているのであって自惚れではないよ。


「最近は筋トレなんかしちゃってムキムキしている」とムキムキポーズをして見せたら、彼は「君のそういう小さい仕草が本当にかわいらしくて大好きだった」と泣きそうな顔で笑った。わたしも同じく、ちっとも愛情を返してくれないあの人の小さな仕草を全て愛おしいと思う。わたしの一挙手一投足を愛してくれる人を目の前にしてもわたしの気持ちはどこか別の場所にあってもう二度とは戻らない。

It was nice seeing you, 近所に住んでるんだからたまには連絡を取り合おうと言って、着信拒否を解除してから離れた。「家に来たらトイレットペーパーもあるよ」。

家に着いてすぐ「この曲聴いてみて。ラジオから流れるたびに君のことを思い出すんだ。ていうか今の状況にピッタリすぎるね」とYouTubeのリンクが送られてきた。


JP Saxe - If the World Was Ending (Official Video) ft. Julia Michaels

I know you know we know you weren't down for forever and it's fine 
I know you know we know we weren't meant for each other and it's fine
But if the world was ending
You'd come over, right?
You'd come over and you'd stay the night
Would you love me for the hell of it?
All our fears would be irrelevant
If the world was ending
You'd come over right?
The sky'd be falling and I'd hold you tight
And there wouldn't be a reason why
We would even have to say goodbye
If the world was ending
You'd come over, right?
Right?

君がぼくとの永遠に興味がないこと分かってたよ、それは別にいいよ
ぼくらは一緒になる運命じゃなかった、それは別にいいよ
だけど世界の終わりの日には家に来るよね?
ぼくの家で一晩過ごすよね?理由もなく愛してくれるよね?
全ての恐怖はもう意味を持たないさ
空が落ちてきたならきつく抱きしめるよ
理由なんかない
さよならを言い合わなくちゃいけなくなったとしても
世界の終わりの日には家に来るよね?


せ…切なすぎる。こんなに切ない歌があっていいものか。この曲がリリースされた去年には仮定法のwould=たとえばもしもの詩だったけど、まさに世界がバラバラになりそうな今聴いたら圧倒的な説得力がある。お互いどうにか納得して別々の道を選んで前に進むことにして平常時はそれでよかったけど、世界が強制終了するとなったら話は別で、もう無理に忘れようとしなくてもいいし憎み合わなくてもいい。いろんなしがらみのせいでもう戻れないあの場所は今もひっそり存在している。あの場所に帰ろうよ、帰っておいでよという歌です。

世界の終わりの日に誰のことを考えるだろう、誰に一番会いたいだろう。何を一番後悔するだろう。元彼が何度もメールを送ってくるので読まずに消去し、また着信拒否設定に戻した。わたしは前にしか進めない。

2020/03/17

The Corona Virus Apocalypse 2020 コロナパニックと今世紀最大の片想い

以前プロダクションから支給されたマスクの出番が来た

刻一刻と状況は変わっている。バンクーバー現地時間(PDT)3月17日の午前にこれを書いています。少し前から日本やアジア諸国でコロナウィルスの騒ぎがあったのはニュースで見ていたけど、北米でもだいぶ遅れて突然大パニックになった。カナダ人にとって最も大切なアイスホッケー含む全てのイベント中止、病院やスーパーマーケット、一部の飲食店がテイクアウト限定で開いている以外は全てのビジネスが閉鎖、国境も閉鎖など事態は極めて深刻です。ずっと家にいるので知らないけれど街はゴーストタウン化していてトイレットペーパーや缶詰の買い占めも起こっているらしいと聞く。なんか3.11の時を思い出すな。

在庫見つけたらSNSで情報シェア

市民はself(自己) quarantine(検疫)といってとにかく家から出ないことが推奨されていて、うちのルームメイト達も全員仕事が休みになって家にいる。7人寄れば文殊の知恵ということで心強い。猫もいるし。


普段忙しい人は突然やってきたバケーションに大盛り上がりですが、わたしは11月からずっとon-call(仕事待ち待機=ほぼ無職)で既にめちゃくちゃ暇していてそろそろ動き出すかと思っていた矢先だったのにこんなことになってしまって完全に発狂している。照明の仕事はまとまった企画は夏頃まで期待できそうにないとのことで、4月からアシスタントに戻って単発のギグを拾うつもりだったのに先週ほぼ全てのプロダクションがキャンセルされたのでもうそれも無理になっちゃった。失業保険を受給しているのと貯金も少しはあるのでがんばって節約すれば半年くらいは何とかなるかもしれないけど、年間スケジュールが完全に狂ってしまったこの業界自体の未来が心配。

仕事の一環と思って毎日ヨガとフィットネスクラスに通って身体を鍛えるのが唯一の用事だったのについにジムも閉鎖されてしまった。本当に暇だよーーー!FB見てると世間はホームパーティ祭りで、普段なかなか予定が合わない友達と会うチャンスということで酒持ちよってweed吸ってNetflixイッキ見と大変楽しそう。突然天気も良くなってきたので庭が広い友達の家に集合でチルや。


あと、これ付き合いたてのカップルにとっては最高のイベントだよね?コロナがきっかけでできちゃった婚して孫の世代まで語り継ぎそう。今まで常にパートナーがいたのによりによってこんな時に限ってシングルのわたしはというと、仕事が激忙しい彼♡の職場がついに今日から閉鎖を決めてたくさん一緒にいられるかもしれない事をとても喜ばしく思っています。しかしメールの返事が来ない…休みなのになぜ。Tinderで出会った彼はここ2ヶ月間わたしが一方的に追いかけ回しているだけでボーイフレンドではないし、多分今後もならないでしょう。こんな完璧片想いって自分史上初めてかも?わたしのことをちょっとも好きにならない男がまさかこの世に居るとは知らなんだ。Girlsのアダムみたいな典型的ダメ男の気まぐれに振り回されて毎日一喜一憂している。まあ要するにヒモなんで、デートっていうのは食事を奢ってあげたり家の掃除をしてあげたり車で職場(徒歩10分)まで送り迎えしてあげたりとかでですね…。金と車で男を釣れるなんてフェミニスト冥利に尽きるわ、って本当にどうしてこうなった。やっと夢中になれるキャリアを見つけて、やっと貯金できるようになり、やっと保険や年金プランもついて、やっと酒をやめてまっとうな人間になろうと決心し、やっと気持ちに余裕ができてこれからは人に優しく生きようと決めた途端にこれですわ。わざと男に意地悪ばかりしていた頃はうんざりするほどモテてたくさん大切にされてたのに。退屈だと思って捨てた元彼たちがいかに愛情に満ちた美しい人間だったか今更気づいたよ。ジムに通って栄養のあるものを食べて自己啓発本を読み注意深く積み重ねた自信を彼はいとも簡単に奪っていく。でももう今さらこんな気持ちキャンセルできない。好き、好き、好き。どんなに傷ついたってかまうもんか。毒を食らわば皿までじゃ。

あの〜返事ください…(白目)
ちなみにこの前日のメールにも返事来てない。

とにかく何もかも、今なぜこのタイミングで?という不条理感が強い。Everything happens for a reason (起こること全てに理由がある)。宇宙だかなんだかそんなような大きなものに試されているんだろうか。

ウィルスに感染して療養中の方、亡くなった方、経済的に不安な思いをされている方には大変申し訳無いが、わたしにとってコロナパニック最大の悲劇は休みにもかかわらず彼がかまってくれないことであり、報われない恋の思い出として永遠に心に刻まれることだろう。

2020/01/13

ちひろうさぎの冬休み

今年も雑なおせちを作った
正月はお酒解禁

あけましておめでとうございます。2012年の1月にカナダに来て8年、このブログも8歳になりました。1月13日の今日は久しぶりのまとまった雪で、スノータイヤを履いていない車は立ち往生、道路は封鎖、交通は麻痺、学校は休校と毎回恒例のバンクーバー民大パニック。しっかりしろカナダ人!わたしは仕事をしていないので家でお茶を飲みながら猫を膝に乗せて窓の外を眺めております。今週いっぱい雪と氷点下の気温が続くのを見越し先週までに食料を買い込んでおいたのさ。立て籠もる準備は万端だ。



照明の仕事を11月に始めて最初の2週間は絶好調だったのですが、オフシーズンに差し掛かるとユニオンからストップがかかった。コネさえあれば仕事が取れるPAとは違いメジャーな企画の照明部は全部ユニオンを通しての派遣という形になり、メンバー優先ルールに基づき新人には仕事が回ってこないようになっている。移籍を決めて急いだつもりだったけどギリギリ繁忙期に間に合わずショー契約を獲得することができなかったのが痛かった…。まあまたチャンスは巡ってくるさ。

業界に入って初めて香盤表に名前が載った日。
今までは「その他PA 8名」みたいな扱いだった

初めて照明をあてた作品

というわけで11月の半ばからずっとお休みで次にいつ仕事できるかは不明。去年もポジションは違えど同じ状況だったのである程度心の準備はできていたし、寒すぎて働きたくないし、失業保険を受給しているのでまあ別に焦ってはいない。ありがたいことにPAとして戻ってきて欲しいというお誘いは常にあるんだけど、中途半端に数日働いてしまうと失業保険が打ち切りになり全く働かなかった場合と収入が変わらない可能性が高いので謹んでお断り。照明技師としてのプライドも多少はあって、というか「でかした!昇進!」と鳴り物入りで送り出してもらったので戻りづらいのもある。

去年一年を振り返ってみるとあんなに忙しかったのに全部合わせても6ヶ月くらいしか働いてなかったらしい。でも働いていた6ヶ月間は週に80時間と普通の人のちょうど倍の時間働いていたと思うとまあ納得。そうだもうすぐ確定申告だ。確定申告は面倒だけど毎年払いすぎた税金が戻ってくるのでボーナスのシーズンと捉えている。

いつまで続くかもわからない長い冬休みは本を読んだり映画を観たり、福利厚生を使ってクリニックを巡ったり、ヨガとフィットネスをフリーパスに切り替えて毎日通ったりとプロジェクトの最中には絶対にできない贅沢な時間の使い方をしております。ただし国外に出てしまうとやはり失業保険打ち切りなので旅行はできないのよ…。あと休みというか厳密に言うと今もスタンバイ中で急に仕事の依頼が来る可能性は十分にあるのであまり遠くに行かずに携帯電話に注意を払う。




仕事では倍以上も体重のある大男たちと肩を並べて肉体労働をこなすので大嫌いな筋トレを始めた。運動するとすごく気分が良くなる!こんなことは散々言い尽くされてきたことだけど嘘に決まってるというか、スポーツが好きな人はそりゃそうだろうと思っていた。友達は知ってると思うけど世の中にわたしほど運動を憎む人間はそうはいない。1時間のセッションの間は辛いし全然ついていけないしでずっと早く終われと念じてるんだけどスタジオを出ると信じられないくらいハイでスキップしたくなる。そして早くまたその気持ちを味わいたいと思う。脳から麻薬が出ているのだろう。これはやみつきになるね。30代の新発見。

それでもまだ有り余る時間はアプリを使って新しい出会いを模索している。去年8月に元カレと別れてから未だにシングル…。10代の頃から完全にシングルだった事が無かったので戸惑う。主に自分の性格の問題で不健康な関係に陥る事が多く、近年はそのパターンが深刻化していたのでここいらで一度リセットするべきだったのかもしれない。仕事が忙しい時は寝たり食べたりする時間を捻出するのにいっぱいいっぱいで恋人にかまってる暇なんかあるわけないし、それを理解してくれる同じ業界の人と付き合うのはトラブルの元だし、でも一人ぼっちは本当にさみしい。とにかく今暇なので面倒なコミットメントはなしで一緒にダラダラしてくれるパートナーが欲しい。お酒をやめて外出しなくなったので余計に出会いが無くなった。そこで!アプリですよ。オンラインデーティングは今や最もメジャーな出会いの手段になっていて、周りでもアプリがきっかけで付き合ったとか結婚した人の話をよく聞く。ていうか二年付き合った元カレもTinderがきっかけだったし。8年前カナダに来た時もこんなサービスがあったら友達作るの早かっただろうに。自分が気に入った相手とだけメールしてみて嫌になったら無視して放流すればいいだけなのでMeetUpとかパーティとかでキモい男に追いかけ回されるよりずっと安全。男女ともにいくらルックスに自信があっても数回の短いメッセージで知性とユーモアをアピールできなければすぐにスルーされてしまう厳しい世界でもあるので英語の勉強になるよ。近所に住んでるのにアプリが無かったら知り合えなかった人たちと友達になるのは不思議。今、その中の一人と「恋人のふり」をしている。わたしが欲しかったのはまさにこれだったのだ。Fleeting romance.


はー貴族の暮らし最高。天職と思える仕事を愛して、保険も年金もあって、何ヶ月も仕事しなくても心配しないで遊んでいられるとか、人生がここまで良くなるなんて夢にも思わなかった。20代の頃の惨めな自分に今の自分を見せてあげたい。まだまだ自分はこんなもんじゃないと気づいているなら、何かアクションを起こさなければ今日よりいい明日はやってこない。2020年も攻める一年にする。

2019/04/21

Sober up, Buttercup 断酒宣言

東京やバンクーバーで伝説の酒豪としてその名を轟かせたこのわたしが!完全にお酒を断ってもう2ヶ月近くになる。これまた極端なんだから笑。

在りし日のパリピな千尋さん

前は家にいる日はワイン1本、飲みに出かける日は1本以上+食前酒と食後酒、クラブに行ったらまずは駆けつけテキーラショット3杯からというペースで毎日欠かさず飲んでいた。仕事がある日も朝食と一緒にワインを飲んで出かけた。散歩に行くにも映画に行くにもいつも水筒にワインを入れて持ち歩いた。東京にいた頃はその倍くらいは飲んでたな。とにかく20歳になってから10年以上ほぼ休まずに飲みまくった。飲まないという選択肢自体がなかったから。

ところがここ2,3年飲んでる量は減ってるのに極端に二日酔いが酷くなり、飲み会後はまだ酔ってるのにすでに二日酔いマインドに蝕まれて「また馬鹿なこと言った/やった」と落ち込むことが多くなった。Deadly Classの打ち上げやボスの誕生日会など仕事関係の飲み会でやらかした事がずっと頭に残ってこのままだと仕事に影響が出るのではと怯えた。若い子たちと一緒に働いてるので何でもInstagramのストーリーで中継されてしまう。翌日に謝って回れば「みんなも酔ってたから大丈夫」と言われるけどわたしは全然大丈夫じゃない。

2月。酔っ払いすぎて浅い眠りから覚めた明け方に、頭はグラグラするし脱いだ服も靴も床に散らばって、どうやって帰ってきたかは思い出せないのにまた醜態を晒した事は覚えてて、明日はもう一日中地獄の二日酔いに苦しむの確定で、急にもうこんな惨めな生活はいやだと思ってNetflixのLOVEで知ったSobriety Appをダウンロードした。似たようなアプリはいくつかあるけれどデザインが気に入ってI Am Soberというのを使っている。


Sober(しらふ)になりたい項目をまず選ぶ。アルコールや煙草や各種ドラッグはもちろん、ジャンクフードやギャンブルや自傷癖なんかも選べるようになっている。次に止めたい事柄に普段どれだけお金や時間を費やしているか入力する。それから何故止めたいと思ったのかを書いて保存する。セッティングが終わると秒単位でカウントが始まり、soberになってどれくらいの時間が経ったかとどれくらいお金や時間を節約できたかをいつでも確認できる。



北米では依存症の問題はとても深刻に捉えられていて、AA=アルコホリクス・アノニマスを始めとした自助会にもアクセスしやすくなっている。映画とかによく出てくるよね。依存症の多くはそもそも孤独や心の不安定さに起因しているから、同じ悩みを抱える仲間と進行具合を報告し合いながら一緒に克服するのは理にかなっている。アプリも掲示板機能を備えていて同時期にsoberになった仲間がどんな調子か、ポジティブな変化や離脱症状の状態なんかを共有できるようになっている。依存症の進行度は人それぞれだからアプリだけで立ち直れる人もいるし、ミーティングにたまに顔を出す程度でなんとかなる人もいるし、スポンサー(支援者)をたてて頻繁に通う必要がある人もいるし、専門家のセラピーを受けたほうがいい人もいる。わたしの場合はあまりにアッサリお酒を止められたので逆にビックリした。全然飲みたいと思わない。そういえばお酒ってあったねというくらいで存在すら忘れてしまう。そもそも仕事が忙しすぎて平日に飲む時間が無いので週末出かける時だけ気をつければいい。お酒の代わりに炭酸水にレモンを絞ったものをガブ飲みしている。別にシャンパンやビールじゃなくても泡なら何でも良かったんかい、自分…。体調は慢性的な倦怠感が無くなって頭もシャキっとした。肌の感じとかは別に変わらない。常にシラフだから急に仕事に呼ばれても車に飛び乗ってすぐに出かけられるようになった。起床即作業が始められるので仕事がない日もテキパキと動いて出世するための転部活動をしている。シラフだと一日が長い!あとお金の使い道が無くなったので貯金が捗る。外食するとお会計が安すぎて毎回何かの間違いかと思っちゃうわ。

逆に困ったのは、食べる事が楽しいと思えなくなって作業みたいになったこと。お酒がないなら食べる意味がない食べ物って多い。料理もあんまりしたくなくなった。体重はもちろん減った。別に痩せたくないというかこれ以上痩せたら不健康なのでちょっと心配している。あと酔っ払ってる時に発動する謎のクリエイティビティが無くなり良くも悪くも感情の幅が狭くなった。ボキャブラリーが減ったような感覚。「酒止めた」と言うと周りの反応は割と「あっそ」とか「Good for you」って感じで特にそれ以上何も聞かれないんだけど、お酒はやっぱりソーシャライズするためのツールというか人が集まるところに出かければワインは当たり前に用意されている。Soberになってからも会食やパーティには出てるしバーにも行く。そんでコーラすすってる。自分はお酒が無ければつまらない人間だとか思わないように気をつけないといけない。飛び道具に頼らないで丸腰で戦わなければならない機会が大人になると増えるものだ。

言っとくけどわたしはfucked-upだった20代の自分を恥じてなんかいないし、取り返しのつく失敗を若いうちに大体全部クリアできて本当によかったと思っている。この10年間お酒のある場所で面白い人にたくさん出会った。シラフだったらビビってしまうような人にもどんどん話しかけていったし、英語もずいぶん上達した。お酒の神様ありがとう。だけどもう十分楽しんだし、嫌いになる前にお別れしなくちゃ。一生のお別れかもしれないし、またいつか上手に付き合える日が来るかもしれない。その日までバイバイ。

あのJohn Waters師匠でさえ"Crazy is sexy when you're 25, but in senior years, it's just pathetic."(25歳でクレイジーなのはセクシーだが老いぼれが同じことをしても惨めなだけだ)と言っている。ずいぶん前の発言だけど。今のわたしはお酒なんかなくても最強なのだ。自分がかっこいいと思えるバージョンの自分にアップデートするのだ。

2019/02/20

Number of the Beast 車を買った

tokidoki大好き。
ファン歴10年以上

年末に宣言した通り車を買った。て、もう2月も後半だよ!途中で思いがけず仕事が入ったせいもあるけどまさかこんなに時間がかかるとは。

Film industryに転職して小金持ちにはなったものの大金持ちにはほど遠いのと、そもそも車に興味が無いので動けばなんでもいいやということで新車は最初から考えてなくて、ずっと中古車の様子をネットで見ていた。いくら興味がないとはいえAudiやベンツ(英語でマゥスィーディスという)が案外手頃に買えちゃうのを見ると欲が出てくるというものだ。でも車好きの友達に「買うとき安くてもメンテにお金かかるから絶対ダメ。日本車にしなさい」と止められたので素直に従うことにした。よく考えてみたら友達も職場のみんなもだいたいトヨタとかマツダとかホンダに乗ってるし、カナダでの日本車への信頼は厚い。

中古車の売買もやっぱり主流は無料掲示板サイトのCraigslist。ディーラーもここに広告を出してるしね。しばらく検索しまくっているうちに「動けばなんでも」からだんだん条件が絞れてきた。
  • 予算$5000くらい
  • オートマ(しか運転できない)
  • 日本車
  • 色は絶対に白
  • ハッチバック
  • 走行距離180,000km以下、できれば120,000km以下
  • Clean title
車は100%仕事用。お遣いなどで荷物が多くなることもあるだろうからトランクのスペースたっぷりのハッチバックがいいなと思った。ワゴン車やSUVも考えたんだけど何しろ運転初心者なのでとりあえず慣れるまでだけでもコンパクトなのにして将来的に必要になったら乗り換えるという方針に落ち着いた。

Clean titleっていうのはよくわかんないけど大事故とかはしていない車ってこと?CleanではないRebuiltっていうのは事故だか何だか問題があったけど直ったから大丈夫というようなステータスで、値段はおトクではあるんだけど割とバクチ的なところがあり車詳しくないなら避けておいたほうがいいらしい。

最初は友達や彼も一緒に探してくれて「これいい!これにしな!」と勧めてくれたんだけどどれもシルバーや黒や白で下半分がシルバーとかで、どーーーしても真っ白いのじゃなきゃイヤというのを譲らなかったらそのうちもう勝手にしろと見放された笑。どんどん時間だけが過ぎて、このチャンスを逃したら次のプロジェクトに突入してまーた車がないせいでみんなに迷惑をかけることになるのでかなり焦ってました。

そうしてバレンタイン後の三連休に、一週間ほど目をつけていた白い車のオーナーにやっと連絡してみた。ディーラーじゃなくて個人。「今日の午後でも見に来るかい?」と言うのでカーシェアリングのEvoでNew Westminsterまで遠征。彼の車があるのになぜわざわざレンタカーを借りたかというと、もし車を買えたとして帰る時にわたしはまだ一人で運転できないからです。本当に練習しないとやばいな。彼のSUVでたまに練習してたんだけど、マイカーを買ってしまえばさすがに自分を追い込むことができるだろうというのと、自分の車に慣れたほうがいいということでとにかく買ってしまうことにした。

※なぜ運転できないのにカナダの運転免許を持っているかという話は【カナダの運転免許を取るの巻】を読んでくれ、要するに大昔に日本で免許を取ってカナダのに書き換えた完全なるペーパードライバーなのです

こんな高いものを全然知らない人から売ってもらうなんて詐欺とか盗難車とか嘘のオンボロ車を掴まされるとか大丈夫なのか…。一抹の不安を胸にオーナーさんのお宅へ。マイクさん(通名かな)は中東系?の優しそうなおっちゃんだった。奥様が乗っていた車だが新しいのを買ったのでこちらは手放すということだった。わたしは何もわからないし彼氏もあんま詳しくないので適当に知ったふりをして車を眺めて、最近点検を受けているかとか少し聞いて、彼氏が少し近所を試乗してみて別に問題も無かったので即決。とにかくもう車探しの戦いから開放されたいという気持ちが強かった。10分そこらで「これ買います」と言ったらマイクさんは若干びっくりしていた。値切ったりとかもできるらしいけど、一応事前に調べていた市場相場を考えるとまったく妥当だったので何も言いませんでした。ちなみに$4950だった。安くはないけど高くもない。カナダには車検がないので年式や走行距離にかかわらず完全に持ち主の意識次第で車の状態が変わる。古くてもかわいがってもらってた車はまだまだ全然乗れるし、その逆もしかり。買う前の段階で車屋に行って総点検を受ける人も多いらしい。点検だけで$100くらいかかるけど高い車買うならやったほうがいいね。あとVINナンバーというシリアルナンバーがわかればメンテナンスの履歴をオンラインのデータベースで調べることができるんだけどこれも安価とはいえ有料。チッ。わたしはまあいいかなってかんじだった…日本車パワーとマイクさんの人柄を信じて。

保険が奥様名義なので本人と一緒に保険ブローカーに手続きをしに行かなければならず、彼女は17時まで仕事だという。この時点でまだ14時半くらい。とりあえず近所の銀行で降ろしてもらって支払いの準備をし、あとは近所のモールを延々とぐるぐるして暇つぶし。

支払いは個人売買なのでクレジットカードは使えない。最近はe-transferもあるけど限度額が一日$3000。他行への電子振込だと手数料が高くて($35~)しかも時間がかかる。なので現金か、高額の取引のときはBank Draft (=Money Order、額面によって呼び方が違うだけで中身は同じ)が好まれる。小切手と似てるんだけど発行人が銀行の立ち会いのもと先にお金を払って発行する小切手なので受取人にとって不渡りのリスクがない。このへんは元銀行員のわたしの得意分野。Money Order、行員時代は毎日何十枚も発行してたけど自分が購入するのは初めてだった。銀行カードと身分証明書と受取人のフルネームの正しいスペルを持って窓口に行く。手数料はどこの銀行でも$7.50くらいだけどうまく交渉すれば無料にしてもらえる可能性がある。わたしは当然無料さ。今回は気合いを入れて貯金していたので一括で支払えたけど、もし分割 financeにしたい場合は銀行ローン Line of Credit Accountを使う。

時間をつぶしながらいろいろ要らんものなど買ってしまいつつ、17時にモールの向かいでマイクさん&仕事を終えた奥様と落ち合った。奥様は大人だけど大変な美人でびっくり。保険ブローカーはあっちこっちにあって、わたしたちはLondon Drugsの片隅でやってもらった。自動車保険の仕組みは州によってそれぞれですが、わたしが住んでいるBC州ではICBCという機関の完全な独占市場なので保険ブローカーを見比べたりする必要はない。大都市バンクーバーでやたら事故が多いのと市場競争がないせいで保険料はむちゃくちゃ高いことで有名です。

このマークがついているお店ならどこでも同じサービス

マイク夫妻はもうナンバープレートを取り外して待っていてくれて、まずは奥様が保険を外れる手続きをした。これはものの数分。このあたりでやっとお支払い、Money Orderを手渡し。さすがにここまで来て詐欺ということはあるまい。次にわたしが保険に加入する番。これがなんだかんだで1時間くらいかかってスンマセンなんだけどオーナー夫婦には後ろのソファで待ってもらった。


個人売買専用のVehicle Transfer/Tax Formという書類を作ります。というか免許証渡したらあとは窓口のレディが全部書き込んでくれた。個人売買だから税金ないと思うじゃん?そんなわけはなくてきっちり12%のPSTをICBCに払います。わたしの場合は$594、高え…!月々の保険料は車自体の価値+オプションをつけるかどうかなどで基本額が決まり、そこから運転歴やら乗る距離やらで割引される分がある。わたしが払うのは月$214.99とのこと。た、高え…!そこに高騰し続けるガソリン代が上乗せされるのではっきりいって公共交通機関が便利なバンクーバーの中心地で車を持つのは全然オススメしません。まあ実際仕事で必要だから仕方なくという理由で持ってる人が多いんじゃないかな?ただし東京と違って駐車場代は安めというか繁華街以外は無料で路駐し放題。

登録がだいたい終わったらナンバープレートの授与。保険レディがいくつかから選ばせてくれた。別になんでもいいと思ってたんだけど、おしゃべりしている間に「ちなみにこういうのもあるけど誰も欲しがらないから除けてあるのよ」と言って奥から出してくれたナンバーをわたしも彼もとても気に入ったのでもらうことにした。「本当にいいの?」と何度も聞かれたけどわたしはキリスト教ではないし、かといって悪魔信仰でもないし無宗教なので気にしない。前後のアルファベット含め覚えやすくて大満足。奇跡のナンバー!プライバシー上公開できないのが残念…(だいたいわかっちゃったかな?)。



こうしてうちの子になったのが2007年式のTOYOTAのYarisちゃんです。日本だとVitzという名前で売られていたらしい。もちろん左ハンドルよ。5人乗り2ドア式は好みが分かれるところですが、わたしは仕事で後ろに人を乗せる機会とかまずないので全然気にならない。セミコンパクトで燃費抜群、駐車もラクラクよ。小さくてもハッチバックで後ろの席を倒したら収納広々。あまりにも車体が軽くて強風時の高速道路など不安というレビューもあったけど…まあ慣れることでしょう。

仕事は早朝集合深夜解散が多いのでラッシュ時に比べると運転の難易度はそう高くないはず。次の仕事が始まるまで10日間ほど、今は運転練習に集中して毎日YouTubeで勉強→彼の仕事が終わり次第一緒に公道に出て猛特訓の日々。運転はストレスでしかないけどもう車買っちゃったから諦めるわけにいかない。カナダに来てからは何事もできないんじゃなくて今はまだ慣れないだけだと自分に言い聞かせるようにしている。いつか絶対にアクビしながらでもできるようになる日が来る。今までだってずっとそうやってきたんだから。

緊張の面持ちで駐車場からバックしているところ

車を運転するのは自由になること。これからは誰かに頼まなくても好きな時に好きな場所に出かけて、重いものでもなんでも買って帰るんだ。

2018/05/15

ゆっちがカナダにやって来た(2回目)後編

Day4

また雨。半年間雨続きで残りの半年間は晴れ続きのバンクーバーの、ちょうど季節の狭間で天気が不安定。引き続きディランが車を出せるものの前日大冒険したせいもあり今度は近場でのんびりしようということになり地味なローカルスポットQueen Elizabeth Parkへ。これが思った以上に好評だった。数十分で余裕で一周できるこじんまりとした公園(といっても日比谷公園より全然デカイ)ながら、よく手入れされた庭園に季節の花が満開で、丘の上から市内を一望できる。もはやちょっとしたブッチャートガーデンではないか(ビクトリアの名所)(行ったことない)。ディランはけっこう花に詳しく、時々立ち止まっては匂いをチェックしていた。





てっぺんにあるドーム状の建物は熱帯植物園Bloedel Conservatoryで、不思議な草花や放し飼いの大小様々な鳥を間近で見ることができてとても楽しい。冬のデートにもピッタリよ。





公園内には割と敷居の高いレストランSeasons in the parkが入っていて、わたしもディランもずっと前から気になってたのですがなかなか機会がなくようやく初潜入。思ったよりはバカ高くないのね←ごちそうになったのによく言うわ笑。特別な日に行きたくなるような雰囲気を考えたら普通にコスパ高いと思います、ダウンタウンみたいにゴミゴミしてないし。軽くワインとおつまみをいただいた。サービスも満点。

誰だこのおじさん

パパとママにとっては最終日なのでWest Broadwayに移動しておみやげショッピング。酒屋と、カナダの成城石井Whole FoodsとカナダのマツキヨLondon Drugsが一箇所に集まってて便利。前回帰国した時のおみやげで一番ゆっちが喜んでいたのが歯磨き粉。日本と薬事法?が違うらしく歯がギンギンに白くなる。わたしはこちらに来てからというもののホワイトニングに行く時間もお金もないんだけど多分日本の歯医者で働いててホワイトニングしまくってた頃より白いんじゃないかな?シールを貼るタイプのもすごく効く割に安い。あと全然知らなかったけど日本で流行ってるらしいアメリカのブランド、giovannniのヘアケアも安い安いとゆっち狂喜していたな。うちにも無造作に転がってたけどお前そんないい奴だったのか。見直したぜ。

食料品では定番のスモークサーモンやロブスターの缶詰に加えて、わたしのオススメは変わったソース。変わり種のマヨネーズやケチャップとか、ベーコンやメープル風味のドレッシングとか。あと健康オタクの人が多いのでキヌアやチアシードといった健康食品は日本より種類多くて安いかも。魚由来の良質な脂質オメガ3のサプリも人気あるそうです。ポテトチップスやポップコーンは珍しい味があって、前回帰国した時に行きつけの店たちにお酒と一緒に持って行った。かさばるけど軽いし、盛り上がる。Whole Foodsは地産地消を推奨しているのでlocalという札がついている商品に注目してみて。メーカーもカナダ産であることを誇りに思っているのでMade in Canadaと書いてあったり国旗のマークがついていたりしておみやげに最適です。レジ横で買えるオリジナルのエコバックがかわいいので、小さいものをたくさん買ってエコバックに詰めて渡すのもいいよ。

夜は前日に窓際でと念を押して予約しておいた回転レストラン、Top of Vancouverへ。ダウンタウンでひときわ目立つあの建物の展望台のレストラン。客席がゆっくりと、しかし確実に回転していてバンクーバー全体が見渡せる。ここは前回ゆっちが来た時も連れて来たんだけど、観光の最終日に行くと「あそこが昨日行った○○だよ」「あそこに見える灯りがスキー場」と確認できてすごく楽しい。スタッフさんも慣れてるので「あの高い建物何?」と聞けば詳しく教えてくれます。






ここはレストランの物理的な位置も高いけどご予算も高め(汗)。てか数年前より高くなってないか?日曜だから?しかし観光地だから盛ってるんでしょとあなどるなかれ、お料理は相当ボリュームあって味もレベル高いので価値はあると思います。男性陣はステーキ、ママはサーモン、ゆっちはラムでわたしは鴨を頂いた。ワインリストは小さいけど地元BC州のものが中心。デザートとマティーニまできっちり完走。ごちそうさまでした。

ゆっちパパは英会話に通ったことがあるそうで、けっこう誰とでも普通に会話できていてビックリした。基本的な文法・文型を押さえていて、大きい声ではっきり発音し、恥ずかしがらずにどんどん話す。こういう人のほうが下手にペラペラ感を演出する人よりも強い。ディランも「彼の英語はちゃんと意味が通ってわかりやすい」と感心していた。あとおやじギャグ的なものも国境を越えてみんなにウケていた。


Day5

パパとママのフライト前にダウンタウンで軽めのブランチ。Medinaは今日(月曜の午前11時)も1時間待ち。ここ、入れたためしがない。どうせ期待してなかったので第二候補のFinch'sへ。バンクーバー礼賛映画50/50にも出てきました。



オシャレすぎて読めないメニューをどうにか解読しわたしは名物の生ハム・ブルーチーズと洋梨、胡桃のサンドイッチ。ゆっちは野菜に飢えていたのででっかいアボカドサラダ、パパママは定番のバターナットスクワッシュのスープと、はんぶんこにした生ハム・エダムチーズとトマトのサンドイッチ(注文する時にCould you cut it in half? と言う)。チーズ盛とかも出してるのにワインは無いんだね…一応聞いたけどやっぱり無いそうです涙。いやアル中じゃないよ!ワインと合わせたら100倍おいしい食べ物ってやっぱあるじゃん?今度は持ち帰りにしてもらおう。



Gastownで最終おみやげショッピングを済ませてパパママを駅まで見送った。またすぐ会えますように。

ゆっちと高級デパートNordstromを冷やかしてたらハッピーアワーの時間帯になったのでバンクーバーの南青山ことYaletownへ。駅の近くに使える店が密集していて、客層と治安もいいので普段の外食はほとんどここ。Wild Taleはいつ覗いてもガラガラすぎてスルーしてたんだけどあれ裏口だったのか!正面のパティオめっちゃいいじゃん!ハッピーアワーのお得感はなかなかのもの。当たりませんようにと祈りながら(数ヶ月前ノロわれた) buck a shuck=1個1ドルの生牡蠣や海鮮つまみを頂く。東京にいた頃ゆっちと毎週のように飲みに行ってたのがすごく懐かしいや。そこからスーパーに寄って適当なつまみ買って宅飲み。


実はうちのシェアハウスで猫を飼うことになったのだ♡人懐こい黒猫ちゃん。最初は嫌がっていたゆっちも徐々に和解していた。あと、日本語で「ネコ」というたびにニコが返事をしていて笑った。クラブとか行かないで飲み語り続け、11時には寝床に向かう我ら。バンクーバーのナイトライフはどうせめっちゃショボいのでこれでいいのだ。

Day6

やっと陽が出た!ハレルヤ!ディランは午後1時には仕事終わるので(働かなすぎ)、車でノースバンクーバーへ。ワーホリ時代一番最初に暮らしたシェアハウスのみんなと入り口まで行ったのに入場料高すぎて満場一致の「ないわ」で引き返したCapilano Suspension Bridgeへ。ほっほっほ。銀行員に進化したから小銭くらいならあるわよ。





大人ひとり$46.95。いや入場料高いだけあってきちんと整備されてるわ。メインの吊り橋だけじゃなくてツリーハウスみたいなのもあって冒険感満載。バンクーバー観光の定番中の定番なんだけど夏の繁忙期のギリギリ手前なので空いてた。BC州の居住者は一度入場料を払えば年間パスをもらえるという謎システムなので出口で登録しましょう。クリスマスのライトアップとかもあるんだって。また来る。

まだ夕食には早いのでこの後近所のLynn Canyonもハシゴした。ここはCapilanoとほぼ同じ規模の吊り橋があって入場料無料なんで、節約したい人はこっちで全然いいと思う。ただし無料だけあって良くも悪くもワイルド。歩きやすい靴と両手が空くリュックサックで出かけよう。Capilanoは高いところから遠く下を流れる川を眺めるかんじだけど、Lynn Canyonは水との距離が近く獣道を降りれば水遊びを楽しむこともできる。実は去年のちょうど今頃アプリで知り合ったディランとわたしの初デートがここだったの。ポッ。そういえば前回ゆっちが来た時はわたし別の彼と付き合ってて一緒に遊んだよね。次回会う時はどうなってることやら。高校の同級生は結婚して子供を産んでる子も多いけど、わたしとゆっちは欲望のままに旅したり買い物したり美味しいものを食べるインデペンデント・ウーマンさ。つまり最高さ。

今回の旅最後のディナーはまたまたSeasonsへ。眺めが良くて高級すぎなくて、なんかダウンタウンは疲れちゃうので家から近いところと思ったらもうネタ切れであった。ディナーも美味しかったよう。






東京は世界基準で言ったらありえない値段でありえないくらい美味しいものを出す店が多いけどやはりどこも狭っ苦しいので、こういう開放的な造りのお店にお連れしたいというのが今回通してのお食事テーマでした。ゆっちファミリー、ディランの分まで本当にごちそうさまでした!

日本のGWの時期のバンクーバーは6日間もあれば主要スポット網羅できます。というかこれ以上居てももうやることない笑。天気は微妙だったけどどこも混んでなかったから快適だった。観光シーズンの夏はイベントも多いしビーチでぼーっとするのも楽しいけど、とにかく人が多すぎてな…。わたしもゆっちファミリーもまた来る気満々で、次回はちょっと足を延ばして島のほう、ビクトリアとか行ってみようと話している。まだまだ魅力たくさんのBC州です。カナダは言わずもがな広いけどBC州だけでもめちゃ広い。

ゆっちが帰る日はわたしは遅番で仕事だったので一緒に朝ごはんを食べてからスーツを着て普通に出勤。ずっとフリーターで随分心配かけたね…。また会えるその日まで、お互いがんばるのだ。