2014/07/11

Live fast, dye hard バンクーバーで美容院に行くの巻

髪が長くなりすぎて尻が拭きづらいので美容院に行ってきた。相変わらず金欠だから学生の実験台よ。


(604) 681-1453
2331 Granville st (Granville x West 7th)


入学直後からサロンに出て実戦から学ぶという専門学校のキャンパスです。カットが$15からと格安!なのですごく人気があるらしく、予約取れたのが電話した日から一番早くて2週間後でした。なにしろ海外で人に髪を任せるのは初めてなので(今までずっと自分で毛先のピンクの部分を染めてた)、うまく希望が伝えられるかドキドキ。バンクーバーには日本人の美容師さんが駐在する日系ヘアサロンがいっぱいあって、そういうところでは日本語で日本人の毛質に合ったサービスが特別高価なわけでもなく受けられるようですが、身の回りのこと全て自分で英語でできるようになる!というのがわたしのモットーなので冒険してみた。それでもし失敗した場合にやっぱり自分で英語で解決するって、そういう風にしか人は成長できないと思ってるので。

ビフォー

待ちに待った変身記念日。小雨降る中、約束の時間ちょうどにサロンに到着。受付で名前と髪型の希望を大まかに確認。「えーとハイライト入れるだけのチヒロさんですね」て全然違うよ!カットと、全体的なブリーチとカラーだって何回も念押したやん!どうやら予約の電話での会話が大幅に食い違っていたようだ(ちゃんと通じてたと思うが他の誰かと取り違えたのか?)。「うちは美容院ではなくて学校です。残念ながら学生の技術力ではそれは難しいと思う。てかできません」と言われる…チーン。え、じゃあどうすんの?このまま帰るの?

しかしこんなこともあろうと通訳を連れてきたのだ。

いでよセビくん!

まあセビくんなんですけどね(※元カレ)。前日に入念に打ち合わせしておき、何かあったときにはバックアップしてくれるという話だったのだがしょっぱなから大活躍。「That's kinda unfortunate. But what is the best you guys can do for her today? Could you give us any options? (そうか、それは残念ですけど、ではあなた方が今日彼女のためにできるベストは何だと思いますか?いくつか選択肢をもらえますか?)」と彼が尋ねるとあれよあれよと話が二転三転し、結局希望通りやってもらえることになった。お見事!彼は交渉の名手でいつも携帯やらネットのプロバイダーやら異様にお得なプランを勝ち取っている。もちろん日本でもそうなのかもしれないけど、カナダに来てからは「言ってみるもんやなー」ということがすごく多い。そんなこと聞かなくてもわかるのに、ということでもあえて質問するとより良いサービスが受けられる。彼らの会話は全部理解できたけどポカーンとするだけで何も言えなかった…シュン。あーーーあれくらい喋れたらなー!

「うちは美容院ではなくて学校です」ともう一回説明を受け、学生なので多少手際や出来が悪くても文句言わないですという内容の誓約書にサイン。2,3人のお客さん、いや実験台にひとりずつ学生がつき、受付もしてくれた講師(ゲイ)の人が随時ツッコミを入れるという実習スタイル。この先生は日本語は喋れないけど日系ハーフで、髪質は思いっきり日本人の黒髪なので彼の個人的な体験談はすごく参考になった。バンクーバーにはいろんな人種の人がいるからそれぞれ対応するの大変だろうなー。

まずは乾いた髪をざくざくカット。長すぎるので立ったまま切ってもらう。シンプルなワンレンロングが好きなのでThe same style, but shorter. No layers or anythingとか言って胸のあたりでブツリと切りそろえてもらう。そこからブリーチ一回目。なんかみんなbleach outって言ってた。あ、熱い!頭の上で化学反応が起きている!「かゆいところはないですか?」とかは全然聞いてくれないので「It's getting really hot. like, my neck is burning. Is this normal? (首がヤケドしそうなくらい熱いんですけどこれ大丈夫ですか?)」と自己申告。※後で調べたらうなじのことは本当はnapeというそうです。


シャンプー台から戻ってびっくり。でーん、金髪!人生で初めてだ。この後さらにトナーという処理を2回して徹底的に赤みを取っていく。ピンクなんかを入れる場合はこの程度で十分すぎるくらい発色するみたい。結局アッシュ系のブロンドになって、今日はここまで。一日にこれ以上やると完全に髪が死ぬらしい。「次回まで最低でも一週間は置いて、髪を再生させます。その間はヘアオイルなどでたっぷり栄養を与えます」と先生はわたしではなく学生に説明。まあ授業なんでね。この日のサロン滞在時間は4時間半、かかった料金は$120ちょっと。カットは安いんだけどブリーチと2回のトナーが高かったのよ。普通の美容室だといくらかかるのかわからないけど、面白い体験なので細かいことは気にしない。学生のためにいいことしたなあという気持ちも少しあり満足。

KPOPアイドルみたいでけっこう気に入ったブロンド。
Asian Barbieって名づけられちゃった(照)

焦ってエクストラダメージ用のヘアケア購入。
全部Winnersで定価の半額程度。

10日ほどあけて2回目のセッション。今度はひとりだ。なんとなくイヤな予感がしたんだけど受付で名前を告げるとやはり「えーとハイライト入れるだけのチヒロさんですね」とすっとぼけられる。前回担当と散々話し合って決めた日程なのに何を言っておるのだ!しかも曜日が違ったのでメンバーが全員違い、また一から説明しなおし。「うちは美容院ではなく(以下略」と言われ、時間ないけどなんとかやってみましょう(シブシブ)と言われ、前回あれだけ言ったのに「ご希望の色は薬剤の在庫がない」「自分で買ってきてくれればよかったのに」とか言われ、さすがに閉口。値段はたしかに良心的だし、技術も全然問題なくて、単純に気が回らないだけの事を「学生だからしょうがない」と言い訳するのはいかがなものですかね。ちょっとメモを残せばいいだけのことでしょ。でもこの日ブリーチを担当してくれたラテン系の美女二人があまりに面白いんで許しちゃった。他の学生さんたちもいっぱい話しかけてくれて、前回よりいい雰囲気でした。3時間かかってお会計はブリーチ一回分の$80ちょっと。ううう…無一文…。


内田裕也なみの白髪!これけっこう好き。しかしまだ完成じゃない。わたしめちゃ遠回りしてる…。ここまで読んでわかっていただけたかと思いますが美容院はちゃんとプロのところに、そしてよほど英語に自信がないかぎり日本人に頼んだほうがいいです。たぶん値段もそんなに変わらないよ。でもわたしは全然気にしないの。ブログをやってて一番よかった事はブログのネタになりさえすればどんな事でもオイシイと思えるところですね。


結局最後は自分で染料と刷毛を買って大家のニコくん(サウンドエンジニア兼モデル兼ダンサー兼塗装業)にお任せ。Manic Panicのrockabilly blue、2本で十分かと思ったらぴったりかちょっと足りないくらいだった。30分で済むからチョチョっと塗ってチョと言ったら結局2時間かかった…。いやな顔ひとつせずに付き合ってくれたニコはやっぱり優しい。最近彼がわけのわからないチンチクリンな女と付き合いはじめて、そのヘリウムに浸した虫みたいな女が四六時中うちにいて超ウザいのでもう引っ越そうと思ってたんだけど考え直そう(単純)。困ったときに何でも相談できる人が近くにいるというのは本当に心強い。セビくんはけっこう肝心な時に限って居ないタイプなのよね。
ニコ…目を覚ましてくれー。

まあそんなことはどうでもいいんだ、ついについに感動のフィナーレ!!!!!

アフター。画像加工なしでこの色

ブルー!
blueは憂鬱な気持ち。
out of the blueというのは「突然に」という意味。
blue printは未来予想図。
blue filmはエッチな映画。
Blue Is the Warmest Color (『アデル、ブルーは熱い色』)みんなもう観た?わたしはまだ。

急な衝動に従ったけど、正直こんなに手間とお金がかかるとは思わなかったです。髪傷みすぎて櫛通らないし、バスルームの掃除も大変だし、シャンプーした手もタオルも枕も真っ青だし。いやー、どうしよこれ笑。

お気に入りの髪型、気がついたら4年も同じだった。なぜお気に入りだったかというと、美容室に行かないで自分で毛先に色を重ねるだけで手入れがラクだったから。…なんか最近わたしつまんなくなってないか?そこから急に「青く染めちゃおう!」とインスピレーションが降ってきて、実際行動に出るまではあっと言う間でした。うれしくて鏡やショーウインドウに映った自分を何度でも見たくなる。服やメイク、何を合わせるか考えるのが楽しい。うん、こうでなくっちゃ。きれいな黒髪もったいないなんて野暮は聞きたくないわ。人生で一度も金髪や青髪にしないなんてわたしらしくないもん。さあ、ヘアカラーの命は短い。黒い根元が育つ前に街に出よう。

2014/07/03

Momentary Illusion カナダデー2014

オリンピック聖火台の前でポーズ

7月1日はカナダの建国記念日、カナダデーでした。バンクーバーにはいろんな人種の人がいて、それぞれの言語を話して、もはや誰がカナダ人なのかわからないけど、カナダが大好きという気持ちさえあればちゃんと受け入れてくれるこの国にいられて本当に幸せです。わたしが2回目に生まれた場所。ありがとう、カナダ。


ダウンタウンはさまざまな催しやパレード、各国料理の出店で年に一度の大賑わい。みんな「人が多すぎる」と呆れていたけど東京生まれ東京育ちのわたしからしたらこんなの全然へっちゃら。国旗や国旗カラーの赤白やメープルモチーフを身に着けてお祭りを盛り上げます。わたしは絶望的にお金が無かったのでValue Villageで5ドルでゲットしたメンズの古着Tをジョキジョキ切ってリメイクしたよ。かわいいでしょ!ホットパンツの素足にVANSのスニーカーでテーマはサーファーの彼女。そうそう、こないだ初めてカナダの美容院に行って金髪にしたの。この話はまた次回。





実際はサーファーの彼女じゃなくてオタクの元彼女なんですけど…。二人ともメガネかけて家でゲームばっかしてるんですけど…。


上の写真で身につけているペンダントはケンカ別れした時にセビくんが作ってくれたもの。四角い石ころから削ったんだよ。「愛」はネットでフォントを拾ってフリーハンドで彫ったらしいけど達筆すぎワロタ。彼にとってはナゾの記号でしかないのによく「とめ、はね、はらい」とかわかったな…。ジュエリー職人を目指す彼の記念すべき作品第一号。世界でひとつ、わたしのためのペンダント。まあ別れたけど笑。別れてからかえって仲良くなるという不思議。ここ最近はほんと毎日一緒にいる。

夕方から彼のお友達がメンバーのロウイングクラブハウスに移動、やっと飲酒開始。お祭りといっても日本と違って屋外で飲めないので全然おもしろくない。出店で焼き鳥的なものを買ったけどビールなしじゃけっこうキツい。
ロウイングというのは漕艇のことで、ここのクラブのメンバーはお医者さんや社長さんばっかりらしい。急にセビくんの手を離すわたし。というのは冗談ですけど会員しか入れないデッキでゆったり花火待機。

ウォーターフロントの夜景。しょぼい横浜

陽が伸びすぎて花火が始まるのは午後10時半。ねむい。さむい。去年と全く同じで、ちょうどカナダデーに合わせて気温がぼーんと上昇したけど、夜になるとやっぱりひんやり。


たーまやー。ここぞとばかりにイチャつきながら花火鑑賞。いつも思うけどカナダの花火は日本のに比べるとだいぶ残念なかんじ。今年は毎年恒例、各国対抗の花火大会Celebration of Lightについに日本が参加するとのことなのでちょっと期待。

バンクーバーに暮らして三回目のカナダデー。最初の年はニコやちゃんぴーをはじめとしたルームメイトたちや、たくさんのお友達と一緒に花火を見た。今はもう街を去った仲間や、近くにいるのにいつのまにか遊ばなくなった仲間を思い出す。あの頃は2年後の今日もまだカナダにいられるなんて思いもしなかった。去年はニコが事故って集中治療室にいてカナダデーどころじゃなかったんだよねえ。でも焦っても彼が元気になるわけじゃないからとりあえず飲もうという話になってみんなでBBQしたっけ。あれからもう一年かあ。

わたしにとって唯一の身寄りであるニコとちゃんぴーがそれぞれ別の道を歩み始めた。喜んであげたいけど今はちょっと無理そうだ。よく考えてみると「いち抜け」したのは自分だったような気もする。家にいると気がふさぐので最近はずっとセビくんの家にいる(この記事も彼の家で書いている)。子供の頃と違ってイヤなら出て行けるだけマシか。本当の家族だってバラバラになるんだから、家族みたいな友達がバラバラにならないわけなんてないのに、どうして期待してしまったんだろう。約束しなくても明日また会える、夏休みみたいな日々がずっとずっと続けばいいと思った。

夏休みはいつか終わる。何度繰り返してもつい忘れてしまうね。ああ神様、ぼくたちもう少しだけ子供でいさせてくれませんか。

2014/05/27

ちひろうさぎのお気に入り映画リスト Movies to Know Who I am

別れてから仲が良くなったセビくんのためのごく私的な映画リスト。彼に観て欲しくて、彼がまだ観たことのないもので、カナダでも手に入りやすいものをリストアップしたものなのでいわゆるオールタイムベストとは異なります。コメディとか、好きなのはもうけっこう一緒に観ちゃったからな…

Babe, here is the list of movies I was talking about. Movies that you must see, you haven't seen, and are available on DVDs or online streaming in Canada. So again the list doesn't contain the ones I know you've already seen. I'd love to watch the movies below with you <3

BEST OF BEST

Ghost World (2011)
This is exactly how I see the world: everybody is too dumb and they actually look happy. The two sarcastic girls Enid and Rebecca who've just graduated from high school are close friends that can't relate to dreary life in an American suburb. They get to know this old geeky loser through a prank call responding a newspaper ad for a date. Enid actually finds him cool as they hang out and share their interests like old vinyls. Meanwhile Rebecca, played by young Scarlett Johansson, eventually outgrows Enid. Enid doesn't really mind it since she's totally into Seymour, the old guy, but when he legitimately starts dating a mature lady she realizes she's getting isolated. Her family, Rebecca, Seymour... a few people of her are all leaving her alone and she was the one who ditched them first.
 
This film inspired me a lot...the taste of irony, colorful clothing, blues and ragtime music, American underground comics etc. The documentary movie Crumb that I'll put in the list later is also related to the world of Ghost World. Just thinking about that world never makes me completely lonely.


Pink Flamingo (1972) and all other films by Sir John Waters
John Waters aka pope of trash is my god. I DO NOT recommend his movies but somehow they've been essential to my life. I really can't pick one but for you this one would worth to check since is the most notorious epic. Pink Flamingo is an ultimate sweet fantasy known as the king of cult movies. Filthy people come into a conflict to grab the honor of  'the filthiest person alive'. Most significantly Waters's muse Divine, in picture below, eats a fresh dog turd at the end. Very sweet. She/He (It's a guy, obviously) did it for what? Nothing. This whole movie means nothing. Mr. John Waters made this movie to simply disgust audience. Some believe movies are meant to contain lessons of life or some sort of messages... fuck that shit. I'm offended by those fascists who believe what they are touched must touch all mankind. This disgusting piece of shit they would call is actually my best friend, treasure, and painkiller against this filthy world.


Faster Pussy Cat, Kill! Kill! (1965)
A visual drug. Just watch the first few minutes and you'll get high. I was really impressed when I got to see this on screen at Rio theatre... The director/ boobs fetishist Russ Mayer's art of editing is stunning as John Waters called him 'the Eisenstein of sex films'. And nothing is better than seeing women beat stupid guys up. Yes, as you know I'm a twisted feminist. The last sequence of Death Proof is an homage to this movie. (Oh Tarantino is my hero but I bet you've seen most of his films.) Tura Satana, in the picture, became a lesbian icon and was a genuine Karate master who had Japanese descent. And was genuinely mean in her real life. Go! baby, go!


FAVORITE

What Ever Happened to Baby Jane? (1962)
Knocked Up (2007)
Can't Hardly Wait (1998)
Spun (2002)
Ed Wood (1994)

LOVE STORY

Annie Hall (1977)
Eternal Sunshine of Spotless Mind (2004)
Blue Valentine (2010)

QUEER

But I'm a Cheerleader (1999)
Fox and His Friends [Faustrecht der Freiheit] (1975)

DOCUMENTARY

Crumb (1994)

INTERNATIONAL

L'Empire des sens [愛のコリーダ] (1976)
The Bitter Tears of Petra von Kant [Die bitteren Tränen der Petra Von Kant] (1972)
Old Boy [올드 보이] (2003)

TV SHOW

Freaks and Geeks  (1999–2000)
Girls (2012-)

JAPANESE ANIME 

you know AKIRA (1988) right?
I'm not a big fan of animated movies but this is the one I've mentioned before,
Perfect Blue (1997)
and this seemingly worth to see:
Ghost in the Shell (1995)

【近況】キャンプに行った

忌々しい木め! あたしたちの酸素を奪いやがって! 森なんか全部コンクリで固めちゃえばいいのに!(『デスペレート・リビング』)というわけで、自然大嫌いなわたしがシェアハウスのみんなと3泊4日でキャンプに行ってきた。なぜ自然嫌いなのに行ったかというとテントじゃなくてキャビン(コテージ)に泊まると聞いたからです。シャワーとベッドがあるならなんとか生存できそうだぜ。



車3台7人3匹で出発、後から合流したお友達が3人と1匹。家から車で3時間くらいのBoston Barという街です。静かでいいところー!

ボートに乗ったり

ボート転覆したり
(男子3名全員のiPhoneと電子タバコ水没の悲劇)

釣りしたり(収穫なし)

焚き火の周りでジャムセッションしたり

お料理は全部男子がしてくれたのでわたしは
寝て待ってただけ

ジャグジーの水が超汚くて豚汁みたいだったけど
根性で入浴

おデコ蚊に刺された

メキシコ人が作った本物のフローズンマルガリータで乾杯

90年代ギャルカルチャーの象徴・ミジェーンのバスタオルまだ使ってる笑
egg休刊だってね 時代の流れ…

そういえば元の目的はちゃんぴーのお誕生日祝いでした
フェリス コンプレアーニョス

お天気はいまいちで雨が降ったり止んだり、肌寒かったのでひたすらコテージに篭って食って飲んで寝ての4日間でした。めちゃくちゃ飲んだけどみんないい大人なので誰も泥酔せず、いい大人なのですぐに疲れて昼寝し、夜は11時くらいには寝静まってたのが印象的だった。わたし20代前半の全盛期に比べるとめっきり酒に弱くなってしまって、最近は酔っ払う前に胃が痛くなったり眠くなったりするの。なんか本当…老けたねえ…笑。鳥や星や水の音。都会の喧騒を離れてリラーックス。生まれ育った東京に比べたら全然とはいえやっぱりバンクーバーも都会なんだなあと実感。

キャンプ、楽しかったんだけど終始なぜか思うように言葉が出てこなくて少しヘコんだ。完全な言い訳をさせてもらうと気分や体調によって英語の喋りにかなり振れ幅がある。緊張しているとダメだし、二日酔いだと全然ダメ。今回は超サバサバな他の女子たちに押され気味だったせいかな?なんか特に話すことがないっていうか…うーん。外人はほんっとーーーにペチャクチャペチャクチャよく喋るのでちょっと油断するとどんどん話が進んで置いてかれて、勝手におとなしい人だと思われちゃう。これはカナダに来た当初から思っていたことで、みんなのマシンガントークによく耳を傾けてみるとからっぽな世間話だったり同じ事を何回も繰り返していたり内容はどうでもよくて、まるでただ沈黙を恐れているみたいなの。いくら英語を勉強してもあんなふうに淀みなく話すことはたぶん性格的に無理だと思うので、無口なりに聞き上手キャラに徹するなり、無口だけどたまに爆弾発言するキャラなり、無口だけど酔っ払うと壊れたように踊り狂ったり、意識的にそういうニッチなキャラを演じて海外の友達を作ってきました。あとはどんなに話についていけなくても常に笑顔でいることと、きちんと挨拶をすること。最低限「うれしい」「楽しい」「好き」は口に出して言うこと。そしてお洋服やヘアメイクに手を抜かないこと!「あのアジア人のクールな子と友達になりたい」と思ってもらえるようにね。誰だってクールな子と友達になりたいんだもの。あとこれは前からわたしが唱えてる論なんだけど中途半端に語学できるより中途半端でもいいから楽器やダンスや料理やアートできたほうがずっと便利です。わたしには言葉しか武器がないけど、気分や体調のせいにせず戦えるようになりたい。ぜよ。

それはそうと、今回の旅で覚えたこと:


iPhoneが水没したときは米に漬ける。外人はこれが当然の対処法だと思っているみたい。米に水を吸わせるのかな?効果あるのかどうかは不明。


今回の旅のテーマソング:

MAGIC! - Rude 「お嬢さんを僕にください」と彼女のパパに挨拶しに行く歌。かわいい。



Pharrell Williams - Happy とにかく流行ってる。聞くと勝手に身体が踊る不思議ナンバー


Avicii - Hey Brother アレルギーが出そうなくらい嫌いなのに友達のジェンが何回も「ヘェーイ ブラーザー」と眉間にシワをよせて歌うので頭にこびりついた。たぶんジェンも別に好きじゃないと思う笑



「これ、誰が歌ってるの?」は英語でWho does this song?と言います。
帰りの車はニコと二人きりでうれしかった。ラテン音楽中心の彼のiPodは全然好きじゃないけど好みがブレなくて微笑ましい。カラっと暑い日なんかに聴くとけっこういいのよね。帰ってからBBQ食材の余りで打ち上げ。一緒に住んでるからバイバイしなくてもいいんだ。the best thing about this trip was we didn't have to say goodbye since we live together or are very close friends :) Party must go on! 終わらない夏休みみたいな日々。ずっとこのままでいい。このままがいい。My life has been like an endless summer vacation.



2014/05/11

Cinema Review: Neighbors


Neighbors (2014) imdb 予告編

バンクーバー出身超人気コメディ俳優のセス・ローゲン主演最新作。監督は『寝取られ男のラブ♂バカンス』『伝説のロックスター再生計画!』『憧れのウェディング・ベル』のニコラス・ストーラー!超楽しみにしていたので封切り日に張りきって観て来ました。週末をスタートするのにピッタリなパーティー映画。

ハッパ大好きなダメ若者役でおなじみのセスが今回はサラリーマンのパパ役。愛する妻、乳幼児の娘と共に閑静な住宅街に暮らすが、ある日突然真隣に引っ越してきたのはフラタニティだった!24時間365日態勢で爆音パーティを繰り広げるリア充大学生集団から家族を守るため立ち向かう夫婦軍は、フレンドリーに接してみたり、仲間割れを狙って作戦を立てたり、パーティを荒らしたりと奮闘する。警察なんか信じねえ、大人をナメるでねえ!しかしフラタニティ軍は若い発想と抜群のチームワークでビクともしない。隣人=Neighbors大戦争の火蓋は切って落とされた。



フラタニティ=友愛会というのは日本にない制度なので簡単に説明しておくと、大学の男子学生寮とオールラウンドサークルが一緒になったようなもの(同じコンセプトの女子版はソロリティと呼ばれる)。デルタ、オメガといったギリシャ語の名前がついており、フラットメイトは実の兄弟のように固い絆で結ばれる。名門フラタニティに入れば上級生の強力なコネにより卒業後の進路はカタく、そのため女にもモテまくりだが、入会するには既にコネや卓越したルックスが必要。独自のコールがあったりゲームを発明したり、代々受け継がれる飲み会文化は日本の大学サークルと全く同じノリだ。このへんは負け組フラタニティが名門フラタニティをやっつける超名作『アニマル・ハウス』を参照されたい。Neighborsに出てくるのは欲望のまま青春を謳歌する超ナンパなフラタニティ。マリファナ、ドラッグ、テキーラにビデオゲーム、頭カラッポ金髪ギャルが入り浸りやりたい放題。会長は最近見かけないと思ったらドラッグのリハブに行っていた『ハイスクール・ミュージカル』のアイドル俳優ザック・エフロン、副会長はジェームズ・フランコの実弟デーブ・フランコ。巨根(という設定)のメンバーに'マクラビン'ことクリストファー・ミンツ=プラッセ!ブロマンスコメディとフラタニティはホモソーシャル的な意味で相性抜群で、チンコネタ満載。R18指定なので容赦なし。

セスの嫁役はオーストラリア訛りがチャーミングなローズ・バーン(『ブライズメイズ』『伝説のロックスター再生計画!』)、夫婦軍に参戦するパーティ好きの友人役に『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で生理だったカーラ・ガーロ、大学理事長役にリサ・クドロー、さらにチョイ出のJorma TacconeAndy Sambergとコメディ界のスターが勢ぞろい。しかし何といっても本作のMVPはこの方々でしょう。ステラ役のElise Vargasちゃん、Zoey Vargasちゃん!



本っ当に涙が出るほどかわいくて、劇場が一体となり「うほぉーん…」と変なため息を漏らしていました。エンドクレジットで気づいたんだけど双子ちゃんなのね。こんな天使がおうちにいたらどんなに幸せだろう…。だけど子育て経験のある人だったらきっと「かわいいだけじゃない。大変なことのほうが多いくらいだ」って言うんじゃないかな。子供ができたら夫婦の時間も友達との時間も夜遊びも我慢しなくちゃならない。大学で知り合って結婚した主人公の新米パパママは未だに少しパーティに未練があり、ハメを外して暴れまくる隣人の若者たちが正直羨ましくなったりもする。一方、遊んでばかりなので当然卒業後の未来は暗い寮キャプテンは夫婦を見て「大人になるってなんて退屈なことなんだろう」と絶望する。彼だけじゃない、みんなこの瞬間は永遠じゃないと気づいている。だからこそ今日パーティしなくちゃ。しかし最後にセス・ローゲンパパが出した「僕ら家族がパーティなんだ。僕が絶対逃さず参加したいパーティはこれだけだ」という答えは『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』の「俺の人生はつまらなくなんかない!家族がいる幸せをあんたたちにも分けてあげたいくらいだぜ!」by野原ひろしに通じる感動的なオヤジ賛歌だった。大人になることは決してつまらないことなんかじゃない。いつだって変わることは少しこわいけれど、変わるしあわせの形にあわせてしなやかに生きることを、つまり成長と呼ぶらしい。若さに乾杯、成長に乾杯。パーティ・マスト・ゴー・オン!

2014/05/08

【近況】Good Girl Gone Back to Bad


自分含む大方の予想通り、セビ君(前回前々回の投稿参照)とは一ヵ月を待たず破局しました。言い争いばかりの苦しい恋であった…。もともと英語を喋っている時は気が強いとはいえ、彼と話していると自分でも引くくらいキツい言葉がどんどん出てくるのよね。彼は根気強く理解してくれようとしていたけど、最後はさすがに「君は感情的に不安定すぎる」と疲れた様子でした。たしかに彼の前では無理にドラマティックに振舞ってしまう傾向があり、「そんなことないよ」と言ってくれるのをわかっていて「ね?わたしって悪い子でしょ?これで嫌いになった?」としつこく聞くような非常に面倒くさい自分が自分でもすごくいやだった。言っておきますがわたしはちっとも不安定なんかじゃないし、面倒くさくもないクールな女の子です。彼がわたしが近年こじらせている奇妙な「悪い子になりたい」願望を最大限に誘発する存在だったのです。

よく「価値観の違い」で別れるカップルがいるけど、これもまたやっかいで、ケチすぎる彼とお姫様なわたしは常にお金のことでケンカしていました。彼はうちの弟よりも若く、夏学期から学生になる現フリーターで、ママと一緒に住んでいて、お金が全然ないのです。わたしだって母子家庭出身で生まれも育ちも、そして今も超がつく貧乏だけど(謙遜とかじゃなくガチのやつ)、せめて心まで貧乏にならないように必死で見栄張って生きているのです。同世代の女の子がボーナスで手に入れる宝飾時計には手が届かなくても、靴下やスウェットに穴があいたら借金してでも新しいのを買うっていうか…そういう小さなプライドが大事だとわたしは思う。これまで友達も恋人もどういうわけか比較的気前のよい人が多かったので彼の金銭感覚には衝撃を受けた。とくに最近は、正直に告白すると年上でお金持ちの男性と交際する機会が多かったので、いつのまにかプリンセスでいることに慣れてしまい、それはわたしも悪かったなとは思ってます。だけどもちろんファンシーなディナーや高級ホテルや車のお迎えを若い彼に求めていたわけじゃなくて、単純に近所の中華で食事をしたり、月に一度くらいはクラブでハメを外したり、帰りにタクシー(日本より全然安い)に乗ったり、映画館(日本より全然安い)に行ったり、そういう普通のデートができないとなると恋人関係を維持するのは難しいのです。恋人とは一緒に楽しいこといっぱいしたいし、親友でいたいし。割り勘にするのは全然かまわないけど、毎回彼の分まで支払うほどの余裕は残念ながらないのです。だからデートのプランはお互いの家でダラダラして、わたしが買ったワインを飲んでという一択。彼の家がこれまた死ぬほど遠くて、一回行ったら帰るのがダルくなり、久しぶりに帰るとルームメイトや友人たちに「ちい、昨日どうして帰って来なかったの?超楽しいパーティだったのに」と知らされたりしてどんどんストレスが溜まっていきました。週に4日は彼と一緒にいるので趣味の映画や書き物をする時間も激減し、このままだと自分が自分でいられなくなると思った。

とはいえ常にわたしのことを気にかけてくれる人がいるというのは何にも代えがたい幸せで、しかもその人っていうのがカルバン・クラインの広告に載ってもなんら遜色のないようなイケメンで、今は彼なしでどう振舞っていいかわからず途方に暮れてます。わたしを好きな人はもう、いないんだ。本当にこれでよかったのかな…。10分に一度は「ごめん、やり直したい」とメールしそうになるけど、その度にぐっとこらえて。もう少し泣いたら映画館にでも行こう。グスン。

ああ、書いたらすこしスッキリした。今後はまた映画レビューに力を入れていきたいと思います。読んでね。

2014/05/02

Science World 25th Anniversary Celebration Party

バンクーバーのランドマーク、でっかな球体の建物でおなじみのサイエンスワールドが今年で開館25周年を迎えました。セビ君(ひとつ前の記事参照)が昔バイトしていたので現スタッフやOB、OG(英語ではAlumniと言います)を対象としたパーティに招待された。わーい!

1455 Quebec Street
Vancouver, BC  V6A 3Z7
604-443-7440

2日前に大喧嘩したんだけどこのパーティに行きたすぎて急いで仲直りしたの笑。

なぜオタクはバンダナが好きなのか






2年間住んでるけど来たの初めて。ずーっと勉強と仕事が忙しくて全く観光できてないんですわ。閉館後なのでだーれもいなくて、全力でハシャいだ。たのしーい!


ハシャいでお腹がすいた頃に軽食が用意されてました。お酒はなかった…ショック…。彼は2年前世界旅行のために退職したんだけど、当時の同僚やボスに再会してうれしそうだった。辞めてからもこうしてパーティがあったり、ボランティアに顔を出したり、ずっと関わっていける職場って素敵ですな。


メインステージではAlumni有志によるおもしろ科学ショー。「わたしが働いてたの8年前なのにまだ同じの使ってるの?!こんなボロい小道具よく取っておくよねー」みたいな軽快なトークとグダグダな進行に爆笑。完全な身内向けだからこそできるユルいノリが楽しい。通常営業時はもっとちゃんとやってるそうです。




とてもじゃないけど数時間で遊び尽くせる広さじゃない。わたしたちがいたのは球体の台座部分で、球体本体部分はシアターになっているそう。なにそれめっちゃ楽しそう。海が一望できるロケーションも気持ちがよく、絶対またすぐ行きたい。

※サイエンスワールドはスカイトレインのMain st-Science World駅目の前にあるのですが、駅の工事に伴いちょっとアクセスしずらくなっています。工事が完了する2014年秋頃まで、10~12分おきに運行されるScience World行きの電車以外は停車しないので注意。


出口には施設を25年間支えてきたスタッフのアルバムが展示されていました。全然知らない人の写真なのになんだか懐かしい。プリントした写真やベリベリ透明のフィルムをはがすアルバムってやっぱりいいものだね。

帰りにCommercial Driveの酒屋でワインを買って彼の家で『あの頃ペニーレインと』を観た。彼がちっともこの作品の情緒をわかってくれないのでがっかり。やっぱり映画の話をするのはネットの友達に限るな。

I'm always home, I'm uncool. The only true currency in this bankrupt world is what you share with someone else when you're uncool.