2015/05/24

BCPNPで永住権を取るの巻②Flag Pole

この記事は2015年に書いた個人的な体験談です。その後永住権, またflag poleのルールも大幅に変わりました。最新の情報を移民局の公式ホームページで確認してください。https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship.html


BCPNPノミネートされたことに舞い上がりすぎて5月21日に失効するワークパーミットの更新をすっかり忘れておった。危ない、危ない。PNPは応募9ヶ月前から最終的に永住権取得できるまでずっと同じ雇用主のもとで働くことが前提なので、ノミネートさえされればその後のワークパーミットはLMIA免除で簡単に更新できる仕組みになっております。ただし勝手に更新されるわけじゃないので注意。これが以前はほんとに簡単にポイポーイとできたらしいのだが、2015年2月から規約が変わり、雇用主に申請書の提出とcompliance feeとかいう名目の230ドルの支払いが義務づけられるようになりました。(International Mobility Program: Employer-specific work permits with LMIA exemption) 多分ノミネートされた時点でPNPオフィスから雇用主に連絡が行ってると思うんだが、これでもう散々モメましたわ…。ビザや永住権の面倒を見てくれていたボスが退社し、代わりに入った無能の女ボスが全くノリ気でないときたもんだ。申請者(わし)が書く書類と、支払う申請料155ドルは用意したので、残りは会社の責任なんで早く送ってくださいと言い続けたのにずっとシカト。一ヶ月後にやっと来たメールの返事が一言「自分でやれば?」だって。あのーわたしの話聞いてましたかね?こちらの書類はとっくに揃ってて、移民局が申請書と申請料の提出を会社に命令していて、PNPの申請の時点で「彼女が永住権が取れるまで全面的にサポートします」という誓約書にサインをしてもらったわけで、ポリシーに従わない場合はペナルティが発生しますよ、とリンクつきで詳しく説明したはずなんだが。二回目は強めに「あなたの責任を理解し、実行してください。できない場合は会社がトラブるんですよ」と返信したら今度は「あれ、もうすぐビザ切れちゃうんですね。時間がないので諦めてください」とトンチンカンな答え。だーかーらーもうノミネートはされてるんだってば!どうやらPNPが何のことかわかっていなければ、学ぶ気もなければ、わたしのメールもほとんど読んでいないらしい。

仕方ないのでCICに言いつけてやろうと電話するも回線が込み合っていて一日中電話してもつながりやしない。CICはメールの問い合わせを受け付けていないのだ。そうこうしているうちにビザの期限がギリギリに迫る。切れてしまった場合も即国外追放というわけにはならないだろうが(特にPNPノミニー)、不安すぎて不眠症発動し、中学時代ぶりにストレスで胃がキリキリした。大変だー大変だーとわめいていたところ強力助っ人パブロくんへのアプローチに成功。たしか飲み会で一回会ったくらいなんだけど、アルゼンチン出身の彼はうちの会社がやってる別事業の店長で、2ヶ月ほど前にわたしと同じゴタゴタを経験したらしいのだ。バイト後に彼のお店を訪ねると「会社はなにも助けてくれないから信じるな。全部自分でやれ」とのこと。了解。彼によるとやはり一度手持ちのビザが切れてからだとよけいに面倒なことになるので、郵便やオンライン申請の待ち時間をスキップするために今すぐ国境に行けとのこと。了解。この時点でなんとビザ失効2日前。ギリギリすぎやろ、、、奇跡的にカバンにパスポートや書類一式が入っていたので、図書館に走って行ってパブロくんのパソコンに保存してあった書類を丸写しし印刷(事業形態は違うけど同じ会社だからね)、雇用主が払うべき申請料をしぶしぶ自分でクレカ支払い。たまたま近場でヒマしていた恋人セビくんを召還し、彼と一緒に汗臭いバイト制服のまま国境のビザオフィス(24時間営業)へ。空港に行くだけでは出入国はできないので、特別な場所に行きます。ビザのためだけに国境に出向いてUターンすることをflag poleといいます。

パブロくんが教えてくれたのはPoint Robertsという場所。バンクーバー近郊だとPeace Archに行く人が多いんだけど(わたしも二年前ここで最初のワーク取った。そのときの日記はこちら)、ここはけっこう穴場らしい。車必須のPeace Archと違って電車とバスを駆使すればダウンタウンから2時間以内にたどり着けるし、空いているそうだ。

Point Robertsへのアクセス



地図で見るとマジ遠いゾ!でも行くしかないんでCanada lineのBridgeport駅(カジノんとこ)まで行って、そこから601バスに乗る。


普段乗ってるバスと違って修学旅行みたいなバスで、高速に入って全然止まらないのでビビった。みるみるうちに景色が変わりまさにmiddle of nowhereをずんずん進む。ダウンタウンから一時間でこんなにド田舎なのね。



先日のお誕生日に買い与えた3DSに夢中なセビ君。さんざん甘やかした後なので優しかった。こんな長旅ひとりじゃ泣いちゃってたかも。ああ奮発してよかった。

1時間ほどでバスが終点に到着。運チャンに道順を聞く。来た方角を少し逆に戻り、公園をつっきるらしい。


て、簡単につっきれる距離じゃない!ひろーーーーーー
めっちゃ適当な地図ですがどうぞ↓バス停は終点なので帰りも同じところから乗ります。



三軒茶屋の実家から、自力で行った一番遠い場所が三浦海岸なんだけど、まあ体感的にはそれくらいの距離でしたわ。半島のさきっぽにある小さな土地ですが一応アメリカなんだそうです。アメリカのほうが物価が安いので、買い物をしたり宅配便を出しに行くカナダ人がけっこういるんだとか。国境に行くときは本人、付き添い共に必ずパスポートを持参しましょう。本人、付き添い共に多額の現金や武器、アルコールやマリファナやドラッグ類は絶対に持たないようにしましょう。(ちなみに日記にも書いたように2年前のわたしは酩酊状態で手続きし、しかも係員にバレてます)

歩道を歩いて行くと車用のゲートがあり、左手に高速の料金所のような小さなオフィスが見えてきます。適当にウロウロしてると警備の人が声をかけてくれるので従います。



まずはアメリカのオフィスに入ります。よく見るとアメリカの国旗が立っているのだ。同じ目的で来る人が多いので係の人も慣れていて、work permitだとかflag poleだとかって単語を出すとすぐに中に通してくれます。ここでパスポートを出すと「アメリカに行きたいわけじゃなくてビザだけ欲しいです」という書類を作ってくれます。ちなみにEstaは必要ない。びっくりしたのがここの人たちはもろアメリカのアクセントの英語でバスケットボールの話をしている。

この書類を持って今度は通りをはさんだカナダ側のオフィスでビザを申請します。なんとなく緊張して「アッ…えーとワークパーミット延長…」と口ごもると「あーPNPですね?」と補足してくれた。ビザオフィスの人はガッチリ制服を着込んで難しい顔をしてますが意外とフレンドリーです。中のカウンターで書類一式(リストはこちら 常に最新版であることを確認しましょう)を渡すと軽くパラパラと目を通される。ちょっと待ってろと言われ、先客が一組いたので30分くらい待たされたら、その場で新しいワークパーミットが出ましたよ!なーんだ簡単だね。有効期限はPNPの有効期限と同じ半年間に設定され、CICへの永住権申請が完了した時点でもう一度15ヶ月の延長が可能と言われました。あとこれは2年前にも同じ事を言われたのに全く学ばなかったことですが、オフィスで手続きの場合は支払いはオンラインではなく現地で支払いです。前回は二重支払いさせられ→後日オンライン分を返金にしてもらいましたが今回は特別にレシートに注記を付け加えてもらうのみとなった。こういうことも含めてCICに電話で聞いてから行動すべきなんでしょうがなんせ電話に出てくれないからしょうがないよね、まったく。各種ビザの手続きは基本的にはオンライン申請がいいと思いますが、合ってんのか合ってないんだか、受け取ったんだか受け取ってないんだかわからないまま数ヶ月も待たされるのがじれったい人は直接カウンターでやりとりできるflag poleもいいかもね。

ちなみにカナダのオフィスではもちろんカナダのアクセントの英語を話していて、テレビではアイスホッケーの中継を流していました。通り一本挟んだだけなのに文化が違う。

午後7時にダウンタウンを出発して全部終わったのが9時過ぎ。帰りはまた元のバス停からバスにゆられのんびり帰りましたとさ。こんな小旅行に付き合ってくれたセビくんにビールをおごって、長い一日終了。

翌日ビザをスキャンして例の使えない新ボスに「会社の代理で申請書を書いて、会社宛の申請料も払っといてあげましたからね」と皮肉たっぷりのメール。ほんとは$230払い戻して欲しいけど、なんかもう疲れちゃったし、これ以上ゴネると会社との関係が悪くなりそうなんで泣き寝入りしますわ。過去3年間ずっとビザのせいで不安だったり、悔しくても我慢したり、ほんとに…移民はラクじゃないです。相当な決意がないと無理だよ。でもこれも自分で選んだ道だから。もうすぐ永住権が取れて、ゆくゆくは市民権を取ってカナダ人になるのだ。絶対に諦めません。おー!



【参考URL】 Activating a second work visa: Point Roberts over Peace arch 
カナダ/アメリカのflag poleについてわたしよりよっぽどわかりやすく説明してくれています。

2015/04/22

Happy420 マリファナデー in Vancouver


実はヴァンクーバーは「ヴァンステルダム」とも呼ばれ、アムステルダムと並ぶほどのマリファナ天国です。毎年4月20日(フォー・トゥエンティー)のお祭りには地元民はもちろん世界中から愛好者が大集結。今年は20周年の節目ともあって過去最大規模の2万人の動員を記録したそう。ダウンタウンのド真ん中、Vancouver Art Garelly前の特設ステージでバンド演奏があり、そこらじゅうでゲリラ的なパフォーマンスがあり、午後4時20分になれば全員が一斉に深呼吸し、一帯の上空が白く煙る様子はまさに圧巻であります。

Vancouver 420 公式サイト

わかるかな?モクモクしてるの

わかりやすい拾い物の画像



ところ狭しと並んだ250あまりの出店ブースでは堂々と葉っぱやクッキー、パイプやアクセサリーを販売しております。ステージ上のバンドがジョイント(マリファナの巻きたばこ)をバラ撒くパフォーマンスも。日本人とおぼしき若い子たちがクッキー買ってるのとか見かけたけど大丈夫かいな?大麻を食べるのは吸引するよりずっと強力で危険だゾ。カナダにお子さんを預けた親御さんなんかビックリしちゃうと思うけど、こちらではマリファナは本当に身近なものです。これはもう事実なんで仕方ない。もちろん不良の若者だけじゃなくて、真面目な若者も大人もお年寄りも当たり前に嗜むものです。

ちなみにカナダでは未だに違法です。おとなりアメリカ各州では続々と医療用、娯楽用大麻の合法化が進んでいるというのに遅れてるなあ。今年のバンクーバー420はとくに合法化目指して選挙に行こう!という政治色が強かったように思います。まあ見てわかるように今も事実上合法で、公共の場で使用していても捕まったという話はまず聞かないね。その代わり公共の場で飲酒したら即捕まります。おかしな国やー。友達によれば、お酒は人を攻撃的にするので取り締まらなければならないが、反対にマリファナは人をおとなしくさせるので放っておいてもいいというスタンスなのではないかということです。そしてアルコールは依存性が強い上に深刻な健康被害を及ぼす最低のドラッグだというのはずっと前から科学的に証明されているのに対し、大麻はやはりずっと前から健康促進や医療目的で使用されてきました。一説によると紀元前2700年の中国で既に漢方として処方されていたらしい。二日酔いから、風邪から、リウマチやガンにまで効いちゃう万能の薬!日本では大麻を薬物と同じように考える人が多いけど、1000倍くらい危険なお酒の害には無関心な人が多いのが不思議ですね。

ここまで肯定的に書いてきたれどわたしはマリファナを一切やりません。。。においが苦手で気分が悪くなるからね。あと顔の周りに火を近づけるのが嫌いという単純な理由もあり。だからタバコも吸わないけど、その代わりにこの7年間一度も休まずに浴びるようにお酒を飲んできました。二日酔いじゃない時なんかほとんどない。個人的には大麻合法化については必ずしも賛成というわけじゃないんだけど、シラフで生きるにはつらすぎる人が救われるならそれでいいんじゃないかなーとは思います。お酒や他のドラッグや処方薬よりも安全な選択がひとつあったら、いいよね。

マリファナ自体は苦手だけどそのカルチャーは大好きなのでお祭りは毎年参加してます。誰もがハッピー。酔っぱらいと違ってみんなすごくリラックスしていて優しいの。目が合ったらニッコリ笑顔で「Happy 420!!」ぎゅーっとハグもあちこちで。知らない人でも自然にジョイントを回してくれるシェアの精神もいいですね。わたしはスっと遠慮するけど強要されない。


ちなみにセビくんもマリファナやらない派です。ほんとに珍しいカップルだねー。彼の家族はみんなやる派なので「あんたたち、今日は我が家の代表として胸張って行ってらっしゃいね」と送り出された。彼は彫刻をやっているので近い将来ブースを出せたらいいな。



地元の盆踊りのごとく待ち合わせしてないのにがんがん友達に会えるのもこの420のいいところです。同窓会のようだ。うわ…今思ったけど元カレに会わなくてよかったー


去年はたしか雨で肌寒かったんだけど今年はギンギン夏日でばっちり。いつのまにか出来てた噴水で足パシャしながらふにゃふにゃ踊った。あー幸せ。バンクーバー、アイラブユー!大砲のような巨大ジョイントをぶっぱなす人々を尻目にわたしとセビは水筒に入れたワインをコソコソすすっておりました…肩身せまい…


それにしてもすごい人ー。バンクーバーってこんなにいっぱい人住んでたのか!

2015/04/19

BCPNPで永住権を取るの巻①ノミネートまで

この記事は2015年に書いた個人的な体験談です。その後永住権のルールは大幅に変わりました。最新の情報を移民局の公式ホームページで確認してください。https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship.html

片道切符でひとり東京を去ったあの日、自分自身も周りももうわたしは帰らないと気づいていたかもしれない。はじめてバンクーバーの地を踏んでから3年。行き当たりばったりでなんだかいまだにここにいて、なんだかこのまま永住権が取れちゃうみたいです。

一番最初は1年間有効・延長不可のワーホリで来て、バイト先のオーナーに騙されたのでワークビザへの切り替えができずきっかり一年で日本に強制送還。東京で住所不定無職していたところカナダに置いてきた当時の彼氏の紹介で今のボスに出会い、2年間ワーク出てカナダにカムバック。二年後まさかのブランクなしでBCPNPノミネート←今ココ、これから'ブリッジ'ワークパーミット申請して働きつづけ、うまくいけば1~2年後には永住権獲得です。永住権を取る方法は州ごとに異なる上にさまざまなカテゴリと条件があり、しかもそれが頻繁に改定されるので、基本的にはコンサルタントに依頼するのがいいと思います。

わたしが今回エントリーしたのはBCPNP(BC州ノミネーションプログラム)のELSS(Entry-Level or Semi-Skilled Worker)カテゴリといって、雇用主の協力さえあれば飲食店といったスキルのいらない職種でも応募できるものです。2015年4月現在一時募集停止中。大前提として高卒以上の人が同じ雇用主のもとで9ヶ月以上フルタイム(週40時間)で就労すると、雇用主をスポンサーとして応募できる可能性が出てきます。下手にマネジャーに昇格したりするとややこしくなるので同じポジションに留まるほうがいいっぽいです。まずはBC州に申請し、州のノミネーション(推薦)が得られたらこんどはカナダ移民局に申請して移民という二段階方式になっております。

この制度について知ったのは去年の初夏だったかな。永住権のことはなんとなく考えてはいたけど、とりあえずもう一回くらいワーク延ばしてからゆっくり考えようと思ってたのに、急に「BC州では飲食店などロースキル職種にはもうビザあげません更新させません」という発表があり途方に暮れていたところ、バンクーバーの大手日系ビザコンサルタント会社が無料セミナーを開くという情報を聞きつけ参加してみることにした。それでお話を聞いてもしかしてこれは永住権イケるのでは?と思い、すぐ個別の無料相談の予約をとりました。無料なのにすごく丁寧に教えてもらって、具体的に申請条件を満たしているかどうかを確認してもらって、今準備始めれば間に合いますと言われてすっかりその気になる。実際のサポートをしてもらうための料金も説明してもらったんだけど、これはきちんと仕事している人なら決して払えない額ではないです。27年間フリーターのわたしにはもちろん払えなかったけどね…。だからもう、覚悟を決めて全部自分でやりました。最初にDocument Check listを読んで、日本の大学の卒業証明だとか時間がかかりそうなものから手配。そしてこのカテゴリでは英語もしくはフランス語能力を証明する語学試験のスコア提出が必須なので詰め込み猛勉強、受験して結果が出るまでの2週間の間に膨大な書類を用意、という流れでした。(語学試験についてはIELTSを受けた①準備編 参照)いま持っているワークビザの期限が迫ってるしモタモタしているうちに制度が変わるかもしれないので(案の定その後募集停止)とにかく急いでた。IELTSの結果をピックアップしたその足で郵便局に走って行ってずっしり重たい書類一式を送りました。送ったはいいものの後から考えると書類ガバガバで、もっと時間をかければよかったと激しく後悔の日々。不備があれば返送されて時間のロスだし、却下されたら元も子もないからねえ。でももう送っちゃったものは仕方ないので、言われたとおり7~10ヶ月待つことにしました。書類を送ったのが10月だから5月のビザ切れにギリギリ間に合うかなーと思っていたら、新年になって突然「応募者殺到のため待ち時間が延びます。新しい待ち時間は10~13ヶ月」との発表。もう呆然。まったく人の人生をなんだと思ってんだ!!!ビザが切れるので日本に帰るか、ビジターステータスに切り替えて無職でカナダに残るかの選択を迫られるの巻。BC州にノミネートさえされれば最終的に永住権が取れるまでのビザは保障されるとはいえ、いつ返事が出るのかは全然わからないし、ていうか期限内には出ないのはわかっていたし、待ったところでもちろんいい返事がもらえるとは限らないしで、不安で眠れなかったです。一ヵ月後に自分がどの国にいるか、住むところがあるのかわからないっていうのはほんとにすごい恐怖なんだよ。

申請から6ヶ月、ビザ切れまで1ヶ月。なんとかカナダに残って待つ方向で超節約生活を強いられていたある日、一通の茶封筒が届きました。書類不備のお知らせかと思って血の気が引いたけど、開けてみたらそこにはcongratulationsと書かれていました。うそーーーー?!予定より半年も前倒しでノミネートされた!いったい人の人生をなんだと思ってんだ(喜)!!!


PNPの結果待ちをしている世界中の同志がネットにタイムラインをあげているのですが、どう考えても異常に早いです。というかわたしより先に申請していた同じ会社、同じポジションの同僚より早いです。いやあわたしって本当にわけわからんくらいツイてるなあ。

というわけでこれがわたしの、


BCPNPタイムライン


2014年
6月 セミナーに参加。初めてBC PNPのことを知る
7月 徹底的なリサーチを経てボスに協力を要請するメール及び直談判
7月28日 日本の大学に卒業証明書発行依頼。紙っぺら一枚で54ドルもした
8月12日 卒業証明書届く 日本人はさすがに仕事が早いな
9月20日  IELTS受験。ここで足切り点を取れなかったらこのチャンスは消える。
9月下旬 猛スピードで書類作成 プリンター持ってないので図書館通い
10月3日 IELTS 結果発表。なんとか点数取れてたのでそのまま書類一式送付
10月30日 PNPオフィスから「申請料と書類受領しております。ファイルナンバーは…」とメール。

~このあと何も音沙汰なし~

2015年
4月8日 ビジタービザ取得の準備を進めていたのに、ノミネート通知が届いたので目を疑う


こんなかんじでした。長かったような、短かったような。喉元過ぎれば熱さ忘れるんであんま覚えてないですけど。さて、BC州の推薦をうけてこれからいよいよカナダ移民局に永住権申請をします。PNP申請と同じ要領で書類リストダウンロードしたけどこれが相変わらず気の遠くなる量。まあやるしかないんでやります…。繰り返しますがコンサルタントに頼んだほうがいいよマジで!日本人のことは知らないけどほかの外国の友達はみーんなそうしてました。

ちなみにここまででかかった費用はIELTSの$295、BCPNP申請料が$550と大学卒業証明書の$54(ircとかいうわけのわからん切手で支払いさせられた)、あと証明写真代くらいでしょうかね。このあと移民局への申請と待機中のビザ更新料でけっこうかかるので全部合わせて20万~30万円くらいになるんじゃないかと思ってます。まあ一気に払うわけじゃないんでなんとかなるやろ。ワークビザとかと違って雇用主への経済的負担は特にないです。最近ポリシーが変わってブリッジワークパーミット取る場合に$230かかるみたいだけど。あとは雇用主に「永住権取れるまでこの子はうちで絶対面倒みまっせ!」という契約書にサインしてもらう必要があります。うちのボスはよくわかってなかったんで契約書も推薦状も会社概要も全部わたしが書いてサインだけしてもらいました。当たり前だけどめっちゃくちゃ大変だったぞ。ひたすらググって、電話をかけて、メールをして…。でも全部自分でできたっていうのはやっぱりとても誇らしいです。

よく、とくに女の子の場合永住権取得の一番の近道はカナダ人との結婚というけど、わたしはフェミニストなんでそういうのはいやなんです。かっこいいでしょ。永住権は市民権(国籍)とは違うので、これからもわたしは日本人のままです。日本人なんで気が変わったら日本に住むのも自由だし…ただ「カナダにいたければいてもいいよ」という選択肢を手に入れるということですね。とはいえなんかすごいことになっちゃったねー。どうしよう笑

州ノミネートされればその後の審査もほぼ確実に通ると言われていますが、あくまで同じ会社で仕事しつづけるのが条件なので絶対に転職できません。絶対にクビにならないようにしないとー。ひたすら忍耐の日々。

2015/01/03

BTTF themed party!


時に、西暦2015年。年越しはバック・トゥ・ザ・フューチャーのイベントで未来へhere we go!


エントランスでデロリアンがお出迎え!アガるーーーーー
ドク大量発生
芸が細かい!
会場の装飾は魅惑の深海パーティ風。
スクリーンではBTTF 本編が流れている

ドレスコードは映画にあわせて「50年代、80年代、または西部開拓時代風」ということでわたしはBTTF2に出てくるカフェ80'sの客をイメージした装い。セビくんはやはり2から、2015年のマーティのキラキラお帽子で。「カルバンクラインの下着履いてくるの忘れた」と悔しがっていた。
ドクもマーティもジェニファーもいっぱいいたよ!

海のおさかなパーティ
プロの写真家によるフォトブース
お酒を注文するカウンター


な、なんだこの夢の空間は…。もう楽しすぎて頭がおかしくなるかと思ったわ。ステージではバンドが50'sを中心に演奏していて、踊りもツイスト。思ったより50年代ファッションの人が多い。みんなオシャレー。お客さんの年齢層はやや高めで、おじいちゃんおばあちゃんのダンスがかっこよすぎてシビれた。思わず「超かっこいいですね」って話しかけちゃった。弟子入りしたい!ボーカルが「じゃあ、なるべく古臭そうなの。といっても、これは僕が前にいた所の話で…」と前置きしてからJohnny B goodを歌い始めると会場の熱気は最高潮に。大好きな『アニマルハウス』に出てきたShoutも大合唱!やっぱりわたし古い音楽が好きだ。こんなに素敵な夜ってそうはないよ。

イケてるお嬢さん方と。

カウントダウンでは風船が降って0時ちょうどにセビくんとキスをした(リア充)。ああ、幸せ。2014年に運命の出会いを果たし、恋に落ち、大きなケンカもずいぶんしたけれど、そのたびに諦めないで向き合ってくれた彼。これが最後の恋でも構わないと本気で思う。←高校生くらいの頃からいつもこんなこと言ってる

DJが80年代のヒット曲を流し始めると、周りにいる人たちにHappy New Yearと声をかけながら一緒に踊りました。みんなフレンドリーでサイコー!悲しいことにシャンパンは売ってなかったので(売ったら絶対売れまくるのになんでや!)代わりにテキーラをガンガン煽って、わたしは全然大丈夫だったんだけど気がついたらセビくんが潰れてしまいました。こんなに弱かったんだ?!この後もう一軒、二軒ハシゴするパーティの予定があったんだけどキャンセルして早々に帰宅。彼を寝かしつけてから一人ゆっくりシャワーを浴びてサッポロ一番食べた。まあ翌日におせちプロジェクトを控えていたのでこれでよかったのかもね。わたしより先に潰れるなんて頼りないなあと思ったけど、こないだは彼が面倒見てくれたんだからお互い様か。今年も助け合って仲良く生きようね。

このBTTFイベント、2015年10月(!)に第二回の開催が決まっているようなので興味ある方はWebサイトやFBページをチェックだぜ。http://www.savetheclocktower.info/

お土産袋の中身は次元転移装置ウォッチにビフのサイコロ、
スポーツ名鑑にトレカ。

チケット一枚につき2ドルがマイケル・J・フォックス パーキンソン病基金に寄付されるそうです。粋だねえ。

2015/01/02

おせち作り in バンクーバー

新年あけましておめでとうございます。カナダに来て三度目のお正月。もう我慢ならないとばかりに、生まれて初めておせちを自分で準備しました!どうだ、すごいだろうエッヘン!




ちひろシェフ「ちょっと待って、写真写真」

おしながき

松前漬け
海老うま煮
田作り
伊達巻
かまぼこ
紅白なます
栗きんとん
昆布巻き

お煮しめ
お雑煮

ローストビーフとか鴨燻製とかお肉が入るといいなと思ってたけど、お皿に乗り切らないしお腹もいっぱいだったのでまあこれくらいで丁度よかったのかな。ぶっちゃけ出来合いのものが多くてお恥ずかしいです…。だって、だってさ、松前漬の材料のスルメが$8.95。なのに、スライスした昆布とスルメの入った松前漬けセットは$5.80!ではこれを買うことにして、家にある昆布は昆布巻きにしようと思ったらかんぴょうが$3.75。もう巻いてあってお水で煮るだけの乾燥昆布巻きが$4.75。田作りに使うおつまみ煮干は4ドル強、パックで冷凍された調理済みのものだと少量だけど$3.50。同じく黒豆も乾燥の生豆が$3.30だったのに対し、真空パックの煮豆だと$1.76。こんなかんじで、とくにわたしのように少量作る分には出来合いのものを買ったほうがよっぽど経済的なのよ。伊達巻はFujiyaに売ってたけど$17.50もしたので、$2.87のはんぺんを買って自作。卵とブレンダーとフライパンと巻き簾だけあれば簡単にできます。鬼すだれがなくてレギュラーすだれだからちょっとデコボコ足りないんだけどね。てか伊達巻なんて初めて食べた!


栗きんとんは甘露煮が高かったので一瞬「栗ナシにして茶巾にすればいいかな?」と思ったけど、まあ年に一度だからケチるのやめることにした。おせちの中でも特に金運アップのアイテムだしね。鮮やかな黄色を出すクチナシの実が手に入らなくて色はイマイチだけど素朴でいい味。こんな風に少しずつ妥協するのが悔しい。



ちょっと休憩 
大晦日のお昼は蕎麦。
EXバージンオリーブオイルで揚げたかきあげ黄色い

31日は仕事とパーティで時間なかったのでほとんど30日の朝に作りました。アイテムごとに熱湯消毒したタッパーに詰めて安全第一。煮物というか野菜の飾り切りが一番時間かかったけど、一番楽しかった。ルームメイトたちは日本料理の見た目がprettyだと言って感心してました。


日本酒も用意したよ。この前一緒にロスト・イン・トランスレーションを観たら、セビくんは「なんで木の箱(枡)でSAKE飲んでるの?」と不思議がっていた。当たり前だけど彼はこんなことも知らない。初めて見るおせちにも興味津々で喜んでもらえてよかったです。「変なものばかりだけど、どれもSAKEとのマリアージュは素晴らしい」となかなかよい着眼点。とくに伊達巻と栗きんとんが気に入ったみたい。どうしても食べられなかったのは数の子と、煮物に入っていた手綱こんにゃく。わたしは「おせちって別に美味しいものではないな」と再確認。笑 まあ儀式みたいなものだよね。

それにしても食材がここまで揃うバンクーバーはすごい!何でも値が張るのは当然だけど、海外にいるのに手に入るだけでありがたいと思います。近場でどうしても無理だったのは鯛とか鰤とかのお魚くらいかな?刺身も種類がなくて美味しくもないので断念…。バンクーバーって海に囲まれてる割にシーフードが全然ダメでかなり不満です。どこでも新鮮な魚介を安く食べられる日本は本当にすごい。

【参考】おせちショッピングレシート


さくらや
かまぼこ紅白 各$3.29
蒟蒻 $1.29
おもち 2切れ $1.69 ←バラ売りナイス!

Fujiya
栗の甘露煮 $6.54
数の子 不揃いなものがたくさん入って $9.95
松前漬セット $5.80
フジッコ 乾燥昆布巻き 6つパック $4.75
紀文はんぺん $2.87
ごまめ $3.50
さつまいも 小3つ $2.31
飾り麩 $2.60
黒豆真空パック小 $1.76

T&T
にんじん 1本 $0.88
れんこん ほんの一節 $0.46
里芋 4つ $1.30

Yokoyaya
食器二組と野菜の抜き型 $11.20

H MART
X LARGE海老4尾 $9.98

Broadwayの八百屋
絹さや
大根     あららレシート捨てちゃった。すごく安かったです


というわけで合計70ドルほどかかりました。完全な自己満足だけど、70ドルで自己満足が買えるんだったらまあいいかなーとわたしは思います、普段贅沢しないし、お正月くらいはね。けっこう余っちゃったから早く食べないと…。こういう時だけ日本人の友達がいたらなあーと思いますね。新年の目標(英語ではNew Year's resolutionといいます)は友達をつくることかね。カナダでは知り合いはまあまあいるけど大親友って呼べるのはセビくんだけなので。

2014年は磐石と思われた絆が簡単に壊れていくのを目撃した一年でした。離れていても自信を持って親友と呼べる日本のベイベーたちがすごく恋しいけど、親友が見つかるかわからなくても、わたしはまだまだカナダでがんばっていくしかないのです。今年も日々面白いことを探してブログ更新するのでまた読んでね!

昆布巻きとこんにゃくの残りはおでんに
栗きんとんはスイートポテトにトランスフォームしましたとさ。

2014/11/30

゜*。初雪。*°

11月29日。どうりで寒いと思ったら今年初めての雪が降った。夜中の2時くらいにカーテンを開けたら積もっていたので雪遊び。ケンカのあとのうつくしい夜。時間よ止まれ。





子供は寝てる時間なのでたぶんバンクーバーの都市部では最速と思われる雪だるまを建設。ぜえぜえ。考えてみたら真面目に雪だるま作ったのなんて初めてで、「雪だるま式」(英語だとsnowball effect)ってこれのことかーと納得。〽ア、do you wanna build a snowman~とな。Frozen(『アナと雪の女王』)って何回も観たけど日本語のは観たことないのでありのーままのーとか知らない。

バンクーバーの冬は雨ばかりで雪は滅多に降らないので、たまに降ると大人も子供も大興奮&大パニックです。東京だと転んでケガ人が出たとか電車が止まったとか会社に遅れちゃうとかニュースになるけど、まさにそういう雰囲気で、でももっとみんなハシャいでるかんじ。ビューティフルとかラブリーとか言って喜んでる人が多い。

セビくんのヒゲが伸びすぎているのは「11月はヒゲを剃るのをやめようキャンペーン」 (Movember もしくは No Shave November )のためです。普段ヒゲや無駄毛の処理に費やしている費用を、ガン治療やその啓蒙活動のために寄付しよう=だから伸ばしっぱなしにしようというチャリティー運動。時差でカナダはいま30日なんですが、明日剃るのかな。

さあ、師走。一年で一番好きな一ヵ月。みんな休暇をとって実家に帰るかバカンスに出るんだけどわたしは今年も日本行けそうにないです。正月レス、もう3回目。年末年始だけは日本恋しいー。こないだFUJIYAで数の子を見つけたので松前漬けを作ってみようかなと思っているよ。

あっという間に今持っているビザの残り期限も半年になってしまいました。さて、今度はどうなるんでしょうかね…。

2014/11/24

Happy Birthday



ちいちゃん、27ちゃいになりましたー!ぱちぱちぱち。彼がお誕生日はなにか美味しいものでも食べに行こうと言ってくれたけど、学生の彼を気遣って市場で豪華食材を仕入れて家でパーティしましょうと提案した。そんで牡蠣とか(また牡蠣か笑)買って帰ったら彼ママと彼ママの彼がごちそう用意して待っててくれたー!手作りケーキも!うれしい、うれしい。お誕生日の神様がなにじんでもいいように英語と日本語で願いをこめてロウソクを吹き消す。フランス語はちょっとまだ勉強中。


おシャンとお花もらったー。お誕生日に必要なアイテム全部そろってアガるー!
大好きなtokidokiのスカーフは自分から自分へのプレゼント。アラサーでもtokidoki収集とウルトラの母ヘアーやめないわよ。

彼と彼の家族にこんなによくしてもらってちょっと恐縮しちゃったけど、きちんとママの目をみて「こんなによくしてもらってありがとう。わたし幸せです」と伝えたらすごくうれしそうな顔をしてくれたから、遠慮なく幸せ受けとることにする。わたしが幸せなことを幸せに思ってくれる人がいる幸せ。

ケーキを食べながら彼の小さい頃の写真を見せてもらった。彼の幼馴染たちも、こないだ会った親戚一同の皆さまも若くて、でも顔そのまんまで笑っちゃった。その頃は何千マイルも離れてたのに今はこうして一緒にいられるの、不思議ね。わたしはSNSに載せたもの以外の写真は一枚も持ってない。家を出る時に持って行こうか迷ったけど、振り返らないで新しい自分になろうと思ってやめたの。過去を無視していいわけなんかないけど、進まなきゃいけないときは進まなきゃいけないから。


年をとるのは楽しいことだ。自分で自分の運命が変えられるなんて、こんなに素敵なことはない。大人になれて本当によかった。どんどん自由になって、これからもっともっと楽しいことが起こせる予感がする。30になっても40になってもわたしは楽しいことしかいたしません。

こちら副賞のモリンガ(健康食品)になります