2015/07/24

死ぬほど健康になりたい

去年くらいから急に酒に弱くなった。いつものこととは言えひどい二日酔いで寝込む事も多く、さすがにキツくなって時々は飲酒を休むことにした。さて、喉が乾くけどお酒以外に何を飲んだらわからない。甘いものが苦手なのでジュースや炭酸飲料はだめだし、レモンを絞った水も味気ないし、ていうかアルコールが入っていないとなると何を飲んでも惨めな気持ちになる。超高いけど面白いものを置いているオーガニックスーパーのWhole Foodsに駆け込んで酒の代替品を探すことにした。with健康オタクの恋人セビくん。


最近海外ドラマとかでたまに耳にするコンブチャとやらをゲット。これ1本355mlで4ドルくらいする!名前に反し、こやつら昆布茶とは全然関係なく、その正体は昭和50年代に流行ったあの紅茶キノコなんだそうだ。身体にいいということでジンジャーやクランベリー風味に味付けされて今セレブに大人気(笑)らしい。栓を開けるとプシュっと微炭酸。独特の酸味がある。ん?!懐かしい感覚がする!と思ったら発酵のため1パーセント以下のアルコール分が含まれているそうだ。呑まない日はこれをお水で割って飲むことにする。


そしてデトックスついでに、なんと!!!聞いて驚くなかれ、ヨガを習い始めた。ありえねーありえねー。スポーツ嫌いオリンピック代表のこのわたしがよ。いまだに自分でも信じられない。元ルームメイトのニコール姐が最近働きはじめたスタジオのお試し2週間通い放題を購入したので、モトを取ってやろうと毎日欠かさず通っている。

なぜ毎日ヨガに行くヒマがあるかというと、実は先月バイト先の店が買収され従業員全員リストラされたのだ…。がーん。仕事大嫌いなんで別にいいんだけど、今持っているビザがその会社でしか働けないものなので全然よくない。それに伴ってほぼ確定とされていた永住権も危うい状況に。7月に入ってからずっと無職でやることがないので、たまに親友ヘイディ子(無職)と海に行く以外はずっと家で酒を飲んで寝ていた。今思うと軽く鬱ってたのかもしれない、、、いやただ自由を謳歌していただけですけど。そんなわたしを見かねた恋人に促され少し運動でもすることにしたのであった。


身体を動かすのもいやだったけど、ヨガのスピったところが本当にいやでついていけるか不安だった。でも実際やってみると、ヨガの先生は思ったより声が小さいのでスピ部分は何言ってんのかよくわかんないし、一度クラスが始まったら逃げられない状況でひたすら自分の身体と向き合うのはなかなか面白い。そして何がよいって、わたしが体育について最も嫌いだった「どうしてこんなこともできないのか」という残酷な前提が一切ないのがよい。いろんな年齢の生徒さんがいて、それぞれ違った身体の歴史を持っていて、自分にできそうな範囲でやってみましょうというオプションが常に与えられる。

クラスの時間割は日替わりで、都合のよい時間にフラリと行ってもいいし好きなクラスや先生を狙って行ってもよい。ニコール姐の専門はアシュタンガで、主に上級クラスを教えてるのでなかなかタイミングが合わず6日目にしてようやく顔をあわせた。性格がキツくてみんなとは喧嘩になることが多かったけど、わたしにはいつでも優しいお姉ちゃん。いきなり帰国させられることになりまたカナダに戻って来れるかわからないという時には大切なものを貸してくれた。「あげるんじゃないからね。必ず帰ってきて返してよね」という言葉にどれだけ勇気づけられたことか。一緒に住んでいた頃はヘビースモーカーで大酒飲みだった彼女もそういえば、リストラされたのをきっかけに急に健康やヨガに走ったんだよなあ。

薄明かりの中でリラックスしたヨガをする先生が多いのと対照的に、ニコールのクラスは電気つけっぱなしのがっつり運動系だった。声もやたらデカイ笑。でも最後に彼女がしてくれたおはなしはすごく胸に響いて泣きたくなった。日本ではダイエット目的でヨガをする人が多いようなイメージがあるのですが、こちらでは精神セラピー的な役割をだいぶ重視しているようです。ヨガの教えではウンタラカンタラという講釈系ではなく、もともと自分が持っているパワーを引き出してくれるかんじ。一週間続けたら、いろいろあるけどまあなんとかなるじゃろ、なんてったってわたしだし、という気持ちを取り戻す事が出来ました。なんとかするために身体を動かすことも、再びできるようになりました。


それにしても運動するとものすごくお腹が空く。運動したことないから知らなかったよ。考えてみたら普段はビールでお腹が膨れるので食事をほとんど採らなかった。食事は酒のツマミでしかなかった。ヨガ直後は不思議と身体にいいものが食べたくなるので自然食レストランのテイクアウト、のメニューを読みながら自炊。バケツでトスした大量のサラダにたんぱく質一品とゆで卵の献立が定番化している。デザートに今が旬のさくらんぼ、ブルーベリー、数種のナッツ。今までの3倍くらい食べてるのでもしかしたら太るかもしれない。ヨガやって太るってなんやねん。別にいいけどさ。あときちんとご飯を食べるのってものすごくお金がかかる。健康になるのにはお金がかかる。

ソバのサラダとスーパーで買ったサーモン
玄米のサラダと彼ママの彼が釣ったサーモン

ヨガをやる人にはベジタリアンも多いけど、わたしはお肉大好き。運動の後こそ肉、肉。

赤身のレアステーキと栄養たっぷりのアルファルファ

アスリートのごとく鶏胸肉サラダ
好物のカボチャの種を乗せて。

健康であることって本当にいいことなんだろうか。わたしは不健康な自分のほうが自分らしくて好きな気がする。「このわたしが運動とかwww健康とかwwww」とセルフパロディをひととおり楽しんだら、また元の生活に戻ることだろう。

2015/07/03

Foam Party 魅惑の泡パ

シェアハウスのリーダー、ニコくんの30歳のお誕生日は、パーティのメッカ・イビサ島発祥の泡パーティをカナダに輸入しました。これはもう写真見てもらったほうが早いんだけど、

※イメージ画像(パリスヒルトンさん)








こゆこと!!!泡製造機をレンタルしてきて庭に泡を敷き詰めました。泡は火照った素肌にプチプチ心地よく、風にふわふわ舞ってすごくきれい。

焚き火で尻を乾かすレディーたち

ニコのパーティはいつも野郎ばかりで女の子が不足している

ずっと会いたかった夏がやってきた

カナダに引っ越した一番最初の頃からの親友、ビルとヘイディ。

大好きなブリ子。この子頭おかしい笑 
ブリトニー、ヘイディ&ビル、乳首が弱いルームメイトのアドリアン

最近彼女ができて浮かれまくっているルームメイトのシャルル

外人から見るとブリ子はバリバリのアジア人らしい。よくわからんのう

お騒がせトリオ

泡でチンコを作ろうとしているレディーたち


よほどスタイルに自信が無ければ着れないアメアパの白いボディースーツを
図々しく着るちい様。オシャレは度胸

グラビア風


もう出会って3年?!うそ!!!

北国のくせに夏はちゃんと暑い

ハーレム状態のニコ

男子校

このマッチョの人たちコワモテだけどめっちゃ優しい

シャルル<3パウラ
初デートをセッティングしたのはわたしとセビだからな!

これはヒドイ

いつの間にか丸一年以上こやつと付き合ってます!
夜の部。目が据わってる笑

ちょっとしたテクを駆使したライトペインティング

イチャイチャ

わたし就寝後の世界。え?!トキオくん来てたの!

2012年にクレイグスリストの物件広告で出会って以来3年も同居しているニコくん。一時帰国した時もずっと帰る家を用意して待ってくれていた人。両想いだったこともあったけど、恋愛となるとすれ違ってばかりだった。うまく言葉にできず、探り合ってばかりで話し合うことをしなかった。それでも隣同士の部屋に住んでお互いが寝たり起きたり食べたりする気配を毎日感じ続けてきたんだから、やはり特別な絆で結ばれているように思う。

3年間でわたしたちを取り巻く環境はずいぶん変わりました。常時7~10人いるルームメイトは少しずつ入れ替わりを繰り替えし初期メンバーで残ってるのはちいニコのみ。(このへんずっと前からブログ読んでくれてる人しかわからない内輪トーク笑)長年ニコの相棒であったちゃんぴくんの離脱と二人の確執は、シェアハウスを中心としたコミュニティに大きな亀裂をもたらした。先日ちゃんぴの誕生日会が行われたのですが、ニコだけが招待されず、招待されなくても挨拶だけでもと会場を訪れたニコは文字通り門前払いをくらいました。今でも両者と親しいわたしたちはそれを見て本当に落ち込んだよ。

親友を超えた「兄弟」の喪失を埋めるためにニコはわけのわからない女と交際を始めました。ちっとも幸せじゃなさそうなのに、ムキになって彼女とばかり一緒にいてだんだんと二人きりの世界に孤立してゆくニコを見るのは、ヤキモチとか以前に辛いよ。この泡パの前日に二人は激しく言い合いをしていて、もしかしたら暴力もあったかもしれない音が隣の部屋から丸聞こえ。世界でいちばんスウィートだと思った彼はどこに行ってしまったんだろう。あんな風に彼氏に怒鳴られたりしたらきっとわたしはもう二度と男の子と付き合う事ができなくなるだろう。誕生日会直後、仲直りしてないんだからやめときゃいいのに無理矢理彼女とバカンスに出かけなんとニコは逮捕された…!(すでに釈放されて帰国済み)

ニコちゃんぴチヒロの三きょうだいでじゃれあった日々がすごく懐かしい。あの頃は全員恋人なんかいなくても幸せだった。それなのに鈍感で無神経なわたしがぎりぎりで成り立っていたバランスを壊してしまった。自分に自信がないから、自分の行動がじっさい誰かに影響を与えるということがわからないのだ。今もわからない。いつも遅すぎるタイミングで誰かに言われて気付く。

ニコがどんなに変わってもわたしだけはずっと変わらず友達でいたいと思う。わたしがいなくなったら彼は本当にひとりぼっちになってしまうから。

こんな気持ちは言わなくてもいいし、気付いてもらえなくてもいい。わたしはただ黙ってそこに居るだけだ。

お誕生日おめでとう。

2015/05/24

BCPNPで永住権を取るの巻②Flag Pole

この記事は2015年に書いた個人的な体験談です。その後永住権, またflag poleのルールも大幅に変わりました。最新の情報を移民局の公式ホームページで確認してください。https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship.html


BCPNPノミネートされたことに舞い上がりすぎて5月21日に失効するワークパーミットの更新をすっかり忘れておった。危ない、危ない。PNPは応募9ヶ月前から最終的に永住権取得できるまでずっと同じ雇用主のもとで働くことが前提なので、ノミネートさえされればその後のワークパーミットはLMIA免除で簡単に更新できる仕組みになっております。ただし勝手に更新されるわけじゃないので注意。これが以前はほんとに簡単にポイポーイとできたらしいのだが、2015年2月から規約が変わり、雇用主に申請書の提出とcompliance feeとかいう名目の230ドルの支払いが義務づけられるようになりました。(International Mobility Program: Employer-specific work permits with LMIA exemption) 多分ノミネートされた時点でPNPオフィスから雇用主に連絡が行ってると思うんだが、これでもう散々モメましたわ…。ビザや永住権の面倒を見てくれていたボスが退社し、代わりに入った無能の女ボスが全くノリ気でないときたもんだ。申請者(わし)が書く書類と、支払う申請料155ドルは用意したので、残りは会社の責任なんで早く送ってくださいと言い続けたのにずっとシカト。一ヶ月後にやっと来たメールの返事が一言「自分でやれば?」だって。あのーわたしの話聞いてましたかね?こちらの書類はとっくに揃ってて、移民局が申請書と申請料の提出を会社に命令していて、PNPの申請の時点で「彼女が永住権が取れるまで全面的にサポートします」という誓約書にサインをしてもらったわけで、ポリシーに従わない場合はペナルティが発生しますよ、とリンクつきで詳しく説明したはずなんだが。二回目は強めに「あなたの責任を理解し、実行してください。できない場合は会社がトラブるんですよ」と返信したら今度は「あれ、もうすぐビザ切れちゃうんですね。時間がないので諦めてください」とトンチンカンな答え。だーかーらーもうノミネートはされてるんだってば!どうやらPNPが何のことかわかっていなければ、学ぶ気もなければ、わたしのメールもほとんど読んでいないらしい。

仕方ないのでCICに言いつけてやろうと電話するも回線が込み合っていて一日中電話してもつながりやしない。CICはメールの問い合わせを受け付けていないのだ。そうこうしているうちにビザの期限がギリギリに迫る。切れてしまった場合も即国外追放というわけにはならないだろうが(特にPNPノミニー)、不安すぎて不眠症発動し、中学時代ぶりにストレスで胃がキリキリした。大変だー大変だーとわめいていたところ強力助っ人パブロくんへのアプローチに成功。たしか飲み会で一回会ったくらいなんだけど、アルゼンチン出身の彼はうちの会社がやってる別事業の店長で、2ヶ月ほど前にわたしと同じゴタゴタを経験したらしいのだ。バイト後に彼のお店を訪ねると「会社はなにも助けてくれないから信じるな。全部自分でやれ」とのこと。了解。彼によるとやはり一度手持ちのビザが切れてからだとよけいに面倒なことになるので、郵便やオンライン申請の待ち時間をスキップするために今すぐ国境に行けとのこと。了解。この時点でなんとビザ失効2日前。ギリギリすぎやろ、、、奇跡的にカバンにパスポートや書類一式が入っていたので、図書館に走って行ってパブロくんのパソコンに保存してあった書類を丸写しし印刷(事業形態は違うけど同じ会社だからね)、雇用主が払うべき申請料をしぶしぶ自分でクレカ支払い。たまたま近場でヒマしていた恋人セビくんを召還し、彼と一緒に汗臭いバイト制服のまま国境のビザオフィス(24時間営業)へ。空港に行くだけでは出入国はできないので、特別な場所に行きます。ビザのためだけに国境に出向いてUターンすることをflag poleといいます。

パブロくんが教えてくれたのはPoint Robertsという場所。バンクーバー近郊だとPeace Archに行く人が多いんだけど(わたしも二年前ここで最初のワーク取った。そのときの日記はこちら)、ここはけっこう穴場らしい。車必須のPeace Archと違って電車とバスを駆使すればダウンタウンから2時間以内にたどり着けるし、空いているそうだ。

Point Robertsへのアクセス



地図で見るとマジ遠いゾ!でも行くしかないんでCanada lineのBridgeport駅(カジノんとこ)まで行って、そこから601バスに乗る。


普段乗ってるバスと違って修学旅行みたいなバスで、高速に入って全然止まらないのでビビった。みるみるうちに景色が変わりまさにmiddle of nowhereをずんずん進む。ダウンタウンから一時間でこんなにド田舎なのね。



先日のお誕生日に買い与えた3DSに夢中なセビ君。さんざん甘やかした後なので優しかった。こんな長旅ひとりじゃ泣いちゃってたかも。ああ奮発してよかった。

1時間ほどでバスが終点に到着。運チャンに道順を聞く。来た方角を少し逆に戻り、公園をつっきるらしい。


て、簡単につっきれる距離じゃない!ひろーーーーーー
めっちゃ適当な地図ですがどうぞ↓バス停は終点なので帰りも同じところから乗ります。



三軒茶屋の実家から、自力で行った一番遠い場所が三浦海岸なんだけど、まあ体感的にはそれくらいの距離でしたわ。半島のさきっぽにある小さな土地ですが一応アメリカなんだそうです。アメリカのほうが物価が安いので、買い物をしたり宅配便を出しに行くカナダ人がけっこういるんだとか。国境に行くときは本人、付き添い共に必ずパスポートを持参しましょう。本人、付き添い共に多額の現金や武器、アルコールやマリファナやドラッグ類は絶対に持たないようにしましょう。(ちなみに日記にも書いたように2年前のわたしは酩酊状態で手続きし、しかも係員にバレてます)

歩道を歩いて行くと車用のゲートがあり、左手に高速の料金所のような小さなオフィスが見えてきます。適当にウロウロしてると警備の人が声をかけてくれるので従います。



まずはアメリカのオフィスに入ります。よく見るとアメリカの国旗が立っているのだ。同じ目的で来る人が多いので係の人も慣れていて、work permitだとかflag poleだとかって単語を出すとすぐに中に通してくれます。ここでパスポートを出すと「アメリカに行きたいわけじゃなくてビザだけ欲しいです」という書類を作ってくれます。ちなみにEstaは必要ない。びっくりしたのがここの人たちはもろアメリカのアクセントの英語でバスケットボールの話をしている。

この書類を持って今度は通りをはさんだカナダ側のオフィスでビザを申請します。なんとなく緊張して「アッ…えーとワークパーミット延長…」と口ごもると「あーPNPですね?」と補足してくれた。ビザオフィスの人はガッチリ制服を着込んで難しい顔をしてますが意外とフレンドリーです。中のカウンターで書類一式(リストはこちら 常に最新版であることを確認しましょう)を渡すと軽くパラパラと目を通される。ちょっと待ってろと言われ、先客が一組いたので30分くらい待たされたら、その場で新しいワークパーミットが出ましたよ!なーんだ簡単だね。有効期限はPNPの有効期限と同じ半年間に設定され、CICへの永住権申請が完了した時点でもう一度15ヶ月の延長が可能と言われました。あとこれは2年前にも同じ事を言われたのに全く学ばなかったことですが、オフィスで手続きの場合は支払いはオンラインではなく現地で支払いです。前回は二重支払いさせられ→後日オンライン分を返金にしてもらいましたが今回は特別にレシートに注記を付け加えてもらうのみとなった。こういうことも含めてCICに電話で聞いてから行動すべきなんでしょうがなんせ電話に出てくれないからしょうがないよね、まったく。各種ビザの手続きは基本的にはオンライン申請がいいと思いますが、合ってんのか合ってないんだか、受け取ったんだか受け取ってないんだかわからないまま数ヶ月も待たされるのがじれったい人は直接カウンターでやりとりできるflag poleもいいかもね。

ちなみにカナダのオフィスではもちろんカナダのアクセントの英語を話していて、テレビではアイスホッケーの中継を流していました。通り一本挟んだだけなのに文化が違う。

午後7時にダウンタウンを出発して全部終わったのが9時過ぎ。帰りはまた元のバス停からバスにゆられのんびり帰りましたとさ。こんな小旅行に付き合ってくれたセビくんにビールをおごって、長い一日終了。

翌日ビザをスキャンして例の使えない新ボスに「会社の代理で申請書を書いて、会社宛の申請料も払っといてあげましたからね」と皮肉たっぷりのメール。ほんとは$230払い戻して欲しいけど、なんかもう疲れちゃったし、これ以上ゴネると会社との関係が悪くなりそうなんで泣き寝入りしますわ。過去3年間ずっとビザのせいで不安だったり、悔しくても我慢したり、ほんとに…移民はラクじゃないです。相当な決意がないと無理だよ。でもこれも自分で選んだ道だから。もうすぐ永住権が取れて、ゆくゆくは市民権を取ってカナダ人になるのだ。絶対に諦めません。おー!



【参考URL】 Activating a second work visa: Point Roberts over Peace arch 
カナダ/アメリカのflag poleについてわたしよりよっぽどわかりやすく説明してくれています。

2015/04/22

Happy420 マリファナデー in Vancouver


実はヴァンクーバーは「ヴァンステルダム」とも呼ばれ、アムステルダムと並ぶほどのマリファナ天国です。毎年4月20日(フォー・トゥエンティー)のお祭りには地元民はもちろん世界中から愛好者が大集結。今年は20周年の節目ともあって過去最大規模の2万人の動員を記録したそう。ダウンタウンのド真ん中、Vancouver Art Garelly前の特設ステージでバンド演奏があり、そこらじゅうでゲリラ的なパフォーマンスがあり、午後4時20分になれば全員が一斉に深呼吸し、一帯の上空が白く煙る様子はまさに圧巻であります。

Vancouver 420 公式サイト

わかるかな?モクモクしてるの

わかりやすい拾い物の画像



ところ狭しと並んだ250あまりの出店ブースでは堂々と葉っぱやクッキー、パイプやアクセサリーを販売しております。ステージ上のバンドがジョイント(マリファナの巻きたばこ)をバラ撒くパフォーマンスも。日本人とおぼしき若い子たちがクッキー買ってるのとか見かけたけど大丈夫かいな?大麻を食べるのは吸引するよりずっと強力で危険だゾ。カナダにお子さんを預けた親御さんなんかビックリしちゃうと思うけど、こちらではマリファナは本当に身近なものです。これはもう事実なんで仕方ない。もちろん不良の若者だけじゃなくて、真面目な若者も大人もお年寄りも当たり前に嗜むものです。

ちなみにカナダでは未だに違法です。おとなりアメリカ各州では続々と医療用、娯楽用大麻の合法化が進んでいるというのに遅れてるなあ。今年のバンクーバー420はとくに合法化目指して選挙に行こう!という政治色が強かったように思います。まあ見てわかるように今も事実上合法で、公共の場で使用していても捕まったという話はまず聞かないね。その代わり公共の場で飲酒したら即捕まります。おかしな国やー。友達によれば、お酒は人を攻撃的にするので取り締まらなければならないが、反対にマリファナは人をおとなしくさせるので放っておいてもいいというスタンスなのではないかということです。そしてアルコールは依存性が強い上に深刻な健康被害を及ぼす最低のドラッグだというのはずっと前から科学的に証明されているのに対し、大麻はやはりずっと前から健康促進や医療目的で使用されてきました。一説によると紀元前2700年の中国で既に漢方として処方されていたらしい。二日酔いから、風邪から、リウマチやガンにまで効いちゃう万能の薬!日本では大麻を薬物と同じように考える人が多いけど、1000倍くらい危険なお酒の害には無関心な人が多いのが不思議ですね。

ここまで肯定的に書いてきたれどわたしはマリファナを一切やりません。。。においが苦手で気分が悪くなるからね。あと顔の周りに火を近づけるのが嫌いという単純な理由もあり。だからタバコも吸わないけど、その代わりにこの7年間一度も休まずに浴びるようにお酒を飲んできました。二日酔いじゃない時なんかほとんどない。個人的には大麻合法化については必ずしも賛成というわけじゃないんだけど、シラフで生きるにはつらすぎる人が救われるならそれでいいんじゃないかなーとは思います。お酒や他のドラッグや処方薬よりも安全な選択がひとつあったら、いいよね。

マリファナ自体は苦手だけどそのカルチャーは大好きなのでお祭りは毎年参加してます。誰もがハッピー。酔っぱらいと違ってみんなすごくリラックスしていて優しいの。目が合ったらニッコリ笑顔で「Happy 420!!」ぎゅーっとハグもあちこちで。知らない人でも自然にジョイントを回してくれるシェアの精神もいいですね。わたしはスっと遠慮するけど強要されない。


ちなみにセビくんもマリファナやらない派です。ほんとに珍しいカップルだねー。彼の家族はみんなやる派なので「あんたたち、今日は我が家の代表として胸張って行ってらっしゃいね」と送り出された。彼は彫刻をやっているので近い将来ブースを出せたらいいな。



地元の盆踊りのごとく待ち合わせしてないのにがんがん友達に会えるのもこの420のいいところです。同窓会のようだ。うわ…今思ったけど元カレに会わなくてよかったー


去年はたしか雨で肌寒かったんだけど今年はギンギン夏日でばっちり。いつのまにか出来てた噴水で足パシャしながらふにゃふにゃ踊った。あー幸せ。バンクーバー、アイラブユー!大砲のような巨大ジョイントをぶっぱなす人々を尻目にわたしとセビは水筒に入れたワインをコソコソすすっておりました…肩身せまい…


それにしてもすごい人ー。バンクーバーってこんなにいっぱい人住んでたのか!