やりました!chihirousagi、内定いただきました!
なんの仕事かというと、なんと…銀行!The Big Fiveと呼ばれるカナダで一番強い5大銀行の中のひとつで働くことになった。ファストフードの奴隷で泥水を飲んだ5年間からの華麗なる転身。快挙です!この業界は最初は全員窓口業務から始めて→才能があればそこからぐんぐん昇進→金融界で天下を取る、という流れらしい。基本的にオフィスのドレスコードがゆるいバンクーバーですが、さすがに銀行窓口はコンサバで青い髪はたぶん認められないということで、ebayで買った人毛のカツラをとりあえず今はかぶってます。しばらくはおとなしくしておいてそのうちファサっとカツラを外して正体を明かそうかと思ってる…。
なんの仕事かというと、なんと…銀行!The Big Fiveと呼ばれるカナダで一番強い5大銀行の中のひとつで働くことになった。ファストフードの奴隷で泥水を飲んだ5年間からの華麗なる転身。快挙です!この業界は最初は全員窓口業務から始めて→才能があればそこからぐんぐん昇進→金融界で天下を取る、という流れらしい。基本的にオフィスのドレスコードがゆるいバンクーバーですが、さすがに銀行窓口はコンサバで青い髪はたぶん認められないということで、ebayで買った人毛のカツラをとりあえず今はかぶってます。しばらくはおとなしくしておいてそのうちファサっとカツラを外して正体を明かそうかと思ってる…。
て、端折りすぎだよね笑。おちつけ!
前の仕事を辞めてから2ヶ月間努力、努力、努力の毎日で全く心の休まることがない状態でした。「job hunting is a full time job(就活はそれ自体がフルタイムの仕事である)」と俗に言うが、本当にその通り。仕事してないんだから暇やろとばかりに職安の人がどんどんワークショップやら面談をブっこんでくるし(ありがたい話だ)、外に出るとお金使っちゃうから習い事のヨガの時間以外は一切外出できず気持ちの逃げ場がないし、少しでも何もしない時間があると焦るので延々と求人サイトをたぐったりレジュメを見直したり。ごはんを食べたり酒を飲んでいる時は「仕事もしてないくせに」と罪悪感を感じた(でも酒はやめない笑)。仕事って、しててもしてなくても苦労するんだから参るよなあ。
5年前ワーホリでカナダに来た時は英語もダメだしカナダの職探し文化わかんないし性格も引っ込み思案だしで全然仕事が見つからなくて、何十件も面接に落ちた。履歴書はその3倍くらい出したけど返事すらなかった。「今週ダメだったらもう日本に帰ろう」と思った週に奇跡的に拾ってもらえたハンバーガー屋の仕事も、やっぱり英語がダメな上にカナダの通貨の種類がわからず「どれが25¢のコインですか?」とかやってたら「ここは学校じゃないのよ」と言われ初日でクビになった。でもそこで諦めたらたった数ヶ月のカナダでの夢も終わりだと思って、泣きながら「I won't disappoint you, ever again(二度とがっかりさせたりしません)」と引き下がってもう一度だけチャンスをもらってねえ。インターネットで見つけた子供用のゲームを使って、一晩でコインとお札の種類を覚えた。
ほんと、こんなのが昨日のことのようだよ。今は銀行の窓口で英語で接客しながら大金を扱うのが仕事だなんて、うそみたい。(相変わらず数字には弱いです。)
永住権を取ってさあ何でもできるぞという時に、ずっと興味があった映画の仕事を追いかけたりとかもできたはずだけど、30歳の現実を考えたら安定したお給料や福利厚生で働いて休みの日に楽しく映画を見に行くことが、わたしなりに映画を愛する方法なんじゃないかなと思うようになった。自分らしく生きるにはお金が必要なんだよ!好きなことを仕事にできたらそれはいちばん素敵だけど、好きなことっていうのは往々にして金にならない。わたしはいわゆる「やりがい搾取」みたいなものを絶対に許すことができない。仕事した分だけきっちりお金をもらって、定時になったらもう仕事のことは1ミリも考えたくないのだ。そこでたどり着いたのが銀行だったわけ。
わたしはこの就職をメッチャ誇りに思ってますが実は銀行員になるのはそんなに難しいことではないので(まあわたしでもなれるくらいだからな)、次回からは採用プロセスについて紹介します。
前の仕事を辞めてから2ヶ月間努力、努力、努力の毎日で全く心の休まることがない状態でした。「job hunting is a full time job(就活はそれ自体がフルタイムの仕事である)」と俗に言うが、本当にその通り。仕事してないんだから暇やろとばかりに職安の人がどんどんワークショップやら面談をブっこんでくるし(ありがたい話だ)、外に出るとお金使っちゃうから習い事のヨガの時間以外は一切外出できず気持ちの逃げ場がないし、少しでも何もしない時間があると焦るので延々と求人サイトをたぐったりレジュメを見直したり。ごはんを食べたり酒を飲んでいる時は「仕事もしてないくせに」と罪悪感を感じた(でも酒はやめない笑)。仕事って、しててもしてなくても苦労するんだから参るよなあ。
5年前ワーホリでカナダに来た時は英語もダメだしカナダの職探し文化わかんないし性格も引っ込み思案だしで全然仕事が見つからなくて、何十件も面接に落ちた。履歴書はその3倍くらい出したけど返事すらなかった。「今週ダメだったらもう日本に帰ろう」と思った週に奇跡的に拾ってもらえたハンバーガー屋の仕事も、やっぱり英語がダメな上にカナダの通貨の種類がわからず「どれが25¢のコインですか?」とかやってたら「ここは学校じゃないのよ」と言われ初日でクビになった。でもそこで諦めたらたった数ヶ月のカナダでの夢も終わりだと思って、泣きながら「I won't disappoint you, ever again(二度とがっかりさせたりしません)」と引き下がってもう一度だけチャンスをもらってねえ。インターネットで見つけた子供用のゲームを使って、一晩でコインとお札の種類を覚えた。
ほんと、こんなのが昨日のことのようだよ。今は銀行の窓口で英語で接客しながら大金を扱うのが仕事だなんて、うそみたい。(相変わらず数字には弱いです。)
永住権を取ってさあ何でもできるぞという時に、ずっと興味があった映画の仕事を追いかけたりとかもできたはずだけど、30歳の現実を考えたら安定したお給料や福利厚生で働いて休みの日に楽しく映画を見に行くことが、わたしなりに映画を愛する方法なんじゃないかなと思うようになった。自分らしく生きるにはお金が必要なんだよ!好きなことを仕事にできたらそれはいちばん素敵だけど、好きなことっていうのは往々にして金にならない。わたしはいわゆる「やりがい搾取」みたいなものを絶対に許すことができない。仕事した分だけきっちりお金をもらって、定時になったらもう仕事のことは1ミリも考えたくないのだ。そこでたどり着いたのが銀行だったわけ。
わたしはこの就職をメッチャ誇りに思ってますが実は銀行員になるのはそんなに難しいことではないので(まあわたしでもなれるくらいだからな)、次回からは採用プロセスについて紹介します。
3 comments:
おめでとうございます!日本で銀行で働いていたのでことがあるのでカナダの銀行、興味あります(^^)日本の銀行はあわずに辞めましたが。。
わーーーーー!!素晴らしいです!!
おめでとうございます!
わたしも転職したい。。。
ちひろさんの、ブログ貰えますね!
いつかお会いしてみたいものです。。
ワーホリ組
りーばお より
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